井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2009.12.31
こんにちは。
いよいよ今年も、大晦日の今日を残すばかりとなりました。
今年一年間、支えてくださった全ての皆さまに感謝を申し上げます。
さて。
本年最後のブログ記事は、
「シリーズ 和光市で今、起きていること」の最終回です。
◎ 国民健康保険特別会計で起きているコトは !?
◎ “議会”はどこを向いている !?
この2点について、お話します。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
国民健康保険、よく「国保(⇒こくほ)」と略します。
サラリーマン(及びその家族)は、その企業の属する社会保険に、
公務員は、共済保険に加入しています。
また、平成20年度から、75歳以上の方を
後期高齢者医療制度として、別の保険制度に加入するようにしたため、
・75歳以下の
・社保etcに加入していない市民全員が国保加入者だ、ということなります。
※全体で18,000人位の加入者。
※ちなみに、私も国保です。
「保険」というのは、まず、加入者全員が保険料を納め、
いざ医療が必要な時に、医療費を補助してもらえます。
加入者の中には
医療を受ける人もいれば、逆に受けずに済む人もいるため、
その保険料の再分配のような形で運営されていくのです。
和光市をはじめ、全ての自治体では、こうした
・国民健康保険を加入者が保険料を支払い、(=収入)
・加入者が医療を受けたら、補助を出す(=支出)
という、お金の管理するため、
「特別会計」という仕組みを作っています。
これだけならシンプルなのですが、
この特別会計の会計基盤を安定したものにするため、
国や県から、補助を受けています。
また・・・
最近の医療費の高騰などの影響で
国・県の補助金でも足りないので、市の税金(「一般会計」に入るお金)を、
こっちの特別会計に回しています。
※「国保への繰入金」といいます。
これが、国保会計の実状です。
ようするに、「特別会計」が回らなくなってきているのです。
さて、以上が、和光の国保特別会計に起きているコトです。
・・・ただし、実は和光市の国保特別会計に起きていることは、
それだけではなかったのです。
先程触れましたが、
平成20年度に後期高齢者医療制度が始まったことを境に
保険制度が大きく変わった ことはお分かりいただけたと思います。
実は・・・この制度改正の際、和光市では、
事務処理のミスがありました。
(=制度が変わったにも関わらず、それに対応していなかった)
制度改正によって、国からもらえる額は減っていたにもかかわらず、
改正前と同水準、つまり、
多く補助金が入ってくるように、予算が組まれていました。
市役所では、
制度改正初年度の平成20年度と本年度の2年間、
そのことに気づきませんでした。
今年の秋になって、初めてそのことに気付いたのです。
気づかなかった市役所には責任がありますが・・・
それを指摘できなかった議会・・・そして、私、井上という
議員個人としても大きく責任を感じています。
特に、私はこの2年間、この国民健康保険を審査する
文教厚生委員会に所属していました。
また、計算ミスを犯していた1年目にあたる
平成20年度の決算を審査する決算委員会にも所属していました。
12月議会開会後、過去の委員会での自分の発言を議事録で確認したり、
当時のメモなどを見返してみてみましたが、
(多少論点として触れてはいたものの)事態の本質を見抜くところまでは
達していなかったことを、非常に悔しくも思っています。
うちの会派 新しい風では、12月議会終了日までに
「議会(議員)が、今回の気付くことは出来たか?」の調査を行いました。
その結果・・・
「恐らくは(=事態が判明した今だから言える部分も多いのですが)
より多くの資料・数値、経年変化を総合的な判断を今より深くやっていれば・・・
気付ける可能性はあった」、
という考えに至りました。
皆さまには、この点について、心からお詫び申し上げます。
今回、その不足分は国保特別会計の基金(=前年度までの余剰金)を充てたり、
他の基金から繰り入れることで、対応しています。
なので、あくまで、本来の姿に収支を戻した・・・ということなので、
計算ミスの分をまるまる損した、ということではありません。
・・・・もちろん、「だから安心してね。」とは言いません。
