井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2011.03.23
こんにちは。

地震発生後、可能な限りの
「生活情報」の提供に努めております。

※厳密に言うと、発生後、2日間は情報が錯綜していたので
なるべく発信は控えてました。


皆様の必要とする情報は日に日に変わる・・・
それを肌で感じながら、行動しました。


最初は
○和光市内の地震被害

次に、「何とか私たちも支援したい!」との想いを届けるために
○募金活動を開催

続いて
○計画停電の情報

その後は、徐々に生活も慣れてきたので、
○市内公共施設の開館状況

さらに
○救援物資の受付情報

と、日替わりで
情報提供を行ってきました。



この1週間は、朝から晩まで
ほぼどこかで活動している、という1週間だったと思います。


私は今こそ、“政治家”っていう特殊な経験を積んだ人間が
力を合わせる時だと思います。


○駅立ちし慣れている人はその経験を。

○チラシ印刷用に輪転機を持ってる人はその設備を。

○いわゆる「組織」を持っている人はそのネットワークを。


市役所も24時間体制を敷いていますが、
それでも、

・計画停電の対応
・公共施設の開館対応
・電話応対
・市内掲示板の貼りだし
・救援物資の受付
・避難所の開設

など・・・やるべき事柄は沢山あります。

それに、通常の市役所業務があるので、
既に許容量を越えていると思います。


そこを補う、もしくは、市役所に先駆けて行動を起こすのが
そのまちの政治に関わる者の務め、だと思いました。


市議会議員だけではなく、
県議も国会議員も政治に関わる皆が、
それぞれの立場で出来ることを― 

ということです。



計画停電に関しては、多くの枚数を配りました。
1時間で約1,000枚、それを数時間行ないました。

ものすごい配る量ですが、4年以上配り続けてきた経験があるので、
チラシを次々配るスピードが速まっていました。

 
実際に
停電が起きた時、朝霞・志木・新座方面に帰る人が
和光市駅で下りるしかなく、和光市駅は大混乱・大混雑していました。


その時は、マイク(=スピーカー)で誘導を行いました。
 
マイクを持つ経験が増えたからこそ、
多少早口でも情報を伝える滑舌の良さも手に入れられた気がします。


そして、多分、私がこれまで、
駅にやまちで立ち続けてきたからこそ
安心して受け取ってくださる方がいるのだと思います。


これからも、
4年間全ての経験を集約して、私にできることを行います!


==追記==

市役所の「地震Q&A」がとてもわかりやすいです。
ご活用ください。

http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5811/_10209.html

2011.03.22
こんにちは。

遅ればせながら、御報告させて
いただきます。

3月19日(土)の午後、
「井上わたる 県議選予定候補者と
埼玉改援隊<和光>合同事務所」

事務所開きを行いました。


30名を越える方にお越しいただきました。
ありがとうございます。 

正直な話、開催の告知すら
まともに出来ませんでした。

また、開所日の1週間前からご近所への挨拶を・・・と
思っていたところの地震だったので
そうした点も礼を欠いてしまったな、と思っています。

(※後日、改めて伺います。)



ただ、地震後の情報発信などの必要性を
考えると、私はそっちを優先すべきと考え、行動してきました。

ご理解いただけると幸いです。


また、
普通は“事務所開き”というくらいなので
開いた」ら開いたまんま(=常に誰かスタッフがいる)
のでしょうが、今回は、停電影響や節電のためにも、
選挙期間までは、必要な時だけ開く体制としたいと思います。


オープンしている時は、
駅前通り沿いの窓に

「世代交代」




の旗が出ています。


2011.03.21
こんにちは。

先日、3/16(水曜)と3/17(木曜)に
和光市駅周辺で
東日本大震災救援義援金募金
行ないました。

 
初日に集まった募金は、179,659円。

そして、
2日間の合計は 合計で256,684 となりました。


日本赤十字社を通して、
被災地へと届けさせていただきます。


※2日目には、募金活動の呼び掛けに
ボランティアで参加して下さった方もいらっしゃいました。
ありがとうございます。


最初は、「どれだけの方が協力してもらえるか・・・?」
と思いながらでした。

一番最初に募金してくれたのは、
中学生(か高校生)だったと思います。

その後は、本当に多くの方が声を掛けてくれて、
そして募金をしてくれました。


 
なかには、「実家が石巻なんです。」という方や
「仙台出身です。必ず届けてください!」という方もいらっしゃいました。


何よりも若い世代(10代~20代)の方が
多かったのが印象的です。

小さなお子さんに託して
募金参加してくれる方もいらっしゃいました。

 
 
私は、阪神大震災での被災経験から政治を志しました。

間もなく任期を満了するこの時期に起きた今回の大震災。
この和光で出来る精一杯のことをやるようにしています。


 
募金活動を行なった2日間。

多くの方の「心」に触れることができました。
この4年間で最も心を揺さぶられたかもしれません。

この和光で、“政治家“として
活動するチャンスを得られたことに心から感謝しています。

 
 
