井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.09.10
こんにちは。

一昨日、9/8(水)に
決算委員会の傍聴をしたのち、
ゆめあい和光へいってきました。


※施設の詳細はコチラ。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5981/_5982/_5985/fuku_9_1.html


私の訪問目的は、
今回の一般質問で取り上げる
「福祉避難所」についての調査です。
http://www.city.wako.lg.jp/var/rev0/0006/3615/201091155825.pdf



また、私は是非、
「学生インターンにもこの施設を見せてあげたい」
・・・と思っていました。


福祉について勉強したい・・・という学生もいたので、
全国でも珍しい福祉の複合施設である「ゆめあい和光」は
是非、押さえておきたい見学先、と思っていたのです。


今回、社協の職員さん、そして、
保健福祉部の職員さんに丁寧な対応をいただきました。

私としても、そして学生としても、
有意義な調査・見学ができました。
ありがとうございます。



私の一般質問では、

○ ゆめあい和光を「福祉避難所」として、
どう活用していくか?


また、

○ ここだけでは絶対的に足りない!
今後、どう広げていくか?


という視点で、切り込んでいきますので、
傍聴にも是非お越しください。


日時は、
9月17日(金) 午前9時~
 です。



そして、今回のゆめあい見学の感想を
学生たちが書いていますので、ご覧ください。


◆ 石塚さん 「ゆめあい和光で感じたこと」 

今日の午後は、老人介護や知的障害、精神障害などの
施設を集約した「ゆめあい和光」の視察をさせていただきました。

もともと福祉への興味が私のインターンをするきっかけでした。
そのため、障がい者の方が一生懸命、和気藹々と
働く姿は印象深く、やはり働くということは
人の生きる喜びなのだと実感しました。

