井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.08.20
こんにちは。

前回と今回のブログのタイトルで
『イノウエワタルでございます。』と書きました。

これは、実はこの漫画のタイトルをもじったモノです。



というのは、この漫画
「タネダミキオでございます。」は、
私自身も世話になり、そして、今、受入れを行っている
学生インターンの仲立ちをしてくれている
NPO法人 ドットジェイピー http://www.dot-jp.or.jp/
の代表 佐藤大吾氏が監修協力を
しているのです。

25歳のフリーターが、ふとしたキッカケから
架空の町「羽城市」の市議会議員を目指す、という
ストーリーです。



(この先はネタバレです。)


この漫画の最後に、当選を果たしたタネダミキオに
先輩議員が次のような言葉を掛けます。


※実は、その「先輩議員」というのは、
NPOドットジェイピーにゆかりのある実在の議員さんが
漫画内に登場しているのです。

西宮市議会議員 今村岳司 さんです。

http://xdl.jp/index.html


その言葉は、
私の当選後の活動の軸として、
支えてくれた言葉です。


「ええか、市議会議員ちゅうーんわな、
遊んどったら金は貯まるけど  
俺みたいに各地の勉強会に出て
本を買うては学び
若いヤツに政治を教え
メシまで作ってやっとると いくらあっても金なんか足らん!!

オマエならなおさらや!!
金借りてでも必死に学ばんかい!!

4年間は短いで!! 」


自分に常に言い聞かせ、
今、自分を振り返って
必死で学んでこれたとは思います。


※ちなみに、なんとか「金を借りる」ってことなく
やってこれています。

でも、もちろん、「まだまだ!」と
ダメ出しすることはいくらでもあります。


最後の最後まで
この言葉を実行した活動をしていきたいと思います。


2010.08.18
こんにちは。

私が受け入れを行なっている学生インターンは、
NPO法人 ドットジェイピー が
http://www.dot-jp.or.jp/
議員と学生の仲立ちをしてくれています。

そのおかげで、私も安心して
受入れを行うことが出来ます。


2010夏のインターンも、お盆前の先週で
前半戦第1部を終了しました。


3名の感想を載せたいと思います。



◆内藤くん

インターンの前半が終わり、今まで知らなかった
地方議会の実情を知ることがで
きました。

議員としての職務を全ての議員が
真っ当していないという現状もあるようです。

何が議員としての職務なのかと
定義付けるのは難しいかもしれませんが、
年に4回ある議会での一般質問は選挙で選ばれた議員としては
必ず行うべき職務
であると思います。

それを年に1回しか行わない議員が
多くの地方議会で実際に存在するようです。

同じ報酬を貰っている議員同士の仕事内容に
格差が生じることはかなり問題だと
思います。

選ぶ立場である私たち有権者も
議員を見抜く目が必要だと考えます。


◆小川さん

インターンシップを通して議員に対する見方が
大きく変わりました。

井上議員は議会のない時も茶話会を開いたり
視察に行ったりして一般質問に向けた
情報収集を欠かしません。

常に積極的に取り組む姿勢を見習いたいと思いました。

短い期間でしたが、多くの人に出会えて楽しかったです。
後半もよろしくお願いします


◆石塚さん

私はインターンをする前は
議員さんは雲の上の存在だと思っていました。

しかし、駅立ちや茶話会を行うなど
市民の方と積極的に交流をもち、
身近な存在なのだと感じました。

また、実際に条例(=議会基本条例)を
作成する現場を見せていただきました。

条例は人間が何度も何度も話し合って作られた、
とても人間味のあるものだと感じ、
たいへん印象的でした。
 



3人のインターンが
以上のような感想を寄せてくれました。
 

確かに、受入れを開始した8月に入ってからの2週間は、
私の経験の中でも、本当に密度の濃い時間を
過ごしてもらうことが出来たと思います。


もちろん、良いところばかりじゃなく、
議員として、不甲斐ない場面も見られることになるし、
期間中、社会人としてマヌケなこともしてしまいました。

でも、それ全部を感じてもらうのが、
インターンだと思ってます。

残り9月末まで、こちらこそよろしく。


そして、市民の皆さま、市役所の職員の方にも
是非温かくご指導いただければと思います。









2010.08.16
こんにちは。

3日に渡ってお伝えしてきた
「若手政治家養成塾」も今日で一区切りです。

最終結果 はこちら!