その利息分が税金で充てられることになるので、その分、損失はあります。
これから先、大切なことは市がチェック体制の強化・見直しを行うこと、
そして、議会もまた、チェック機能・能力を高めることです。
私個人としても、明日から新たな1年間が始まりますが、
残りの任期の約1年3ヶ月、全身全霊を傾けることを
改めて、ここにお約束させていただきます。
和光市で今、起きていること・・・
それは、先日お話した「一般会計」も(※例:一時借り入れを実施)
(http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/619/)
この特別会計も非常に厳しい状況にあるということです。
だからこそ、私は市役所と議会、そして市民が力と思いを揃えて、
この状況を乗り切らなければならない・・・と思っています。
来年は「誰が本当に市民を見ているか?」が
問われることになる、と考えています。
それは、執行部 対 議会 の関係の中でも起きるでしょうし、
議会の中でも、そこを戦わせる場面もあるでしょう。
その時に、私が、本当に皆さまのほうを向いて、
その上で、議員としての責任を果たしていけるためにも、原点である
「顔の見える活動」を引き続き、行なってまいります。
私が皆さまにとって、身近な議員でいられるように、
皆さまのご指導・ご鞭撻を来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
最後に。
年明けの街頭活動についてお知らせいたします。
1月4日(月)~ 『配るホームページ 第20号』での駅立ちを各地で行います。
また、第20号チラシでの駅立ち終了後、
会派チラシ 『新しい風 第7号』での駅立ちを行ってまいります。
なお、チラシでもご案内をしますが、会派 新しい風では、
2月6日(土) 午前10時~12時
サンアゼリア 会議室A で
新しい風 タウンミーティング を開催します。
参加型イベントとして、
“模擬事業仕分け” を行いますので、そちらもご期待ください。
それでは、皆さま、よい新年をお迎えください。
平成21年 12月31日
和光市議会議員 井上 航
いよいよ今年も、大晦日の今日を残すばかりとなりました。
今年一年間、支えてくださった全ての皆さまに感謝を申し上げます。
さて。
本年最後のブログ記事は、
「シリーズ 和光市で今、起きていること」の最終回です。
◎ 国民健康保険特別会計で起きているコトは !?
◎ “議会”はどこを向いている !?
この2点について、お話します。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
国民健康保険、よく「国保(⇒こくほ)」と略します。
サラリーマン(及びその家族)は、その企業の属する社会保険に、
公務員は、共済保険に加入しています。
また、平成20年度から、75歳以上の方を
後期高齢者医療制度として、別の保険制度に加入するようにしたため、
・75歳以下の
・社保etcに加入していない市民全員が国保加入者だ、ということなります。
※全体で18,000人位の加入者。
※ちなみに、私も国保です。
「保険」というのは、まず、加入者全員が保険料を納め、
いざ医療が必要な時に、医療費を補助してもらえます。
加入者の中には
医療を受ける人もいれば、逆に受けずに済む人もいるため、
その保険料の再分配のような形で運営されていくのです。
和光市をはじめ、全ての自治体では、こうした
・国民健康保険を加入者が保険料を支払い、(=収入)
・加入者が医療を受けたら、補助を出す(=支出)
という、お金の管理するため、
「特別会計」という仕組みを作っています。
これだけならシンプルなのですが、
この特別会計の会計基盤を安定したものにするため、
国や県から、補助を受けています。
また・・・
最近の医療費の高騰などの影響で
国・県の補助金でも足りないので、市の税金(「一般会計」に入るお金)を、
こっちの特別会計に回しています。
※「国保への繰入金」といいます。
これが、国保会計の実状です。
ようするに、「特別会計」が回らなくなってきているのです。
さて、以上が、和光の国保特別会計に起きているコトです。
・・・ただし、実は和光市の国保特別会計に起きていることは、
それだけではなかったのです。
先程触れましたが、
平成20年度に後期高齢者医療制度が始まったことを境に
