井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2013.12.04
こんにちは。

県議会は通常、開会日の翌日から3日間、
「調査日」といって、議案の調査や
質問を行う議員の最後の追い込みの期間となっています。


今日は、
午前中は議案書の読み込みや資料の整理、
午後は県庁での資料収集を行いました。

また、今回の補正予算では
県立久喜図書館の耐震補強の設計業務が計上されています。


今回はあくまでも「久喜図書館」の耐震設計に関わる部分のみが
予算として上がってきていますが、今日は関連施設として
県立浦和図書館を視察しました。




県立図書館は3館それぞれ特徴を持っており、
浦和図書館では、社会科学と産業分野の専門資料や情報提供を行っています。





その他、児童書コーナーや
埼玉関連の資料コーナーなどがあります。


今回、予算が計上された・・・ということにとどまらず、
「県立3図書館の今後」の方向性を位置づけるもので
次のように打ち出されました。

〇久喜図書館(最少Is値 0.40)→ 耐震補強で運営継続
〇熊谷図書館(最少Is値 0.60)→ 耐震強度が十分なので運営継続
〇浦和図書館(最少Is値 0.40)→ 耐震補強は行わず、閉館の方向性


「Is値」という耐震性能を示す値が
0.6を上回る必要があり、その場合、

①利用を終了するか
②耐震補強を行うか
③立て直すか

という選択を行わなければなりません。


結果、今回3館についてそれぞれ
上記のような方向性が出されました。


今回の補正予算提出を踏まえ、
県が出した方向性を共に考えていきたいと思います。




2013.12.01
こんにちは。

明日、12/2(月)から埼玉県議会では
12月定例会が始まります。

閉会日は12月20日(金)までの予定です。

今定例会では、私の所属する県土都市整備常任委員会では
補正予算などを審議することになりそうです。


さて、今日で12月になりましたが、
この11月は連日、多くの行事に赴く機会がありました。

最後の1週間も、視察に始まり、
様々な行事へと参加させていただきました。


【和光市の二大偉人 清水かつらと大石 真
 歌と映画の集い】

和光市に所縁のある童謡詩人 清水かつら の童謡と
児童文学者の 大石 真 の文学作品に触れるイベントに参加しました。



この行事は、県の文化振興基金の助成事業に認定されており、
私も非常に楽しみにしておりました。

この日歌われた清水かつらの童謡は10曲です。

・みどりのそよ風児童合唱団
・白子ははちち合唱隊
・白子小学校 有志

により、合唱あり、独唱ありです。

私も初めて聞く曲もあり、
また、その歌詞が作られた背景の解説もあり、
新たな発見もありました。


大石 真については、児童文学の朗読がありました。

物語は「火ねこのはなし」。



昔よく見た、日本昔話に出てくるようなお話で、
正直者の老夫婦が幸せになる話でした。

そして、映画「チョコレート戦争」を観ました。

ちなみに、ドンパチ撃ち合う話ではございません(笑)
チョコレートで出来たお城を巡る話で
映像には、時代を感じさせる懐かしい風景が
沢山映し出されていました。


この集いに参加し、
和光市内でもっとこの二大偉人を広まればと思うと共に、
埼玉県内にももっと二人の功績を広めたいと思いました。



【和光市スポーツ少年団 スポーツ大会】



少年野球やミニバス、サッカーなどのスポーツ少年団が
ドッジボールやチーム対抗リレーなどで競います。

開会式に参加させてもらい、その後も
競技を応援させていただきました。


【東輝会 餅つき】

自治会よりお招きをいただきましたので
伺わせていただきした。

たき火を囲む地域・自治会の交流に
加えていただき、とても楽しい時間を過ごせました。


【えきまえ商店 ひまわり 1周年記念】

わこうっち と さつきちゃんも応援に駆け付け、
1周年を祝っていました。




私も地元産の野菜を購入させていただきました。



そして、

【菊花展 表彰式】です。

和光市民まつりに合わせて開催されていた「菊花展」。
その表彰式が行われ、私も“県議会議員賞”を授与する
役目を毎年頂戴しています。



