井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2012.02.29
こんにちは。
埼玉県議会では、先週の金曜と今週月曜が
代表質問が行われました。
刷新の会では、鈴木 正人代表が
代表質問を行いました。
そして、今日は一般質問の2日目。
刷新の会では、越谷市選出の
藤澤慎也議員が質問を行いました。
さて。
代表質問では、志木市の選出である鈴木議員が
志木市民病院の件を取り上げました。
私も、以前のブログで書きましたが
「阪神大震災から17年 & 志木市民病院の件」
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20120117/1/
この志木市民病院が、県南西部、何より
和光市に与える影響の大きさから、逐一、
・情報収集 や
・医療関係者の方からお話を伺うこと や
・市役所と県との橋渡し など
を務めてきました。
代表質問の作成においても、
情報収集や原稿まとめの手伝いなどをさせてもらっていましたが
最終的には、志木市の情勢が二転三転したため、
私が調べてまとめた情報も、“過去”のものとなってしましました。
この後、知事のこの件に回答の
要点筆記を綴ります。
(※あくまで要点筆記なので、正式な会議録とは語尾など
内容が異なる場合があります。)
現在、この志木市民病院の件は
志木市の様子を見守らざるを得ない部分がありますが、
今後も、近隣の小児二次救急体制を維持できるよう、
私も引き続き、取り組んでまります。
==========
「県南西部地域の小児医療体制を守るための県の支援策について」
の知事答弁
朝霞地区の小児二次救急医療体制を確保するため、地元医師会をはじめ関係市と協議が続けられている。
私(=上田知事)も、この地域の小児救急、特に二次救急医療体制は守るべきだという風に考える。
埼玉県議会では、先週の金曜と今週月曜が
代表質問が行われました。
刷新の会では、鈴木 正人代表が
代表質問を行いました。
そして、今日は一般質問の2日目。
刷新の会では、越谷市選出の
藤澤慎也議員が質問を行いました。
さて。
代表質問では、志木市の選出である鈴木議員が
志木市民病院の件を取り上げました。
私も、以前のブログで書きましたが
「阪神大震災から17年 & 志木市民病院の件」
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20120117/1/
この志木市民病院が、県南西部、何より
和光市に与える影響の大きさから、逐一、
・情報収集 や
・医療関係者の方からお話を伺うこと や
・市役所と県との橋渡し など
を務めてきました。
代表質問の作成においても、
情報収集や原稿まとめの手伝いなどをさせてもらっていましたが
最終的には、志木市の情勢が二転三転したため、
私が調べてまとめた情報も、“過去”のものとなってしましました。
この後、知事のこの件に回答の
要点筆記を綴ります。
(※あくまで要点筆記なので、正式な会議録とは語尾など
内容が異なる場合があります。)
現在、この志木市民病院の件は
志木市の様子を見守らざるを得ない部分がありますが、
今後も、近隣の小児二次救急体制を維持できるよう、
私も引き続き、取り組んでまります。
==========
「県南西部地域の小児医療体制を守るための県の支援策について」
の知事答弁
朝霞地区の小児二次救急医療体制を確保するため、地元医師会をはじめ関係市と協議が続けられている。
私(=上田知事)も、この地域の小児救急、特に二次救急医療体制は守るべきだという風に考える。
志木市長からは、小児救急の休止が突然発表された2日後の1月18日に直接、県で医師の確保が出来ないかという要請があった。
私は、常勤の医師はなかなか派遣できないが、非常勤であれば可能性がないわけではないだろう、と答えた。
その後、朝霞地区医師会会長もしばしば電話等で相談もあり、私自身は4市あるいは6市1町の基本的な枠組みが構築されれば、県はできるだけ可能な限り協力はする、と申し上げた。
しかしその後は、志木市からは事前の相談や連絡がないまま志木市の方針が二転三転している。
2月24日には、志木市長の私的諮問機関である志木市立市民病院改革委員会が最終報告書を市長に提出された。
最終報告書では、指定管理者制度の導入など病院の経営形態の変更や、小児救急の維持が提言されたと聞いている。
志木市長は改革委員会の報告を尊重すると表明されているが、議会の同意など市の方針という形では、正式にまだ決定していないのではないかと思っている。
いずれにしても、志木市立市民病院に対する具体的な支援策については、志木市の動向、まず志木市が何を考え、また周辺市町とどのような調整がなされるか、そして県に何を求めるのか、こうしたことをはっきりなされた段階で、県としても情報はいろいろ収集しておりますが、今のところは遠巻きに見ているという状況である。