また、利用者の方がいろいろなことに挑戦する姿を見て、
私も負けていられないと思いました。



◆ 小川さん 「ゆめあい和光を視察して」

今日の午後は、和光市にある福祉施設「ゆめあい和光」の
視察をさせていただきました。

この施設は全国でも珍しく知的障害、精神障害、老人介護という
複数の施設が同じ建物内にあります。

複数の施設が互いに連携し合うことで、
一つの施設ではできない幅広い交流がなされていました。

また、施設職員の方と利用者との間に
信頼関係が築かれていることが印象でした。


===


<井上のコメント。>

インターンでは、可能な限り、色々な経験を
させてあげられたら・・・と思っています。

でも、こっちで用意できる機会には
限りがあるのも事実です。

是非、皆ひとりひとりが興味のあることを
深めていってください。

そして、インターンを通して感じたことを
例え、この2か月間のインターン期間が終わっても、
彼らには是非、活かしていってもらいたいと思っています。




2010.09.09
こんにちは。

「総括質疑」での私の質問内容については、
来週の常任委員会開催に合わせて、
述べたいと思います。


昨日から、
「平成21年度分 の決算審査をする特別委員会」
始まっています。

私は今回メンバーから外れているため、
傍聴という形で、審議を見ています。

この決算委員会を、学生インターンにも聞いてもらいました。

その感想はコチラ。



◆ 内藤くん  「決算委員会を終えて」

決算委員会を傍聴して強く印象に残ったことは、
高所得者の税金滞納です。

21年度の時点で和光市には
億単位での税金滞納が存在します。

もちろん、所得が低いために
税金を納められない場合もありますが、
一方で年収500万円を超える世帯が
滞納している事実もあります。

最近では、自治体のムダ使いが騒がれていますが、
市民が最低限の義務を果たさない限り
市も必要な政策がとれないのではないかと思いました。
 

<井上のコメント。>

この「滞納」については、毎議会・毎年の決算で
指摘がされます。

市にも工夫の余地はあるので、
今度、催告のコールセンターを設ける等の
対応をしています。

・・・が、やはり納税の義務は、
市民一人一人が果たさなければなりません。

キチンと納めている人に対して、
納めないことは許されません。

もちろん、急激な経済不況で納税ができない方も
いると思いますが、
担当課も、「まずは納税相談に来てほしい。」と、
昨日の決算でも言っていました。

分割など様々な解決策が
取られていますので、一度ご相談ください。



さて。

決算委員会は今日も行われています。
予定では、来週の水曜日まで続きます。

http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/sigi_sam_7.html

誰でも傍聴可能です。

議会事務局に立ち寄っていただき、
「傍聴証」を受け取ってください。




2010.09.08
こんにちは。

昨日(9/7)は、委員会に先駆けての
「総括質疑」を行いました。

今回は10人が質問に立ち、
私も10番手として質問を行いました。

※内容は、明日のブログで。


今日は、その総括質疑を聞いた
学生インターンの「感想」を紹介します。


◆ 石塚さん

今日は、総括質疑を傍聴しました。
前回の議会開会の際に比べ、本格的な質疑がなされていました。

議員さんの職員さんに対する質問は、指定管理者制度や
建設整備に関するものに集中していたのが印象的でした。

また、議員さんによって質問の仕方が違い、
簡略に職員さんに分かりやすい質問をする方もいれば、
自分の主張が先行する方もいてたいへん興味深かったです。



<井上のコメント。>

本来、総括質疑とは、サッカーで言うところの
「仲間へのパス」 のようなものだと思っています。

委員会という本番で、審議しやすいため、
前提となる話や、議会全体で知っておくことを
尋ねる場・・・だと。

だから、主張の先行は本来よくはないですね。
私も1年目の時、注意されたことがありました。


◆ 小川さん

今日の議会は、総括質疑を行いました。
総括質疑では、自分の所属していない委員会の
取り扱っている議題について質問が出来る機会です。

議員さんによって、質問の仕方に違いがあり、
個性が出ていました。

議員さんがどのようなことを質問しているか、
それに対して職員の方がどのように返答しているかに着目して
傍聴していきたいです。



<井上のコメント。>

小川さんの言う通り、質問できるのは、
自分の所属していない委員会の議案についてです。

でも、当然、その全てに質問しなければならない・・・
というわけではありません。

私も今回は、
・保育クラブ(=学童)で働く職員さんの給与の考え方
・ホームヘルパー2級 習得支援
という関心の高い2点についてのみ、質問しました。



さて。

今日から1週間、「決算委員会」が始まります。

私も可能な範囲で、傍聴をしたいと思います。








2010.09.06
こんにちは。

今日は週末、各自が読みこんできた議案について
会派「新しい風」の中で、“刷り合わせ”作業をしました。

私は総務委員会なので、
市民建設委員会や文教厚生委員会の質疑には
参加できません。

(※本当に確認したいことは、明日の「総括質疑」で
事前に尋ねることができます
。)


うちは3人の議員が、3つの委員会に
それぞれ1名ずつ所属しているので、
質問を託すことが出来ます。

その打ち合わせをしていました。


さて。

先日の議会初日(9/2・木曜日)に、
学生インターンの3名は、人生で初めて、
生の議会傍聴
をしました。

今日は、その感想をご紹介します。



◆石塚さん

今日は初めて議会を見学しました。
議会は、議会運営委員会とはまた違った独特の雰囲気で、
私まで緊張してしまう程でした。

また、よく国会などで、議会で眠ってしまう
議員さんがいらっしゃいますが、
予算など話が数字の話になるとたいへん退屈で
なんだか議員さんの気持ちがわかる気がしました。
 

<井上のコメント>

・・・正直でよろしいです。

特に、数字の話の時は、傍聴席にも資料があれば
集中できて、眠さもなくなるのでしょうが、
今は全員に配布する体制が取れてないですからね。。。

今後の検討課題です!