保険制度が大きく変わった ことはお分かりいただけたと思います。
実は・・・この制度改正の際、和光市では、
事務処理のミスがありました。
(=制度が変わったにも関わらず、それに対応していなかった)
制度改正によって、国からもらえる額は減っていたにもかかわらず、
改正前と同水準、つまり、
多く補助金が入ってくるように、予算が組まれていました。
市役所では、
制度改正初年度の平成20年度と本年度の2年間、
そのことに気づきませんでした。
今年の秋になって、初めてそのことに気付いたのです。
気づかなかった市役所には責任がありますが・・・
それを指摘できなかった議会・・・そして、私、井上という
議員個人としても大きく責任を感じています。
特に、私はこの2年間、この国民健康保険を審査する
文教厚生委員会に所属していました。
また、計算ミスを犯していた1年目にあたる
平成20年度の決算を審査する決算委員会にも所属していました。
12月議会開会後、過去の委員会での自分の発言を議事録で確認したり、
当時のメモなどを見返してみてみましたが、
(多少論点として触れてはいたものの)事態の本質を見抜くところまでは
達していなかったことを、非常に悔しくも思っています。
うちの会派 新しい風では、12月議会終了日までに
「議会(議員)が、今回の気付くことは出来たか?」の調査を行いました。
その結果・・・
「恐らくは(=事態が判明した今だから言える部分も多いのですが)
より多くの資料・数値、経年変化を総合的な判断を今より深くやっていれば・・・
気付ける可能性はあった」、
という考えに至りました。
皆さまには、この点について、心からお詫び申し上げます。
今回、その不足分は国保特別会計の基金(=前年度までの余剰金)を充てたり、
他の基金から繰り入れることで、対応しています。
なので、あくまで、本来の姿に収支を戻した・・・ということなので、
計算ミスの分をまるまる損した、ということではありません。
・・・・もちろん、「だから安心してね。」とは言いません。
その利息分が税金で充てられることになるので、その分、損失はあります。
これから先、大切なことは市がチェック体制の強化・見直しを行うこと、
そして、議会もまた、チェック機能・能力を高めることです。
私個人としても、明日から新たな1年間が始まりますが、
残りの任期の約1年3ヶ月、全身全霊を傾けることを
改めて、ここにお約束させていただきます。
和光市で今、起きていること・・・
それは、先日お話した「一般会計」も(※例:一時借り入れを実施)
(http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/619/)
この特別会計も非常に厳しい状況にあるということです。
だからこそ、私は市役所と議会、そして市民が力と思いを揃えて、
この状況を乗り切らなければならない・・・と思っています。
来年は「誰が本当に市民を見ているか?」が
問われることになる、と考えています。
それは、執行部 対 議会 の関係の中でも起きるでしょうし、
議会の中でも、そこを戦わせる場面もあるでしょう。
その時に、私が、本当に皆さまのほうを向いて、
その上で、議員としての責任を果たしていけるためにも、原点である
「顔の見える活動」を引き続き、行なってまいります。
私が皆さまにとって、身近な議員でいられるように、
皆さまのご指導・ご鞭撻を来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
最後に。
年明けの街頭活動についてお知らせいたします。
1月4日(月)~ 『配るホームページ 第20号』での駅立ちを各地で行います。
また、第20号チラシでの駅立ち終了後、
会派チラシ 『新しい風 第7号』での駅立ちを行ってまいります。
なお、チラシでもご案内をしますが、会派 新しい風では、
2月6日(土) 午前10時~12時
サンアゼリア 会議室A で
新しい風 タウンミーティング を開催します。
参加型イベントとして、
“模擬事業仕分け” を行いますので、そちらもご期待ください。
それでは、皆さま、よい新年をお迎えください。
平成21年 12月31日
和光市議会議員 井上 航
2009.12.29
こんにちは。
2009年もあと3日となりました。
私は今日、近隣自治体の若手議員との、毎議会後恒例の
議案勉強会に参加してきます。
・各自治体でどんな議案が出て、どんな審議がされたのか?