==========
以上です。
2012.02.27
こんにちは。
昨日(2/26・日曜)、10時から開催した
「井上わたるの茶話会」には
用意した席が埋まるご参加をいただきました。
お忙しい中、お越しいただいた皆様、
ありがとうございました。

(茶話会の様子 その1)
昨日の茶話会の流れは次のような感じ。
1、ご挨拶
2、資料の確認など
3、皆さまの 自己紹介&関心事 (市のことも県のことも。)
4、県政報告 ~その1~ 12月議会(一般質問)&決算委員会
5、県政報告 ~その2~ 2月議会(来年度予算)
6、埼玉県の最新トピックス
7、皆さまからのご意見・提言
8、閉会
いつも私が茶話会で心がけているのは
私からの一方向の報告にならぬようにすること。
でも、その心配も必要なくらい、
昨日も参加者の方からも活発な意見・提言が
出されました。
私も頭が整理されたり、勉強になったりと
毎回、とても貴重な時間です。
時々、脱線もしながらですが(笑)

(茶話会の様子 その2)
今回、多くお話ししたのは、
○県議会と市議会の違い
(特に議会運営や一般質問の進め方など)
そして
○県の財政 (来年度の予算規模などを話しながら。)
でした。
身近に身近に感じられない、と言われがちな
県政ですが、これからも平易な言葉で
わかりやすい茶話会にしていきますので
是非、ご参加ください。
その後、大急ぎでお昼ご飯を食べて、
和光市議会の日曜議会の傍聴へいきました。
かつて在籍していた議会を、傍聴席から
見るのは不思議な気分でした。
昨日は、市長の「施政方針」とそれに対する
各会派の「代表質問」でした。
和光市議会の代表質問は、
施政方針に関することしか聞けないので、
質問順番が後になればなるほど、
「前任者の質問で明らかになったため、質問は割愛します。」
となってしまいます。後
見に行った午後からはどうしても、そういう場面が多かったです。
ただ、それでも、会派ごとの目の付け所が
違うので非常に関心深く、聞かせていただきました。
ちなみに。
市議会議員の時は「傍聴席では声が聞こえない」といった
お声を頂戴することがありました。
実際、私は声が大きい方なので
「井上の声は聞こえる」と言っていただけていましたが、
実際に、傍聴席から聞いていると
発言者が少し声を抑えていると聞こえない場面もありました。
議事課でも対応を検討しているとの
ことでしたので、今後はさらに聞きやすくなるはずなので
是非、和光市議会の傍聴へ足を運んでいただけたらと思います。
もちろん、和光市議会よりは場所が遠いですが、
県議会の傍聴にも是非お越しください。
実際に、こうして市議会へと傍聴に行ける機会は限られると思いますが、
引き続き、和光市政で起きている行政課題や
各議員の提案に注目して、県議として
その解決・応援が出来るように努めていきたいと思います。
最後に、下記がインターン生の感想です。
勉強になる一日に出来たようで、よかったです。
◆玉山さん
午前の茶話会では様々な方の意見を聞くことができて勉強になりました。特に保育所の話などは、傍聴の際に出てきた話題や議員から伺っていたことに対して、実際和光で生活する方の生の意見を絡めることができて良かったです。午後の市議会傍聴は県とはまた違った雰囲気を味わえて新鮮な気持ちでした。
◆熊谷くん
茶話会で感じたことは地方政治に詳しい人もそうでない人も興味さえあれば気軽に参加できる雰囲気であったことです。また、参加した市民同士でも意見や情報を交換して知識を深め合えるとてもいい機会だと思いました。今後も茶話会が開かれると思うので、今度は個人的に参加したいとも思いました。
◆北村さん
今日は茶話会で、市民の方々の政治への関心を目の当たりにしました。疑問点や提案を議員に伝える姿を見て、政治にもっと深く関わりたいと思いました。私がこの茶話会で興味を持った事は、『和光市の駅前工事』です。元々地図を見るのが好きなため、私なりにも考えていきたいです。
昨日(2/26・日曜)、10時から開催した
「井上わたるの茶話会」には
用意した席が埋まるご参加をいただきました。
お忙しい中、お越しいただいた皆様、
ありがとうございました。
(茶話会の様子 その1)
昨日の茶話会の流れは次のような感じ。
1、ご挨拶
2、資料の確認など
3、皆さまの 自己紹介&関心事 (市のことも県のことも。)
4、県政報告 ~その1~ 12月議会(一般質問)&決算委員会
5、県政報告 ~その2~ 2月議会(来年度予算)
6、埼玉県の最新トピックス
7、皆さまからのご意見・提言
8、閉会
いつも私が茶話会で心がけているのは
私からの一方向の報告にならぬようにすること。
でも、その心配も必要なくらい、