◆小川さん

昨日は和光市議会初日を傍聴しました。
地元の市議会をローカルテレビで少し見たことはありましたが、
議会をきちんと傍聴したのは初めての体験で新鮮でした。

和光市は議員の質問に対して
すぐに職員が答えるという形式でしたが、
市によって議会の進め方が異なるとのことで、
市の特色が出るのだなと思いました。




<井上のコメント>

是非、今度地元の議会も、
生で傍聴してみてくださいね。

進め方だけでなく、議場も、それぞれの議会で
作りが違います。

(例えば、新座市議会は傍聴席が非常に近く、
まるで手が届きそうなくらいです。)



◆内藤くん

議会の傍聴を終えてみて、
議員と役人(執行部)とのやりとりが少し寂しく感じました。

と言うのも、和光市の議会では
執行部に反問権がなく(ほとんどの自治体でないそうですが)
執行部が議員の質問に
一方的に答える形式になっているからだと思います。

中身の濃い議論を進めるには反問権は必須だと感じました。


<井上のコメント>

確かに、和光市に限らず、どの議会の実状も
基本は
議員=オフェンス
執行部(市役所)=ディフェンス
の構成です。

それを一歩踏み込んで、議論を深めようとするとなると
市役所側にも、質問や確認、
突き詰めれば、反論も出来るようになれば
議論は盛り上がるはずです。

現在、和光市議会が制定を目指している
「議会基本条例」では、そのうち、
質問の趣旨や意図を“確認”するため、質問できる権利を
市役所側も有するように、議会の改革を進めていく予定です。



以上、学生インターンによる
議会傍聴記の第1弾でした。
※今後も続きます。


明日は、朝9時から
総括質疑です。





2010.09.04
こんにちは。

9月議会では、もうひとつ大きな議案が
動き出します。


それが、
「第4次 和光市総合振興計画 基本構想」
定めること―

です。


9月議会でこの基本構想
「議案」として上がってきました。

ただ、それはこの議会中に決着付けよう・・・
というのではない
のです。

9月議会と次の12月議会の間の
10月、11月を使って審議を行います。


(=「休会中の継続審議」といいます。)



この計画は

これから先の10年間(=平成23年~32年度)
和光市がどのような計画で市政運営をするか?


を綴った計画です。

※こちらを参照ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5684/_5699/keikaku4.html


この計画は、私にとって
本当にやってみたい仕事 です。


10年に一度作る計画・・・であるから、
当選のタイミングがズレれば、この計画に一度も関わらない、
というケースもある
と思います。

若い世代の議員として、
この将来計画には是非参加したいと思っていたのです。


そして・・・

和光市議会では、議員全員が所属する特別委員会を設置し、
市が提案した「素案」について審議します。


今回、その特別委員会の副委員長という
立場で、この計画に携わることになりました。



私は、これまでにも、

・勉強会の参加
(※先週の土日の「市民と議員の条例づくり 交流会議」
この総合計画の分科会に参加しました。)

「パブリックコメント」への呼び掛け(チラシ、ブログなど)

などを行なってきた私にとっては、
より深い関わりで、この計画に向き合えるのは、
非常に運命的なものを感じます。


今回の選任にあたっては、
当初、会派の須貝議員の推挙、
つまり、委員長への他薦をもらいました。

ただ、ガチンコ選挙(=多数決)の結果、委員長には
常任委員長の経験もある阿部議員が選ばれました。


密室でのやりとりでなく、ガチンコで決めたからこそ、
多数決で選ばれた委員長のもと
スムーズな委員会運営が進むことと思います。


・・・というのも
それくらい、今回の計画を審議することの責任は
重いのです。



今回、この「素案」自体も、行政が市民参加を経て
作り上げてきたものです。

(※審議会の開催や無作為抽出のアンケートなど)



だから、それを議会として審議することはもちろん、
仮に、内容を修正するような場合の責任は
とても重い
のです。


修正・・・といった場合も、
ここまで私が参加してきた視察や勉強会で学んだ
先進自治体の事例が参考になるかもしれません。


そして、もちろん、市民へのご説明や報告も
欠かさずにやっていきたいと思います。


そして、もちろん、傍聴も可能です。


和光市の10年先を考える計画の審議、
市民の皆さまにも
是非、ご注目いただきたいと思います!


※なお、特別委員会の日程は、正式に決定後、
市議会のホームページでも公表します。









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