・それぞれの議員がどんな一般質問を取り上げたのか?
などの情報交換をします。とても参考になります。
この勉強会の参加で、私の公(?)の仕事は一段落です。
あとは、このブログを最後の大晦日まで書き続けること と
まだ未完成のチラシ20号を仕上げること が残ってますが。。。
さて。
それでは、今日は シリーズ「和光市で今、起きているコト」です。
今日のテーマは、『一時借り入れ』って何? です。
※本日の朝日新聞 埼玉版でも、
この件が、記事に取り上げられていました。
昨日、TV番組で、「物事の本質を10文字で表せ!」という
SMAPの中居クンが司会の番組をやっていました。(見なかったけど。)
これに倣って10文字で言うと・・・
「借金でなく、アコムだ」 で、どうでしょう?
ちなみに、「借金でなく、アイフルだ」でも
構わない、と思っています。
何が言いたいかというと、一時借り入れは、“すぐ借りてすぐ返す”・・・の
キャッシングのイメージに近い、ということです。
※とはいえ、実際に消費者金融からお金を借りるワケではありません!
その点は、強調しておきます。
自治体は、4月1日~翌年3月31日までを「年度」と考えます。
例えば、和光市だと年間の一般会計予算の規模は
220億円程度です。
言い方を変えると、220億円入ってきて、220億円使うということです。
しかし、この220億円の収入も、4月1日で
全額が揃っているワケではありません。
私たちの税金も含め、年度途中に入ってくるものがあります。
一方、支出については、「職員の給与」は毎月あるし、
工事費の支払いは、契約上の期日というものがあります。
すると、例えば秋頃になると、
“入り”がない(=手元に現金がない)けど、
先に支払いをしなくてはならない瞬間 が
訪れる場合があるのです。
その時、私たち「人間だったら」、どうしますか?
いろんな打開策があると思いますが、
その中の一つに、アコムやアイフルといった
「キャッシングサービス」という選択肢があると思います。
その時に支払いに必要な額を借りて、
入りがあった時点で返す、という方法です。
今回の「一時借り入れ」も、手元に現金がない状態で
職員の給与(=ボーナス)や、大和中学校校舎増築工事の工事費用などを
支払うお金が手元の財布にないから、一時的に借りる・・・というものなのです。
市の借金=市債、と大きく違うのは、
「220億円」という予算の枠を、はみ出て借金するわけではない、ということです。
年度内で、この一時借り入れの6億円は返します。
・・・以上、ざっくりした説明ですが、おわかりいただけましたか?
6億円の借金をする・・・という事とは、少し違うことが
わかっていただけたら十分です。
もちろん、「だから安心してね。」とは言いません。
一時借り入れを行うことだって、手元のお金が無い状態が
この和光市に到来していることを示しています。
「和光市は財政が豊か」
これを合言葉に出来た時代は・・・もう終わった。
そのことを市民も覚悟しなければならないという状態が
和光市で今、起きています。
2009年もあと3日となりました。
私は今日、近隣自治体の若手議員との、毎議会後恒例の
議案勉強会に参加してきます。
・各自治体でどんな議案が出て、どんな審議がされたのか?
・それぞれの議員がどんな一般質問を取り上げたのか?
などの情報交換をします。とても参考になります。
この勉強会の参加で、私の公(?)の仕事は一段落です。
あとは、このブログを最後の大晦日まで書き続けること と
まだ未完成のチラシ20号を仕上げること が残ってますが。。。
さて。
それでは、今日は シリーズ「和光市で今、起きているコト」です。
今日のテーマは、『一時借り入れ』って何? です。
※本日の朝日新聞 埼玉版でも、
この件が、記事に取り上げられていました。
昨日、TV番組で、「物事の本質を10文字で表せ!」という
SMAPの中居クンが司会の番組をやっていました。(見なかったけど。)
これに倣って10文字で言うと・・・
「借金でなく、アコムだ」 で、どうでしょう?