昨日も参加者の方からも活発な意見・提言が
出されました。
私も頭が整理されたり、勉強になったりと
毎回、とても貴重な時間です。
時々、脱線もしながらですが(笑)
(茶話会の様子 その2)
今回、多くお話ししたのは、
○県議会と市議会の違い
(特に議会運営や一般質問の進め方など)
そして
○県の財政 (来年度の予算規模などを話しながら。)
でした。
身近に身近に感じられない、と言われがちな
県政ですが、これからも平易な言葉で
わかりやすい茶話会にしていきますので
是非、ご参加ください。
その後、大急ぎでお昼ご飯を食べて、
和光市議会の日曜議会の傍聴へいきました。
かつて在籍していた議会を、傍聴席から
見るのは不思議な気分でした。
昨日は、市長の「施政方針」とそれに対する
各会派の「代表質問」でした。
和光市議会の代表質問は、
施政方針に関することしか聞けないので、
質問順番が後になればなるほど、
「前任者の質問で明らかになったため、質問は割愛します。」
となってしまいます。後
見に行った午後からはどうしても、そういう場面が多かったです。
ただ、それでも、会派ごとの目の付け所が
違うので非常に関心深く、聞かせていただきました。
ちなみに。
市議会議員の時は「傍聴席では声が聞こえない」といった
お声を頂戴することがありました。
実際、私は声が大きい方なので
「井上の声は聞こえる」と言っていただけていましたが、
実際に、傍聴席から聞いていると
発言者が少し声を抑えていると聞こえない場面もありました。
議事課でも対応を検討しているとの
ことでしたので、今後はさらに聞きやすくなるはずなので
是非、和光市議会の傍聴へ足を運んでいただけたらと思います。
もちろん、和光市議会よりは場所が遠いですが、
県議会の傍聴にも是非お越しください。
実際に、こうして市議会へと傍聴に行ける機会は限られると思いますが、
引き続き、和光市政で起きている行政課題や
各議員の提案に注目して、県議として
その解決・応援が出来るように努めていきたいと思います。
最後に、下記がインターン生の感想です。
勉強になる一日に出来たようで、よかったです。
◆玉山さん
午前の茶話会では様々な方の意見を聞くことができて勉強になりました。特に保育所の話などは、傍聴の際に出てきた話題や議員から伺っていたことに対して、実際和光で生活する方の生の意見を絡めることができて良かったです。午後の市議会傍聴は県とはまた違った雰囲気を味わえて新鮮な気持ちでした。
◆熊谷くん
茶話会で感じたことは地方政治に詳しい人もそうでない人も興味さえあれば気軽に参加できる雰囲気であったことです。また、参加した市民同士でも意見や情報を交換して知識を深め合えるとてもいい機会だと思いました。今後も茶話会が開かれると思うので、今度は個人的に参加したいとも思いました。
◆北村さん
今日は茶話会で、市民の方々の政治への関心を目の当たりにしました。疑問点や提案を議員に伝える姿を見て、政治にもっと深く関わりたいと思いました。私がこの茶話会で興味を持った事は、『和光市の駅前工事』です。元々地図を見るのが好きなため、私なりにも考えていきたいです。
2012.02.25
こんにちは。
明日、「茶話会」を開催します。
直前の案内をさせてください。
開催日 : 2月26日(日)
会場 : 本町地域センター5階
時間 : 10時~12時
です。
お時間ございましたら、
是非、お越しください。
12月議会や現在開催中の
2月定例会について、色々ご報告や
意見交換できればと思います。
また、県議会は、昨日、24(金)から
代表質問が行われています。
各会派の代表者が、質問に立ち、
初日は、自民党と民主党の代表が、
そして、週明け 27日(月)は、公明党と
私が所属する 刷新の会 の質問が行われます。
ネットでも議会中継が見られますので、
http://dvlsv.skipcity.jp/saitamaken/2.html
是非、皆様の注目を寄せていただければと思います。
明日、「茶話会」を開催します。
直前の案内をさせてください。
開催日 : 2月26日(日)
会場 : 本町地域センター5階
時間 : 10時~12時
です。
お時間ございましたら、
是非、お越しください。
12月議会や現在開催中の
2月定例会について、色々ご報告や
意見交換できればと思います。
また、県議会は、昨日、24(金)から
代表質問が行われています。
各会派の代表者が、質問に立ち、
初日は、自民党と民主党の代表が、
そして、週明け 27日(月)は、公明党と
私が所属する 刷新の会 の質問が行われます。
ネットでも議会中継が見られますので、
http://dvlsv.skipcity.jp/saitamaken/2.html
是非、皆様の注目を寄せていただければと思います。
2012.02.20
こんにちは。
今日から、埼玉県議会 2月定例会が
