井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2010.12.11
【お詫び】
土曜日に、この書きかけの記事が載ってしまいました。
その後も、加筆・修正を行おうと思いましたが、
月曜日まで解消されず、今、ようやく加筆出来ています。
ご迷惑お掛けしました。
2010年12月13日(月) 朝8時
井上 わたる
===では、改めて。==
こんにちは。
水曜日に行われた「総務委員会」の報告を
行います。
今回の議案のメインは「組織改正」です。
昨年の12月議会でも提案されたのですが、
議会から、複数の指摘があり、実現しませんでした。
その点を踏まえ、また、この1年間の
新たな課題解決のために必要な改正を加えた議案として
総務委員会で審議しました。
ポイントは
①現在、総務部にある財政課を企画部に移し、「企画財政課」を作る。
②学童を管理する部署を教育委員会から、子ども福祉課へ移す。
③市民環境部にある「スポーツ青少年課」を教育委員会へ
大きくこの3点です。
③は全議員、反対はないものの、
①と②は意見が分かれました。
私は①と②についても推進する考えでした。
特に①については、
限られた財源・人的資源・時間を有効にする施策として
考えています
議論の末、
①と②は認めず、
全員の共通認識である③のスポーツ関連の部署の移動だけは認める
・・・という修正案が提出されました。
そして、私を除く委員全員がそれに賛成する・・・というのが
委員会の結論です。
改めて思ったのは
「議論の種を撒く」ことの重要性です。
互いの考えを質疑を通して明らかにする。
これぞ、議論の場=議会だと思います。
私は、提出者に「なぜ改正を踏み止まるべき」と考えたのかを
聞く事が出来ました。
修正案を出した理由は「リスク回避」でした。
・企画財政課への権限の集中、
・学童と学校との連携が薄くなること
これらが、
組織改正によって発生し得るリスクと考えたため・・・ということです。
そのリスクを回避する・・・という意見を
私ももちろん持ち合わせています。
ただ、私はそのリスクより、改正によって得られるメリット、
また現在の組織が抱えている課題の方が大きい、
・・・だから、改正を行うべき、と考えました。
昨年も組織改正の議案の時も、
私は組織を「車」に例えてみました。
今回もそれを行なってみようと思います。
今回の議論は、より効果的で出力の良い組織にしようという
「チューニング」を行う議論だった、と思います。
修正案は「そのチューニングは危険だ、安全運転しろ」、
という考え方です。
実際、この企画財政課という「チューニング」は
他市でも実施されています。
もちろん、他がやってるから安全、という気はありません。
ただ、私は、和光市の置かれている厳しい状況を乗り切るには
必要だと思っているのです。
もちろん、チューニングを施した後、
委員の中から心配する声があがったように
暴走しすぎないように、議会や市民が
キチンとブレーキを踏むことが大事だと思っています。
・・・以上、総務委員会の組織改正の条例案について
論点をポイントを絞ってお話ししました。
最終的な結論は、
16日(木)の議会最終日に採決されます。
2010.12.11
こんにちは。
総括質疑、委員会が終了し、
土曜日の朝、少しだけ気持ちが落ち着きました。
委員会での決着≠最終判断ではないため、
そこを踏まえて、明日にでも
委員会のご報告をしたい、と思います。
さて。
今回の12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。
既に8名が終わり、週明けの2日間で
4名ずつ質問を行います。
私は、全体では12番目。つまり、
月曜日の4番手、での登壇です。
12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。
お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。
再掲となりますが、
今回取り上げるテーマはこちら。
前回のブログや議会棟で配られる
通告書をご覧になった方から
「この切り口でも質問してくれ!」というご意見を
いただいています。
まだ、盛り込める要素・時間もあるかと思いますので
(この週末で必死に作業します。)
絶対に盛り込める・・・とはお約束できませんが、
御意見もお待ちしています。
総括質疑、委員会が終了し、
土曜日の朝、少しだけ気持ちが落ち着きました。
委員会での決着≠最終判断ではないため、
そこを踏まえて、明日にでも
委員会のご報告をしたい、と思います。
さて。
今回の12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。
既に8名が終わり、週明けの2日間で
4名ずつ質問を行います。
私は、全体では12番目。つまり、
月曜日の4番手、での登壇です。
12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。
お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。
再掲となりますが、
今回取り上げるテーマはこちら。
前回のブログや議会棟で配られる