ちなみに、「借金でなく、アイフルだ」でも
構わない、と思っています。
何が言いたいかというと、一時借り入れは、“すぐ借りてすぐ返す”・・・の
キャッシングのイメージに近い、ということです。
※とはいえ、実際に消費者金融からお金を借りるワケではありません!
その点は、強調しておきます。
自治体は、4月1日~翌年3月31日までを「年度」と考えます。
例えば、和光市だと年間の一般会計予算の規模は
220億円程度です。
言い方を変えると、220億円入ってきて、220億円使うということです。
しかし、この220億円の収入も、4月1日で
全額が揃っているワケではありません。
私たちの税金も含め、年度途中に入ってくるものがあります。
一方、支出については、「職員の給与」は毎月あるし、
工事費の支払いは、契約上の期日というものがあります。
すると、例えば秋頃になると、
“入り”がない(=手元に現金がない)けど、
先に支払いをしなくてはならない瞬間 が
訪れる場合があるのです。
その時、私たち「人間だったら」、どうしますか?
いろんな打開策があると思いますが、
その中の一つに、アコムやアイフルといった
「キャッシングサービス」という選択肢があると思います。
その時に支払いに必要な額を借りて、
入りがあった時点で返す、という方法です。
今回の「一時借り入れ」も、手元に現金がない状態で
職員の給与(=ボーナス)や、大和中学校校舎増築工事の工事費用などを
支払うお金が手元の財布にないから、一時的に借りる・・・というものなのです。
市の借金=市債、と大きく違うのは、
「220億円」という予算の枠を、はみ出て借金するわけではない、ということです。
年度内で、この一時借り入れの6億円は返します。
・・・以上、ざっくりした説明ですが、おわかりいただけましたか?
6億円の借金をする・・・という事とは、少し違うことが
わかっていただけたら十分です。
もちろん、「だから安心してね。」とは言いません。
一時借り入れを行うことだって、手元のお金が無い状態が
この和光市に到来していることを示しています。
「和光市は財政が豊か」
これを合言葉に出来た時代は・・・もう終わった。
そのことを市民も覚悟しなければならないという状態が
和光市で今、起きています。
2009.12.28
こんにちは。
今週末、私は世田谷区議会議員の
中塚さちよ議員の区政報告会に参加してきました。
http://www.k4.dion.ne.jp/~clis/toppu.html
中塚議員は、私と同じく「ドットジェイピー出身議員」です。
これは、
「議員インターンを経験して、その後、議員になった」、ということで
全国に20人くらいの仲間がいます。
不定期ですが、各地の情報交換をして、互いに切磋琢磨しています。
今回、参加した理由は仲が良いから・・・というだけでなく、
呼ばれたのです。コーディネーター として!
