井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2011.01.26
自転車「本人号」で市内を回っています。

4年前の本人旗。
年齢も4歳重ね、ポールも傷ついてますが
強風にも負けず、疾走してます!

皆さん、覚えててくれているんですね。

「おっ、頑張れ!」
「またやってんのか (^ム^) (笑)」
のようにお声掛けをいただきます。


そして、街頭演説。

臨時議会の報告などもを交えてお話ししています。

「和光市のためにも県政改革が必要だ!」を語っていると、
「頑張って!」のお声掛けをいただきました。

それ以外にも、今回4分間くらいしゃべっていますが
ベランダで最初から最後まで聞いてくれてる方もいました。


深くお辞儀をして、次のスポットへ
本人号は移動していきます。


さぁ、これからも
いろんなところに現れる予定です。


皆さまに声と姿が届く事を目標に!








2011.01.25
 臨時議会が終了しました。

10対9で国保値上げについての議案は否決。

これだけ拮抗し、かつ賛成した人も
「苦渋の決断」と口にしただけあって、確かに思い決断です。

私も今回賛成しました。

詳しくはまた改めて書きますが、
国保会計と国保税と、そして一般会計とを切り離して考える、
ということは出来ません。




2011.01.23
こんにちは。


続いて、国保見直しについてお話します。

明日の1月24日(月曜日)に「臨時議会」が行われます。
議題は「国保税の料金改定は、是か非か?」です。

12月議会で市民説明が足りない=説明会をすべし、
として“継続審査”となった議案です。




継続審査になった理由は、
“市民への説明が足りない”ことでした。

その解決策として、文教委員会が多数決で出した結論は
「説明会を開くこと」です。

これは12(水)~14(金)まで実施され、
この委員会の提案はクリアしたことになります。



先に申し上げますが、
私は総務委員会の所属なので、傍聴をしてきました。
ここからは委員会を傍聴して考えたことです。


まず、説明会の参加者数を振り返ってみましょう。
(※おおよそ1会場20名程度。そのうち約3分の1は議員)、

市民の関心の高いかどうかの分析は、
説明会開催後の最終委員会では触れられることはありませんでした。

※私も参加しましたが、その場で出た市民の声は
議会も市役所も重く受け止めなけらばならない、という
切実なご意見が多くありました。


全体的に、委員会の議論の方向は

(国保税値上げをする前に)
市役所よ、まだ頑張れるだろ!」

という意見が中心だったように思います。


例えば、
①医療費の実態分析をしたら、
予防医療に力を入れてもっと医療費下げれるのでは? 

②(市役所は)医療費の伸びを前提に値上げというが、
医療費が上がる理由の解明が足りないのでは?

③値上げして確保される金額と滞納金の総額がほぼ同じ。
滞納対策に力を入れて、滞納を失くしてからじゃないといけないのでは? 

などの意見が多かったです。


審議の後、採決の結果、
(賛成理由、反対理由の主張がなかったので、正式な理由はわからないが)

値上げやむなし3票、
値上げ反対3票   で同数
となりました。


3票vs3票で同数となったため、
委員長採決で値上げ反対=否決、となりました。

それぞれが賛成した理由、反対した理由が
明日の臨時議会で述べられると思います。

そこには、それぞれの議員が
何に重きを置いて判断したかが語られることでしょう。

 
ただ、忘れてはいけないことがあります。

それは、あまりにも増えすぎた一般会計から
国保会計への繰入を抑制する・・・という視点です。

「国民健康保険特別会計をどうする?」、
「その保険税をどうする?」というところにだけに
議論を留めることができない・・・ということです。


一般会計にも大きな影響があるのです。


料金改定により、
3億円分を一般会計からの繰入に頼らないで済む・・・
と市役所は算出していました。

しかし、仮に今回の委員会の決定通りに
本会議でも「否決」になれば、
その3億円を “別の手法” に頼らなければなりません。


別の方法とは何か? 