こちらが、その県議会議員賞に選ばれた菊花です。

「厚物」という部類で、
「国華越山(こっかえつざん)」という花の名前です。

今年は夏が猛暑だったため、育てるのも大変だったと聞きます。

来年も素晴らしい作品が育つのを楽しみにしたいと思います。



以上で、日々の活動報告は終わります。



このように9月定例会終了後の10月~11月は
行事が目白押しで、かつチラシ配りなどの広報活動を行っていたので
あっという間に過ぎ去った気がします。


明日からの12月定例会も気合を入れて臨みたいと思います。














2013.11.28
こんにちは。

今週、月~火曜日には会派「刷新の会」と
無所属議員の有志で横須賀へ視察へと赴きました。

今回横須賀を訪ねた目的は、この横須賀に点在する
自衛隊関係施設を訪ねるためです。

自衛隊OBである岡 重夫県議のアレンジをいただき、
実現しました。


各所について詳しく綴るのはまた後日として
今回尋ねた施設では、集合写真を撮りましたので
そちらを紹介します。



【防衛大学校】

陸・海・空自衛隊の幹部を養成する4年制の大学施設です。




【記念艦 三笠】

日露戦争で大な役割を果たした戦艦三笠。
今は、艦船の姿と共に、当時の貴重な資料を展示する
記念艦となっています。




【海上自衛隊 第二術科学校】

海上自衛隊の隊員が機関、電機、応急工作等及び
情報、技術、電子計算機、外国語といった特殊な部門の専門教育を
受ける学校です。

この写真は体験させていただいた期間運転の様子です。




【海上自衛隊 潜水医学実験隊】

潜水に関する医学や心理学、人間工学などを研究し、
潜水艦乗組員や潜水員(ダイバー)の安全を確保するための
実験・訓練を行う機関です。

ここでは、初めて「飽和潜水」というものを学びました。

  



今後、このブログで
回数を分けてご報告できればと思います。




2013.11.22
こんにちは。

昨日に続き、県土都市整備委員会の視察について
ご報告します。


午後に訪れたのは、東松山市にある
「こども動物自然公園」です。

http://www.parks.or.jp/sczoo/


視察で動物園?と思うかもしれませんが、
こども動物自然公園は、県立の施設であり、
都市整備部の公園スタジアム課が所管しているのです。


訪れた大きな目的は、

・来園者増加のための取組
・ECO動物園の取組

について調べるためです。




このグラフにあるように、H16年頃は
来場者が46万人程度まで落ち込んでいました。

ただ、その後、平成24年度には69万人にまで増加しています。

その増員を後押ししたのが

平成21年 カピバラ温泉 開始
平成22年 ナイトズー  開始
平成23年 ペンギンヒルズ オープン

といった仕掛けのおかげ、とのことでした。


そして、上記のカピバラ温泉ペンギンヒルズでは
さらに「エコ」を取り入れた施設へと進化をしています。






園長さんに案内されての視察でした。

非常にユニークな園長さんで
動物の様々な生態を教えていただきました。


後ろのペンギンプールが見えると思いますが、
波を打っているのがわかりますか?

日本でも珍しい、造波プールが魅力の一つです。

そして今後、この造波のエネルギー源に
太陽光発電を導入する予定です。

全体の1/4を太陽光で賄えるそうです。


ここにいるフンボルトペンギンは
南極ではなく、南米チリに生息しています。



そのため、丘に上がって暮らしているシーンも
見かけることができます。

この時、ほとんどのペンギンはプールで泳いでいたのですが
1匹だけはぐれペンギンがいたので写真におさめました。


ちなみに、動物園では
花王の協力を得て、ビオレを設置しています。
こうした経費削減のアイディアも良いですね。




そしてもうひとつの「カピバラ温泉」です。



動物園はどうしても冬場の来場者が減ってしまいます。

それを打開するために始められたのが
カピバラ温泉なのです。



カピバラ、気持ちよさそうでした。

私たち視察の議員も一般のお客さんも
皆で見入ってしまいました。

なお、やはり体の多い個体が温泉を独占してしまうそうで
小さなカピバラは、横にある打たせ湯に行くそうです。



これも可愛かったです!