何のコーディネーターか、というと・・・
区政報告会のイベント、
『模擬事業仕分け』 のコーディネーター(=司会)です。
今、中塚さん自身も学生インターンの受け入れを行なっていて、
その学生さん達からのアイディアで、
「自分たちでも、事業仕分けをやってみよう!」というイベントです。
そこで、
自治体での事業仕分けを経験している和光市の議員仲間
ということで呼ばれたわけです。
この区政報告会は、2部構成で
第1部が、中塚議員の区政報告会と、地元の衆議院議員&都議会議員が来て
国・都・区の話を同時に聞ける・・・という報告会。
その第2部として、模擬事業仕分けが行われました。
模擬・・・といっても、仕分け対象事業は
実在する世田谷区の事業です。
「どの事業を仕分け対象にするか?」も学生や中塚議員が
区民の親しみやすさetc から考えた結果、
「教育の情報化の推進」 という事業の
要・不要を仕分けることにしました。
私は模擬仕分けの前に、
「事業仕分けについて」というテーマで、
5分ほど和光での経験などをお話しした後、
模擬仕分けに入りました。
仕分け人には、第1部にも参加した
・都議会議員 2名 に加え、
・市民代表 1名
・学生 2名
という手ごわい構成。
肝心の「官僚(=区職員)」役を中塚議員が務めます。
ルールは、本物の事業仕分けとまったく一緒。
最初に、「事業説明」を区職員役が行い(5分間)、
その後、質疑(約20分間)に入ります。
唯一、本物と違うのは、
・会場の参加者も、“仕分け人”として質問が出来ること
そして、
・参加者にも、「要」「不要」の最終判断を出してもらう
ことです。
幸いに・・・というか、この「教育の情報化の推進」は、
和光市でも「コンピューター教育推進」という事業名で
事業仕分けの対象となっていました。
ようは、この事業を行うコトで、
・教員用のPCを購入し、教員の業務効率を推進
・各教室に校内LANを整備し、パソコンを使った授業が出来る
・パソコンを使いこなす教員を育成する
といったことが、可能になる・・・ということです。
質疑が始まると、仕分け人からは、
「じゃあ、PC使ってどんな授業が行われてるんだ?」といった質問が出ると・・・
職員役は、
「PCとプロジェクターを組み合わせ、映し出して、わかりやすく説明が出来ます。」
と答弁します。
「そんなの職員が生徒一人一人を見て回ればいいじゃないか!」と応酬・・・。
本物さながらで、
会場の参加者からも、実に的確なツッコミが入る場面も。
最終的には、仕分け人の結果は、
「不要」 0人
「民間」 0人
「国・県・広域」 1名
「区(要改善)」 4名
「区(民間委託)」 0名
「区(現行通り)」 0名
という結果でした。
また、“会場仕分け人”の結果も、
「区(要改善)」が圧倒的多数を占めました。
やり終えてみての私の感想は、
「非常に面白い取り組みだった」ということと、「良い経験になった」
ということです。
中塚議員も、区職員役、おつかれさまでした。
激しいツッコミを受け、追い込まれる場面もありましたが、
これを通して、区職員の気持ちがわかり、きっと今まで以上に
議員活動に磨きを掛けられるのではないかな、と思います。
さて。
最後は、告知で締めたいと思います。
実は、私が今回、コーディネーターをお引き受けしたのには、
もう一つの理由があります。
それは、和光でも “模擬事業仕分け” をやるからです。
私たちの会派「新しい風」のタウンミーティングのイベントとして、
「議会費」の事業仕分けを行います。
言ってみれば、“議会仕分け”です。
・・・といっても、
「○○議員は要」、「▲▲議員は不要」と、議員を仕分けるわけではありません
議会運営のために使われている約2億2000万円の使われ方について、
市民の皆さんと一緒に見ていこう、というものです。
日時・場所は、来年の
2月6日(土) 午前10時~12時
サンアゼリア 会議室A です。
今後も、PRしていきますので、是非皆さまご参加ください。
PRのためにキャッチコピーを考えようかと思います・・・
「求む、蓮舫!? あなたも仕分け人!」・・・なんてのはどうでしょうか。
今週末、私は世田谷区議会議員の
中塚さちよ議員の区政報告会に参加してきました。
http://www.k4.dion.ne.jp/~clis/toppu.html
中塚議員は、私と同じく「ドットジェイピー出身議員」です。
これは、
「議員インターンを経験して、その後、議員になった」、ということで
全国に20人くらいの仲間がいます。
不定期ですが、各地の情報交換をして、互いに切磋琢磨しています。
今回、参加した理由は仲が良いから・・・というだけでなく、
呼ばれたのです。コーディネーター として!