始まります。
余談ですが、
和光市議会の時も2月中に始まるのですが
議会の名称は「3月議会」と呼んでいました。
自治体によって名称は変わりますが
“2月議会” とか “2月定例会” という名称のところも
多いようです。
今日の開会の後、
明日、明後日は議員向けに予算説明会が開催されます。
各部(例:企画部、県土整備部、福祉部・・・etc)が
次々とその部で所管する予算について説明する場になるそうです。
それらが終わると、「代表質問」が
24日(金)から始まります。
さて。
この2月定例会が始まるまでに
是非、済ませておきたかったのが、視察報告。
既に
福祉保健医療常任委員会視察報告 ~その1 ニッポンハム㈱ 茨城工場~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/993/
福祉保健医療常任委員会視察報告 ~その2 茨城県立こころの医療センター Part1~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/994/
と2度書き込んでいるのですが、
下記の写真をご紹介したかったのです。
これは、茨城県立こころの医療センターを
中心とした医療ネットワークを図化したものです。
この中で、医療機関が「青色」、
そして、保健所などの相談機関が「赤色」で示されています。

この1枚目でいうと、中心から少し右に逸れたところの
青色が、茨城県立こころの医療センターです。
(※但し、当時は、友部病院という名称。)
中心となるはずの県立病院なのに
意外と広範ではなく、
“多くある医療機関のうちのひとつ”・・・くらいにしか
なりえていないのがわかります。
この1年後、病院改革を行ったのちの
ネットワーク図がこちら。

どうですか?
写真は映りが悪いですが、それでも
中心に青色の茨城県立こころの医療センターがあり、
そこを中心に放射状にネットワークが出来ているのが
わかるのではないでしょうか。
これは実際に、医療機関と相談機関の連携が出来るようになり、
精神医療の病院として、地域の中核に転換したことを意味しています。
私もまだまだ勉強不足で、
埼玉の県立病院や地域の拠点病院に、こうした分析を用いて
医療の現状を見たことはありませんでした。
今、課題となっている、
小児医療センター(&さいたま赤十字病院)の移転問題 や
志木市民病院の小児科の課題など、
こうした連携のネットワークの中で、どう配置すべきかを
見ていかなければ、と思った次第です。
視察も、1回行けばわかるものもあれば、
角度を変えてもう一度、聞かなければ深められないものや
関連する別の視察先、まったく逆の取り組みをしている視察先などを
見つけて訪ねてみることも大事だと思っています。
そして、何より大切なのが、
その成果を活かすこと です。
この2月議会での予算審議は、まさにその場だと思っていますので
委員会などの場で、是非活かせるようにしていきたいです。
今日から、埼玉県議会 2月定例会が
始まります。
余談ですが、
和光市議会の時も2月中に始まるのですが
議会の名称は「3月議会」と呼んでいました。
自治体によって名称は変わりますが
“2月議会” とか “2月定例会” という名称のところも
多いようです。
今日の開会の後、
明日、明後日は議員向けに予算説明会が開催されます。
各部(例:企画部、県土整備部、福祉部・・・etc)が
次々とその部で所管する予算について説明する場になるそうです。
それらが終わると、「代表質問」が
24日(金)から始まります。
さて。
この2月定例会が始まるまでに
是非、済ませておきたかったのが、視察報告。
既に
福祉保健医療常任委員会視察報告 ~その1 ニッポンハム㈱ 茨城工場~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/993/
福祉保健医療常任委員会視察報告 ~その2 茨城県立こころの医療センター Part1~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/994/
と2度書き込んでいるのですが、
下記の写真をご紹介したかったのです。
これは、茨城県立こころの医療センターを
中心とした医療ネットワークを図化したものです。
この中で、医療機関が「青色」、
そして、保健所などの相談機関が「赤色」で示されています。
この1枚目でいうと、中心から少し右に逸れたところの
青色が、茨城県立こころの医療センターです。
(※但し、当時は、友部病院という名称。)
中心となるはずの県立病院なのに
意外と広範ではなく、
“多くある医療機関のうちのひとつ”・・・くらいにしか
なりえていないのがわかります。
この1年後、病院改革を行ったのちの
ネットワーク図がこちら。
どうですか?