この写真をアップにして
ご覧いただけたら、と思います。






今回の「模擬選挙」では、

【第1部】のポスター投票で
ダントツ1位を獲得した塾生が、
その後の【第2部】の他塾生の追随を振り切り、
1位になる・・・
という結果となりました。

あくまで、通常の選挙とは違い、
ポスターの出来栄えのみで審査してもらったのですが、
ポスターの重要性を、今まで以上に感じさせられました。

(※現職の議員にとっても、刺激的な結果でした。)



ただ、それ以上に興味深い結果だったのは、
そのポスターでダントツ票を集めた塾生は、
【第2部】の立会演説会では、票が伸びなかった
・・・ということです。


昨日学生が感想文の中で述べてましたが、
いかに聞きやすく、心のこもった演説が出来るか・・・、
演説では、そこが問われているのだと思います。

ポスターなどのツールを通して、個性を伝えること、
そして、心のこもった演説をすること―


どちらも、必要な「議員力」なんだと思います。






さて、2月から準備等、色々大変なこともありましたが、
終わってみるとあっという間の時間でした。

塾生から
「良い塾だった」
「カリキュラムごとに自分が成長するのがわかった」といった
言葉をもらい、私も本当にやってよかった、と思いました。

私自身も多くを学ばせていただきました。
塾生、協力議員の皆さん、
そして、ずっと手伝ってくれた友人に心から感謝しています。



さて。

今回の塾で伝えたこと
今度は私自身が実践する番です。



私が、この塾で一番多く使った言葉、
それは「大義名分」です。

大義名分があるものが、選挙を戦い抜き、
そして、
当選に近づく事が出来て、
当選した際には、議員としての活動の“軸”が出来る
 ―と。


塾生に伝えたこの言葉は、
「どんな選択にも、この大義名分がなければならない」、
私の尊敬する政治家の言葉がもとになっています。


日常の議会・議員の仕事をしながらも、
一度、私も、政治の原点に触れ、
自分自身をじっくり見つめる時間を作りたいと思います。





2010.08.15
こんにちは。

Part1、2と続いて報告してきた
「若手政治家養成塾 模擬選挙」。


今日は、
【第2部】は、立会演説編の話です。
 
塾生が自身のまちでの立候補を想定して、
政策や政治信念・まちづくりの将来像を語ります。
 
それに対して、養成塾の協力議員やボランティアの有志に
参加してもらい、内容・表現力・メッセージ性などを
各審査員が、塾生1人につき、10点満点で採点する。

というルールです。




ハッキリ言って、審査員は
かなり手厳しかったです。

若手の演説やり慣れてる面々のチェックですから。


進行は、
ポスター番号の順番でマイクをもちます。







中には、覚えきれず、原稿を置いてやる塾生も・・・。





やっぱりそれだと、
表情も下向きになるし、熱意が伝わりません。


こういう部分も審査項目に入っています。




※結果・総括は「Part4」で。


少し私自身の話をしますが、

私は、極力、日常の活動では
マイクを持ちません


それは、朝の通勤・通学でマイクを持っても、
私自身がサラリーマンの時、足を止めて
聞いている余裕なんてなかったからです。



でも、塾生の必死にやっている姿をみると、
なんかウズウズしてくるんです。

友人の議員の選挙の手伝いをしている時も
候補者よりも長く演説してしまうことも。。。(^_^;)

きっと、好きなんだと思います!