通告書をご覧になった方から
「この切り口でも質問してくれ!」というご意見を
いただいています。
まだ、盛り込める要素・時間もあるかと思いますので
(この週末で必死に作業します。)
絶対に盛り込める・・・とはお約束できませんが、
御意見もお待ちしています。
====
1, まちづくり
(1) 和光市のシティセールスについて
(2) ワンルームマンション規制条例
2, 広報
(1) 広報モニター制度
(2) 自治会配布の復活について
(3) 先進事例の研究・導入について
(中吊り広告式PR、カラーユニバーサルデザイン、
広報コンクールなど)
3, 防災・防犯
防災無線について
(1) 音達調査の現状
(2) 迷い人・迷子情報
(3) 防災無線の多目的利用
4, 自転車政策
駅南口自転車駐車場の混雑対策
5, 会計管理
定額給付金、子ども手当などの国の施策については
特別会計を設けてはどうか
====
以上です。
なお、他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html
以上です。
なお、他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html
2010.12.05
こんにちは。
11月28日のブログで
「志木市地域医療フォーラムへ行ってきた」と書きました。
このフォーラムは
【第1部:講演】 『子宮頸がんは検診とワクチンで予防できる』
【第2部:パネルディスカッション】
で構成されていました。
この場で私がとったメモをこのブログに
アップしたいと思います。
私にとってもブログとは
皆さまにも知ってほしい、と思うことを書いていますが、
私にとっても、
あとでその時のことを思い返す時に利用できるので
個人的な政策アーカイブみたいなものです。
※ただ、あくまでメモなので、
聞き違いなどもあるかも知れないので
ご了承ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
がんの種類別の死亡は・・・肺がん⇒胃がんの順番で多い
志木市では、大腸がん検診を除き、他市より受診率が低い。
子宮頸がんの検診率は志木市が高いが、
全体では朝霞と和光市が高い。
予算も多く掛かる。
子宮頸がんワクチンに当初840万円だったのが、4,000万円に。
==
子宮頸がんには「検診」が大事。
ワクチンはその上に乗っかるもうひとつの予防策。
年間3500人が子宮頸がんで亡くなっている。(1日10人の計算。)
子宮頸がんには自覚症状がほとんど現れない。
検診で70%は防ぐことができる。
日本の受診率は20%。他の先進国では70%を越えている。
どうして少ないか?
・周りに受けてる人が少ないから。
・正しい検診の情報が伝わっていない。
どういう人がなりやすい?
・検診を受けていない人
・喫煙する人
・もともと体に何らかの要素がある人
ワクチンは11~14歳が最も効果的
あくまで、こうして「予防」できるのは子宮頸がん。
他のがんはそうはいかない。
一般的な先進国は、検診やワクチンは「国負担」
※地方自治体間での差が生じないように。
受けやすくするために、良い工夫はないか?
例えば
・ホリデー検診
・トワイライト検診
・保育付き検診 など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
11月28日のブログで
「志木市地域医療フォーラムへ行ってきた」と書きました。
このフォーラムは
【第1部:講演】 『子宮頸がんは検診とワクチンで予防できる』
【第2部:パネルディスカッション】
で構成されていました。
この場で私がとったメモをこのブログに
アップしたいと思います。
私にとってもブログとは
皆さまにも知ってほしい、と思うことを書いていますが、
私にとっても、
あとでその時のことを思い返す時に利用できるので
個人的な政策アーカイブみたいなものです。
※ただ、あくまでメモなので、
聞き違いなどもあるかも知れないので
ご了承ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
がんの種類別の死亡は・・・肺がん⇒胃がんの順番で多い
志木市では、大腸がん検診を除き、他市より受診率が低い。
子宮頸がんの検診率は志木市が高いが、
全体では朝霞と和光市が高い。
予算も多く掛かる。
子宮頸がんワクチンに当初840万円だったのが、4,000万円に。
==
子宮頸がんには「検診」が大事。
ワクチンはその上に乗っかるもうひとつの予防策。
年間3500人が子宮頸がんで亡くなっている。(1日10人の計算。)
子宮頸がんには自覚症状がほとんど現れない。
検診で70%は防ぐことができる。
日本の受診率は20%。他の先進国では70%を越えている。
どうして少ないか?
・周りに受けてる人が少ないから。
・正しい検診の情報が伝わっていない。
どういう人がなりやすい?
・検診を受けていない人
・喫煙する人
・もともと体に何らかの要素がある人
ワクチンは11~14歳が最も効果的
あくまで、こうして「予防」できるのは子宮頸がん。
他のがんはそうはいかない。
一般的な先進国は、検診やワクチンは「国負担」
※地方自治体間での差が生じないように。
受けやすくするために、良い工夫はないか?