何のコーディネーターか、というと・・・
区政報告会のイベント、
『模擬事業仕分け』 のコーディネーター(=司会)です。
今、中塚さん自身も学生インターンの受け入れを行なっていて、
その学生さん達からのアイディアで、
「自分たちでも、事業仕分けをやってみよう!」というイベントです。
そこで、
自治体での事業仕分けを経験している和光市の議員仲間
ということで呼ばれたわけです。
この区政報告会は、2部構成で
第1部が、中塚議員の区政報告会と、地元の衆議院議員&都議会議員が来て
国・都・区の話を同時に聞ける・・・という報告会。
その第2部として、模擬事業仕分けが行われました。
模擬・・・といっても、仕分け対象事業は
実在する世田谷区の事業です。
「どの事業を仕分け対象にするか?」も学生や中塚議員が
区民の親しみやすさetc から考えた結果、
「教育の情報化の推進」 という事業の
要・不要を仕分けることにしました。
私は模擬仕分けの前に、
「事業仕分けについて」というテーマで、
5分ほど和光での経験などをお話しした後、
模擬仕分けに入りました。
仕分け人には、第1部にも参加した
・都議会議員 2名 に加え、
・市民代表 1名
・学生 2名
という手ごわい構成。
肝心の「官僚(=区職員)」役を中塚議員が務めます。
ルールは、本物の事業仕分けとまったく一緒。
最初に、「事業説明」を区職員役が行い(5分間)、
その後、質疑(約20分間)に入ります。
唯一、本物と違うのは、
・会場の参加者も、“仕分け人”として質問が出来ること
そして、
・参加者にも、「要」「不要」の最終判断を出してもらう
ことです。
幸いに・・・というか、この「教育の情報化の推進」は、
和光市でも「コンピューター教育推進」という事業名で
事業仕分けの対象となっていました。
ようは、この事業を行うコトで、
・教員用のPCを購入し、教員の業務効率を推進
・各教室に校内LANを整備し、パソコンを使った授業が出来る
・パソコンを使いこなす教員を育成する
といったことが、可能になる・・・ということです。
質疑が始まると、仕分け人からは、
「じゃあ、PC使ってどんな授業が行われてるんだ?」といった質問が出ると・・・
職員役は、
「PCとプロジェクターを組み合わせ、映し出して、わかりやすく説明が出来ます。」
と答弁します。
「そんなの職員が生徒一人一人を見て回ればいいじゃないか!」と応酬・・・。
本物さながらで、
会場の参加者からも、実に的確なツッコミが入る場面も。
最終的には、仕分け人の結果は、
「不要」 0人
「民間」 0人
「国・県・広域」 1名
「区(要改善)」 4名
「区(民間委託)」 0名
「区(現行通り)」 0名
という結果でした。
また、“会場仕分け人”の結果も、
「区(要改善)」が圧倒的多数を占めました。
やり終えてみての私の感想は、
「非常に面白い取り組みだった」ということと、「良い経験になった」
ということです。
中塚議員も、区職員役、おつかれさまでした。
激しいツッコミを受け、追い込まれる場面もありましたが、
これを通して、区職員の気持ちがわかり、きっと今まで以上に
議員活動に磨きを掛けられるのではないかな、と思います。
さて。
最後は、告知で締めたいと思います。
実は、私が今回、コーディネーターをお引き受けしたのには、
もう一つの理由があります。
それは、和光でも “模擬事業仕分け” をやるからです。
私たちの会派「新しい風」のタウンミーティングのイベントとして、
「議会費」の事業仕分けを行います。
言ってみれば、“議会仕分け”です。
・・・といっても、
「○○議員は要」、「▲▲議員は不要」と、議員を仕分けるわけではありません
議会運営のために使われている約2億2000万円の使われ方について、
市民の皆さんと一緒に見ていこう、というものです。
日時・場所は、来年の
2月6日(土) 午前10時~12時
サンアゼリア 会議室A です。
今後も、PRしていきますので、是非皆さまご参加ください。
PRのためにキャッチコピーを考えようかと思います・・・
「求む、蓮舫!? あなたも仕分け人!」・・・なんてのはどうでしょうか。
2009.12.24
こんにちは。
昨日、行なった「井上わたるの茶話会」の様子を
見ていただこうと思って、写真を載せています。
※デジカメで撮った写真をアップする術が未だにわからないので、
PC画面を携帯カメラで写しています。
今回の会場には、ホワイトボードがあり、
マグネットが使えるので、
オリジナルの「イラストマグネット」を作成しました。
今回、こうしたマグネットを使って、お話したのが
◎ 和光市 史上初の “一時借り入れ”とは !?