写真は映りが悪いですが、それでも
中心に青色の茨城県立こころの医療センターがあり、
そこを中心に放射状にネットワークが出来ているのが
わかるのではないでしょうか。
これは実際に、医療機関と相談機関の連携が出来るようになり、
精神医療の病院として、地域の中核に転換したことを意味しています。
私もまだまだ勉強不足で、
埼玉の県立病院や地域の拠点病院に、こうした分析を用いて
医療の現状を見たことはありませんでした。
今、課題となっている、
小児医療センター(&さいたま赤十字病院)の移転問題 や
志木市民病院の小児科の課題など、
こうした連携のネットワークの中で、どう配置すべきかを
見ていかなければ、と思った次第です。
視察も、1回行けばわかるものもあれば、
角度を変えてもう一度、聞かなければ深められないものや
関連する別の視察先、まったく逆の取り組みをしている視察先などを
見つけて訪ねてみることも大事だと思っています。
そして、何より大切なのが、
その成果を活かすこと です。
この2月議会での予算審議は、まさにその場だと思っていますので
委員会などの場で、是非活かせるようにしていきたいです。
2012.02.19
こんにちは。
この1週間は、なかなかPCに向かう機会が少なく
ブログも久々です。
さて、明日から埼玉県議会は
2月定例会が始まります。
既に予算書を手に
県が示した予算に向き合っています。
また、こういう時期だからこそ
勉強の機会を大切にしたいと思っています。
今週は、13日(月)には、
和光市のサンアゼリアで開催された
「まちづくりフォーラム
=成熟社会の地域交通=
~どうする自転車とコミュニティバス~」
に参加、拝聴させていただきました。
また、14日(火)には
埼玉県生態系保護協会の方々から
環境分野での最新の取り組みについて
レクチャーをいただきました。

この写真は、まちづくりフォーラムの様子です。
このフォーラムで
印象に残ったのは、ゲストパネラーの
西武バス代表の方の言葉。
・自転車とバスのことを同時に考えるセミナーは画期的。
・なぜなら自転車への急激な移行は、バス網を弱らせる。
・大切なのは、自転車 or バス で争うのではなく
「マイカー」から、「自転車 or バス or 電車など公共交通」への
移行を促すことだ
といったコメントでした。
また、私も開会にあたり、挨拶をさせていただきましたが、
その際も、埼玉県が制定した
「埼玉県 自転車の安全な利用の促進に関する条例」に触れ、
そして、埼玉が「自転車保有率」や「出荷台数」が全県No.1であることを
お話しました。
ただ、この自転車が使いやすい・・・という点も、
一方で、「他県に比べてバスのネットワークが弱い」という
逆の側面も持っていることを聞きました。
何事も、その裏に潜む可能性をしっかり情報収集し、
そして、分析、対応しなければならない、と
改めて気づかされました。
さて。
冒頭に述べましたが、明日から2月定例会が
始まります。
ブログに関して言うと、実は、常任委員会視察について
ひとつご紹介したい話があったので、
それを明日、ご紹介したいと思います。
最後に。
このセミナーに参加した、インターンの学生たちが
“提言” をレポートにまとめましたので
ご紹介したいと思います。
====
1.自転車について
自転車の専用レーンは早急に作るべきである。現在の道路状況で自転車に車道を走らせることは危険が伴うので、まずは車道上での自転車通行の空間確保を進めていくべきである。その後、歩道上での自転車通行の空間確保に取り掛かる。車道・歩道どちらも自転車通行の空間の確保が困難な場合、交通規制などの対策を検討する。対策も困難な場合は、譲り合いなどの意識を持たせる。そのためには講習会の開催や免許制度の開始も検討するべきである。
2.バスについて