最後に。

私は、募金をしながら、4年前のある光景を思い出しました。

私が須貝議員、西川議員、そして当時の松本議員(=現市長)と
会派「新しい風」を組んだキッカケとなった出来事です。


それは、4年前の市議会選挙戦の真っ最中のことです。
 
 
選挙なので、本当だったら
相手のマイクよりも大きな音量で、相手の政策を打ち負かす・・・くらいの
街頭演説をするのが選挙“戦”なのかもしれません。


ところが、たっまたま駅前でかち合った我々は
「それじゃあ、順番でやろうか。」となりました。

一人がしゃべったら「次どうぞ。」ってな感じです。
 
 
その時に
「あぁ、無事当選できたらこの人たちと一緒にやりたいなぁ」
と思いました。

そして、その通りになりました。

4年経って、
ほぼ同じような時期に、
同じような場所に立って、
同じメンバーでマイクをまわしている―

良い仲間と共に時間を重ねてきたことを
再確認できた瞬間でもありました。


 
2011.03.17
その1の続きです。


市議会としての「最後の仕事」と思っていたのが、
常設型住民投票条例の成立です。

今日、無事、それを実現できました。

登壇で語ったのが、
「常設型住民投票の“賛成討論”」です。


==========


議案 第3号、「和光市市民参加条例の一部を改正する条例を定めることについて」、総務委員会での結論は「修正案可決」です。私はその報告に対して賛成の立場で討論を致します。
 
 私は、この「常設型住民投票」の仕組みをかねてより作りたいと思っていました。

修正される以前の「1万人」という数字は、和光市においては市長一人を決めることが出来る票数です。また、1000票程度の差はありますが、市議会議員の過半数の得票数の合計にも近い数字です。

これだけの市民の民意がある時、やはり、その意思を酌み、住民投票を行える、とする今回の改正をまず支持致します。
 
 そして、修正案のポイントは、住民投票の請求に必要な連署の数を「1万人」という数字から、「議会の議員及び市長の選挙権を有する者の総数の6分の1」と改める点です。
 
現時点では、二つの数字はほぼ等しい数字です。

「1万人」には “わかりやすさ” という良さが、そして「有権者の6分の1」には、人口増減があっても人口に対する割合が一定という良さがあります。
 
 市民参加条例は制定当初から変わらない「わかりやすさ」という特長があります。それを重要視した答申を尊重したい思いもありました。 

しかし、10年後の人口は今から1万人増えて8万9千人と推計されています。
 もちろん、10年間、手付かずとは思いません。投票年齢の引き下げの議論もある。永住外国人登録の件もあります。
 執行部も、国の制度や人口増などの状況に合わせて見直す意思があると、その点は明確に答弁されていました。
 ただ、当初の時点で、恒久的に対応できるようにしようとした今回の議員間議論に異議はありません。委員会で修正の案に賛成致します。
 
 
議員は市民の代理であり、代表です。4年議員を経験し、選挙に身を置き、改めて「市民が主役」なんだと心から思います。

この制度が「市民にとっての新たな市民参加の手法」そして、「新たな権利」となるのだと思います。

施行も4月1日から10月1日としました。

半年掛けて、告知して、市民が手にしたこの制度を十分に理解してもらうことが大事だと考え、施行日の変更にも賛成致します。
 
 以上、この制度が新しい和光のまちづくりの一助になることを願い、議案 第3号、「和光市市民参加条例の一部を改正する条例を定めることについて」の「修正案可決」の賛成討論とさせていただきます。


=======


この討論の最後(オレンジ文字部分)に
私が自らに課した自分の役目=新しい和光をつくる!
という言葉を盛り込みませていただきました。


この制度は、必ずや その一助になるはずです。

※とはいえ、住民投票が行われるような
大袈裟なことにならないように、市役所や議会が
しっかりしていることが大切です。



以上、区切りの議会を
こうして終えることができました。

改めて感謝を申し上げます。



これから先は、
自分にできることを精一杯やろう、と思っています。







2011年3月17日
和光市議会議員   井上 航










 
2011.03.17
こんにちは。

本日、3月17日(木)
私にとって、和光市議会議員の最後の議場になりました。

本当に多くの皆様に支えられて4年間を全うできました。


市民の皆さん

市職員の皆さん

議会事務局の皆さん

和光市議会の先輩議員の皆さん

新しい風のお二人

全国の尊敬できる先輩・同期議員の皆さん

そして、家族に。



心から感謝です。



今日、来年度予算が成立しました。

厳しい財政状況の中で編成された予算なので
様々な見直しや削減もあります。

でも、検討に検討を重ねてきて
苦渋の決断も行なってきて・・・の予算であることは
この間の質疑を通してわかっています。

その点を踏まえ、私も賛成しました。


さて。

私はこれで市議会議員として、議場に立つのは
最後になります。


一番最後の「登壇」
市民参加条例の改正(=常設型住民投票条例の制定)の
賛成討論でした。

~その2~ で、その内容を綴りたいと思います。



(つづく)


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