◎ 国民健康保険特別会計で起きているコトは !?
◎ “議会”はどこを向いている !?
といったテーマです。
お金の流れなど、なんとか目に見える形にしたくて
今回から、取り入れてみました。
まだまだ工夫の余地はあると反省していますが、
これからも、わかりやすいをモットーに! を
続けていきたいと思います。
なお、今回お話した3つのテーマが、
年末までに、このブログで綴りたいと思っている
「今、和光市で起きているコト」の内容です。
この先、記事をアップしていきますので、
お時間あるとき、ご覧ください。
昨日、行なった「井上わたるの茶話会」の様子を
見ていただこうと思って、写真を載せています。
※デジカメで撮った写真をアップする術が未だにわからないので、
PC画面を携帯カメラで写しています。
今回の会場には、ホワイトボードがあり、
マグネットが使えるので、
オリジナルの「イラストマグネット」を作成しました。
今回、こうしたマグネットを使って、お話したのが
◎ 和光市 史上初の “一時借り入れ”とは !?
◎ 国民健康保険特別会計で起きているコトは !?
◎ “議会”はどこを向いている !?
といったテーマです。
お金の流れなど、なんとか目に見える形にしたくて
今回から、取り入れてみました。
まだまだ工夫の余地はあると反省していますが、
これからも、わかりやすいをモットーに! を
続けていきたいと思います。
なお、今回お話した3つのテーマが、
年末までに、このブログで綴りたいと思っている
「今、和光市で起きているコト」の内容です。
この先、記事をアップしていきますので、
お時間あるとき、ご覧ください。
2009.12.23
こんばんは。
本日は午後2時から(予定より少し延びて)4時30分まで
井上わたるの茶話会を開催しました。
サンアゼリア 会議室での開催は初めてでしたが、
とても良い会場でした。
(※入口がホールとは別の場所なので、わかりにくいのだけ難点)
↓
(※次回からは、地図に入口の場所も書いておきます。)
※会場前に設置した案内看板。
会場設営のため、13時頃、サンアゼリアに着くと
何やらすごい行列が・・・200人くらい並んでたでしょうか・・・???
「ひょっとして、これ皆、茶話会に・・・????」
・・・だったら良いんですが、それはダンスの発表会の
観客の列でした
ただ、私にとっては、その行列にも負けないくらい嬉しかったのは、
今回の茶話会に、17名の方がお越しくださったことです。
年末のお忙しいところ、本当にありがとうございました。
まずはその御礼を。
そして、茶話会の内容については、また後日お話します。
※会場前の看板
本日は午後2時から(予定より少し延びて)4時30分まで
井上わたるの茶話会を開催しました。
サンアゼリア 会議室での開催は初めてでしたが、
とても良い会場でした。
(※入口がホールとは別の場所なので、わかりにくいのだけ難点)
↓
(※次回からは、地図に入口の場所も書いておきます。)
※会場前に設置した案内看板。
会場設営のため、13時頃、サンアゼリアに着くと
何やらすごい行列が・・・200人くらい並んでたでしょうか・・・???
「ひょっとして、これ皆、茶話会に・・・????」
・・・だったら良いんですが、それはダンスの発表会の
観客の列でした
ただ、私にとっては、その行列にも負けないくらい嬉しかったのは、
今回の茶話会に、17名の方がお越しくださったことです。
年末のお忙しいところ、本当にありがとうございました。
まずはその御礼を。
そして、茶話会の内容については、また後日お話します。
※会場前の看板
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