第一に重要なのは、コミュニティーバスの存在意義について明らかにすることである。それはサービスを提供する側だけでなく、与えられる側である市民ももつべき意識である。そのためには、ひとつの地域をさらに細かく分けて、市民と行政の話し合いの機会をより多く設ける必要がある。さらに、民間交通との関係も大事にしなければならない。例えば、コミュニティーバスの存在意義が交通弱者の救済にある場合、路線は民間のバスが通らないような場所に集中するが、その中に主要な施設をいくつか設けることにより民間のバスとの乗り継ぎを上手く行うことで交通弱者の行動範囲は広がる。それを促進する手段として乗り継ぎによる割引制度などもいいのではないかと考える。
この1週間は、なかなかPCに向かう機会が少なく
ブログも久々です。
さて、明日から埼玉県議会は
2月定例会が始まります。
既に予算書を手に
県が示した予算に向き合っています。
また、こういう時期だからこそ
勉強の機会を大切にしたいと思っています。
今週は、13日(月)には、
和光市のサンアゼリアで開催された
「まちづくりフォーラム
=成熟社会の地域交通=
~どうする自転車とコミュニティバス~」
に参加、拝聴させていただきました。
また、14日(火)には
埼玉県生態系保護協会の方々から
環境分野での最新の取り組みについて
レクチャーをいただきました。
この写真は、まちづくりフォーラムの様子です。
このフォーラムで
印象に残ったのは、ゲストパネラーの
西武バス代表の方の言葉。
・自転車とバスのことを同時に考えるセミナーは画期的。
・なぜなら自転車への急激な移行は、バス網を弱らせる。
・大切なのは、自転車 or バス で争うのではなく
「マイカー」から、「自転車 or バス or 電車など公共交通」への
移行を促すことだ
といったコメントでした。
また、私も開会にあたり、挨拶をさせていただきましたが、
その際も、埼玉県が制定した
「埼玉県 自転車の安全な利用の促進に関する条例」に触れ、
そして、埼玉が「自転車保有率」や「出荷台数」が全県No.1であることを
お話しました。
ただ、この自転車が使いやすい・・・という点も、
一方で、「他県に比べてバスのネットワークが弱い」という
逆の側面も持っていることを聞きました。
何事も、その裏に潜む可能性をしっかり情報収集し、
そして、分析、対応しなければならない、と
改めて気づかされました。
さて。
冒頭に述べましたが、明日から2月定例会が
始まります。
ブログに関して言うと、実は、常任委員会視察について
ひとつご紹介したい話があったので、
それを明日、ご紹介したいと思います。
最後に。
このセミナーに参加した、インターンの学生たちが
“提言” をレポートにまとめましたので
ご紹介したいと思います。
====
1.自転車について
自転車の専用レーンは早急に作るべきである。現在の道路状況で自転車に車道を走らせることは危険が伴うので、まずは車道上での自転車通行の空間確保を進めていくべきである。その後、歩道上での自転車通行の空間確保に取り掛かる。車道・歩道どちらも自転車通行の空間の確保が困難な場合、交通規制などの対策を検討する。対策も困難な場合は、譲り合いなどの意識を持たせる。そのためには講習会の開催や免許制度の開始も検討するべきである。
2.バスについて
第一に重要なのは、コミュニティーバスの存在意義について明らかにすることである。それはサービスを提供する側だけでなく、与えられる側である市民ももつべき意識である。そのためには、ひとつの地域をさらに細かく分けて、市民と行政の話し合いの機会をより多く設ける必要がある。さらに、民間交通との関係も大事にしなければならない。例えば、コミュニティーバスの存在意義が交通弱者の救済にある場合、路線は民間のバスが通らないような場所に集中するが、その中に主要な施設をいくつか設けることにより民間のバスとの乗り継ぎを上手く行うことで交通弱者の行動範囲は広がる。それを促進する手段として乗り継ぎによる割引制度などもいいのではないかと考える。
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