国保基金の取り崩しや予備費の活用などありますが・・・
やはり一般会計からの繰入です。

今回の議案の賛否は、ひいては、一般会計で行う事業を
3億円分削ることも覚悟をした決断・・・となると思います。

どっちが大事でどっちは大事じゃない、なんてことはありません。
どれも大切です。

ただ、厳しい財政の中では、優先度だったり、
公平性の上からの判断が迫られるのだと思います。



ちなみに。

「3億円分どれを削る?」というのは
正しい表現ではないかもしれません。

やろうと思えば、事業を削らず、
3億円借金すれば、3億円分の事業を削らずに済みます。

だけど、こんな極端なことにはならないと思いますし、
それを議会が認めることがあってはならないと思います。


また、「3億円分、どの事業を削るか?」を考えるのは、
議会ではなく市役所の役割です。(=予算編成権は首長にある。) 

既に、「実施計画」という
来年度行う事業の大枠が示されているので、
仮に否決されれば、そこから事業を削る作業が始まります。

その過程を経て示された予算の審議を
今度は議会が行うことになります。


最初に述べた
「市役所よ、まだ出来ることがあるだろう」の意見は
的を射た意見であるとは思います。

でも、例えば、委員会で出た

「実態調査⇒予防医療の推進⇒医療費の抑制」を
まず行なってから・・・


といっても、来年度でいきなり成果が出る・・・というワケには
いかないのが現実だと思います。


それに対して、国保会計の限界は
目の前で起きています。


目の前に現実に起きてる国保運営の現状
(=今まで他市のように一定期間ごとの
料金改定を行ってこなかった影響も大きい)
の打開に向き合う必要性と責任が
今を生きる議員にあるのではないか、と思います。


明日、結果が出ます。


臨時議会は、朝9時~です。
傍聴にも是非お越しください。





2011.01.22
こんにちは。

ここ数日、私は市内各地を自転車で回って
街頭演説を行ってきました。


普段、あまりマイクを持たない私ですが、
今回は自身の決意http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/813/
自分の声で伝えたく、街頭演説を行っています。


そこで、話している内容をまずお話しして、
その上で、今回の「臨時議会」の話に繋げたいと思います。


===

現在、市長や市役所職員は市議会の議場や
様々な場面で「市の財政が厳しい」と言います。

この言葉の後に取り得る打開策には、
大きく3つの選択肢があります。

(財政が厳しいので)

①「事業の縮小・廃止をします」
②「計画の先送りをします」
③「料金を見直す必要があります」

といった方法です。

 

私はこれに対して、4つ目の選択肢として

④収入自体を増やす

を実現するため、企業誘致や基盤整備の推進、
広告収入の提案などを一般質問で行ってきました。



(中略)

しかし、和光市が直面している財政状況は本当に厳しい。
他市町村も同じ状況で、市民生活を支える
財政基盤が弱まってきています。

だからこそ、私は新たな選択、

⑤埼玉県全体を視野に入れた
より大きな枠組みからの改革
が必要だ!


と、訴えています。

近くでやっている姿をご覧いただけたなら、
お耳を傾けていただけると幸いです。





さて。

話は戻って、国保の話です。


今回の国保税の値上げは、上記でいえば、

③「料金を見直し」

にあたります。

通常の予算であれば、歳入(=収入)がわかって
それに応じて、事業を組みます。

でも、国民健康保険の場合、
まず、支出(=医療費の支払い)が先にあって
それに応じて、歳入が決まります。

(※つまり、保険税や法定繰入で足りなければ、
一般会計の繰り入れ分を増やす、といった具合に。)


そして、上記で言うところの

①「事業の縮小・廃止をします」
②「計画の先送りをします」


は、そこに医療に掛かっている人がいる以上、
ありえません。


さらに

④収入自体を増やす

は、国の国保負担を上げることに相当すると思いますが
今、下げる方向に行っても、上げる方向には行っていません。


つまり、①~④の手法で
今の厳しい国保会計の現状を打開しようと思うと、やはり

③料金の見直し

を視野に入れた対策が考えざるを得ない、という状況です。


それが、12月議会で
国保税の見直し議案が提出された経緯だと考えています。





(※1/23()につづく)







2011.01.19
こんにちは。

今日はこの4年間の「通信簿」つくりに
少し長めに時間を充てました。

4年の任期を終える前に
必ず行わなければならないと思っていた過程です。

自分でルールを決め、


・実現したら「◎」
・一定の改善があれば「○」
・提案はしたが「研究します」で留まったもの「△」
・全く成果に繋げられなかったもの「×」

としました。

結果、◎も○も△も×もありました。




作業をして思ったのは、これを全議員対象に
市民の方にやっていただきたいなぁ、ということです。



市民に採点されるのが一番客観的です。
そんな動きが市内で起きれば
和光の政治文化が変わる予感がします。

評価される側としては緊張しますが。




なお、公表までは少し時間が掛かります。
しばしお待ちください。













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