ただ、そのままの演説じゃなく、
何か工夫をした、聴きやすい演説・・・
それを今、模索中です。




それでは、ここで、この2部で
審査員も務めた「学生インターン」の感想を
紹介して、今日の記事を終えたいと思います。

明日は、ラストのPart 4です。



◆内藤くん

演説を評価する投票では、
選挙の恐ろしさを知ることができました。

といいますのは、ポスターの印象が判断基準となる
街中の投票ではダントツ1位だった塾生が
演説で評価する投票では最下位であったということです。

単純に直接会って演説を聞かない方が票が入る・・・
ということになると政治家としては致命的です。

選挙はポスターなどの戦略的な部分もありますが、
一番大切なのは中身のある演説ができるかどうか
なのだと思います。


◆石塚さん


模擬選挙の二部では、街頭演説を聞かせていただきました。

演説では、塾生の方の経験を踏まえたマニフェスト(=政策)が
たいへん説得力があると思いました。

そして声が聞き取りやすく、堂々としている方が
何かやってくれそう!!と思わせられるのだと感じました。
 


◆小川さん

最終講義後半は模擬立ち会い演説を行いました。

3分間という短い時間の中に自分の伝えたいことを
まとめあげるということは難しいことですが、
塾生の方々は最後までやり遂げていました。

皆さんの政治に対する誠実で
熱い思いを聞くことができて勉強になりました。




2010.08.14
若手政治家養成塾、最終講義―

模擬選挙。



それらしい演出も工夫してあります。

例えば、ポスターを貼る順番。
それも、本番さながら「くじ引き」で決めました。

で、本番もそうなのですが
「ポスター番号を決めるくじ引き」をひく順番を決めるくじ引き
・・・というのを行ないます。

それもキチンと行ないました。




(抽選の様子。
会場の空気が張り詰めていました。)



さて、ここから先は、浦和駅に出掛け、
【第1部】 街頭演説&ポスターアンケート編
スタートです。



一番、雰囲気を伝えやすいのは、
やはり養成塾のブログだと思うので、
こちらをまずはご覧ください。


http://wakateseijika.seesaa.net/

塾生は、講義で、教室内での練習はしていましたが、
街頭で行なうのは初めてです。

ギリギリまで、原稿に目を通そう、と
努力されてた姿がとても印象的でした。


さて一方この時、街頭演説と同時に、
もうひとつの「審査」が行なわれています。

「ポスター投票」です。



そして、浦和駅利用者の方に、
塾生各自のポスター(デザイナーに作成協力を依頼)
貼ったパネルに、気に行った塾生のポスターに
「シール」を貼って投票してもらう、という方法です。

このアンケートには、
学生インターン、協力議員、そして
ボランティアの方が協力してくださいました。

そして、思いのほか、
駅利用者の方に足を止めていただいたおかげで、
目標以上の「投票」をしてもらえました。




※結果は「Part 4」で。



この時の学生インターンの感想を
ご紹介します。




◆小川さん





駅立ちの経験から今回も大丈夫だろう、
と思っていましたが、想像以上に大変でした。

初めのうちはただ声をかけるだけだったので
あまり回答が得られませんでした。

そこで思い切って積極的に協力をお願いすると
快く応じてくださる方が多く貴重なご意見を頂くことができました。

協力して頂いた方々に改めて感謝を伝えたいです。


続いて


◆石塚さん




私は、模擬選挙で街頭の方に声をかけて、
一番よいと思うポスターにシールを
貼っていただくという調査をしました。

はじめは、自分から積極的に動くというのが、
たいへん難しかったです。

また、ポスターは何より有権者の目を引き、
好感を持ってもらうことが重要なのだと感じました。



最後に

◆内藤くん (彼自身がカメラマンだったため写真なし。)

模擬選挙の際の票(シール)集めはかなりしんどかったです。

まず通行人に我々がどのような団体で、
今何をしているのかを伝えることに苦労しました。

一般通行人からしたら私たちは
得体の知らない団体に見られていたと思います。。。

その中で通行人にお時間を頂くことの難しさも痛感しました。

もちろん断られることの方が多いわけで、
政治活動には強い精神力に加え、確固とした志が
必要だと身をもって感じました。

これは和光市駅でのチラシ配りに
共通する部分もあると思います。



それでは、【第2部】に続く。


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