例えば
・ホリデー検診
・トワイライト検診
・保育付き検診 など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全部は書ききれませんが、
とても参考になるフォーラムでした。
運よく、担当の職員の方とも
ご縁ができたので、次回3月議会に向けて
より詳しくお話を聞きに行こうと思っています。
命を守る政治を実現したい―
そう考えています。
とても参考になるフォーラムでした。
運よく、担当の職員の方とも
ご縁ができたので、次回3月議会に向けて
より詳しくお話を聞きに行こうと思っています。
命を守る政治を実現したい―
そう考えています。
2010.12.04
こんにちは。
12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。
私は、全体では12番目。
一般質問3日目の4番手、での登壇です。
日程としては、
12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。
お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。
今回取り上げるテーマはこちら。
12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。
私は、全体では12番目。
一般質問3日目の4番手、での登壇です。
日程としては、
12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。
お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。
今回取り上げるテーマはこちら。
====
1, まちづくり
(1) 和光市のシティセールスについて
(2) ワンルームマンション規制条例
2, 広報
(1) 広報モニター制度
(2) 自治会配布の復活について
(3) 先進事例の研究・導入について
(中吊り広告式PR、カラーユニバーサルデザイン、
広報コンクールなど)
3, 防災・防犯
防災無線について
(1) 音達調査の現状
(2) 迷い人・迷子情報
(3) 防災無線の多目的利用
4, 自転車政策
駅南口自転車駐車場の混雑対策
5, 会計管理
定額給付金、子ども手当などの国の施策については
特別会計を設けてはどうか
====
以上です。
他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html
以上です。
他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html
2010.12.03
こんにちは。
昨日のブログ
12月議会、開会① ~基本構想、成立~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/797/
に続いて、もう1点、昨日設立した条例があります。
それが「議会基本条例」です。
議会運営委員会で、これまで審議を重ね、
ようやく形になりました。
あれだけの長い期間を掛けてきたのですが、
その経緯を報告する「委員長報告」は
10分~15分くらいだったでしょうか。
採決も流れる感じですんなりいきました。
でも、その何十倍の時間、議論をしてきたからこその
その結果であることを噛みしめました。
現在の全国の議会基本条例制定状況は、
道府県13、政令市3、特別区0、市77、町41、村3、
合計137議会だそうです。
ここに和光市の+1が加わります。
東京財団では、
議会基本条例に盛り込むべき「3つの要素」を提唱しています。
※これがないと
「ニセ議会基本条例」とバッサリ斬られてしまう・・・(^_^;)
です。
和光市議会では、この要素は含まれています。
また、市長をはじめとした執行部が逆に議員に
質問の趣旨などを尋ねることができる「質問権(=確認権)」も
盛り込みました。
※「反問権」までは踏み込んでいない。
来年の1月1日施行・・・ってことは、
年明けの3月議会から
この運用が行われる・・・ということです。
議会基本条例を作った身として思うことを最後に。
それは、
“いろんな議員がいて始めて良い条例ができる!”
ということです。
例えば、
・条例文の文言チェックにやたら長けた議員
・昔からの議会改革の取組を知る議員
・全国の先進事例を積極的に学びに行く議員
・ものすごく慎重な議員 etc
それらが融合して初めて出来あがるのだと思います。
あと、やっぱり 市民 です。
説明会に何度も足を運んでくれる熱心な方、
まったく関心無かった人のものすごくシンプルな問いかけ、
議会に「生温いぞ!」とハッパを掛けてくれる方 etc
こうしたご意見があって初めて、
市民のための基本条例が出来たのだと思います。
これは
今の現職議員20名が遵守する・・・ということだけでなく
後世にも引き継がれるものです。
この条例作りに深く関われたことを
とても大きな経験と思っています。
それと・・・・
最後に、感謝を申し上げたいのは、
昨日のブログ
12月議会、開会① ~基本構想、成立~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/797/
に続いて、もう1点、昨日設立した条例があります。
それが「議会基本条例」です。
議会運営委員会で、これまで審議を重ね、
ようやく形になりました。
あれだけの長い期間を掛けてきたのですが、
その経緯を報告する「委員長報告」は
10分~15分くらいだったでしょうか。
採決も流れる感じですんなりいきました。
でも、その何十倍の時間、議論をしてきたからこその
その結果であることを噛みしめました。
現在の全国の議会基本条例制定状況は、
道府県13、政令市3、特別区0、市77、町41、村3、
合計137議会だそうです。
ここに和光市の+1が加わります。
東京財団では、
議会基本条例に盛り込むべき「3つの要素」を提唱しています。
※これがないと
「ニセ議会基本条例」とバッサリ斬られてしまう・・・(^_^;)
1、議会報告会
2、議員間討議
3、請願・陳情者の意見陳述
和光市議会では、この要素は含まれています。
また、市長をはじめとした執行部が逆に議員に
質問の趣旨などを尋ねることができる「質問権(=確認権)」も
盛り込みました。
※「反問権」までは踏み込んでいない。
来年の1月1日施行・・・ってことは、
年明けの3月議会から
この運用が行われる・・・ということです。
議会基本条例を作った身として思うことを最後に。
それは、
“いろんな議員がいて始めて良い条例ができる!”
ということです。
例えば、
・条例文の文言チェックにやたら長けた議員
・昔からの議会改革の取組を知る議員
・全国の先進事例を積極的に学びに行く議員
・ものすごく慎重な議員 etc
それらが融合して初めて出来あがるのだと思います。
あと、やっぱり 市民 です。
説明会に何度も足を運んでくれる熱心な方、
まったく関心無かった人のものすごくシンプルな問いかけ、
議会に「生温いぞ!」とハッパを掛けてくれる方 etc
こうしたご意見があって初めて、
市民のための基本条例が出来たのだと思います。
これは
今の現職議員20名が遵守する・・・ということだけでなく
後世にも引き継がれるものです。
この条例作りに深く関われたことを
とても大きな経験と思っています。
それと・・・・
最後に、感謝を申し上げたいのは、
法政大学の廣瀬克哉 教授です。
あの講演で議会や市民の意識がガラッと変わったと、
私は思っています。
私は思っています。
ありがとうございます。
さて。
これから実践・運用です!
それこそが大事です。
これから実践・運用です!
それこそが大事です。
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