この温泉は、現在、カピパラ舎の屋根に取り付けた太陽光発電と
太陽熱温水器を導入したECO施設となっています。




なお、施行業者を決める際プロポーザル(企業提案)を受け
プラスアルファの設備として
「床暖房」も取り入れられています。





そして、もうひとつのエコの取組が
園内を走るバスの電気自動車化です。



この列車型のバスがEV化します。

ただ、園内は起伏が激しいので、EVの出力で
その起伏をキチンと走り回れるかの実験が必要とのことでした。


ちなみに、視察の一環として
議員団もこの列車バスに乗ったのですが・・・

スーツを着た集団が列車に運ばれている姿は
子どもたちに指差され、「何アレ?」と見せ物になってしまいました(^_^;)



今後は経年に合わせて改修なども必要になります。

そのためにも多くの方に来ていただいて
経営の面でも充実させていかなければなりません。

県土都市整備委員会として、
この視察を通して、園の様々な取組を知る良い機会となりました。

そして、今後永きに渡り、経営し続けるために
投資と収益を両立させる課題を議会としても預かった、という想いでおります。


以上で、視察の報告とします。



私も結構色々な動物園に行きましたが、
東松山 こども動物自然公園は本当にオススメです!


是非、皆さんも「こども動物自然公園」へ訪れてみてください。







2013.11.21
こんにちは。

県議会では、この12月定例会の前の時期、
多くの常任委員会で視察が行います。

私の所属する「県土都市整備委員会」でも
県内2か所の視察を行いました。

今日はその1か所目の視察先となった
「川の消火基地づくり」の取組をご紹介します。

これは今年度からはじまった取組で、
災害時、地震などで消火栓が使えなくなった場合、
河川の水を消火に使えるようにするものです。

現在、今年度から平成27年度までの3年間
県南(戸田~蕨~川口~草加~八潮~三郷)地域に120箇所
予定しています。





この事業は、先の予算特別委員会で取り上げたり、
市議会議員時代にも取り上げたことがあるため、
思い入れが強い取組です。

まだ整備が始まったばかりなので、
実際に見たのは初めてです。

今回見たのは、三郷市の第二大場川に整備された消火基地です。



川辺に、筒型の取水口を整備し、
そこに入りやすいように階段と扉を整備するところまでが
県の事業。実際に取り扱うのは消防本部や消防団です。

(※なお、こうした筒型のほかにも、掘り下げ型の取水口タイプもあります。)


実際に、三郷市消防本部によって放水訓練もしていただき、
その有用性をしっかりと視させていただきました。


ちなみに、その設置地点には
このような標識が立っていて、概ね1kmおきに
設置されています。




なお、消防法でいうところの「消火栓」の扱いではないため、
この消火基地周辺を駐停車にするような規制をすることは出来ないそうです。

今後は消火栓と同様の取り扱いになるように
運用も進めていきたい、という話を伺いました。


それと実際の運用上の課題を消防の方にお話を伺うと、
川の水をくみ上げる際、取水ホースに網目があるため、
ゴミは入らないようですが、川の水の臭いが消防車内に
残ってしまうのだそうです。

そのため、通常の水道水で洗い流す必要があるということでした。

こうした課題を踏まえ「あくまでバックアップ」という考えでいることが
必要なのだと思います。


逆に、この「川の消火基地」の設置が進むことで
河川が身近になり、かつ川をきれいに保とう、という
県民意識の醸成にも繋がればと願います。






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