井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
昨日、6月25日には和光市・朝霞市を中心とした地域で
短時間で猛烈な雨が降り、雨量は1時間110mmにもなりました。
今回の雨の影響をまとめると次のような状況でした。
浸水したこのうち3台がTVなどでも度々報道された
和光市駅のアンダーパスでの浸水です。
(全ての方が無事救助された後、私も現地を確認しました。)
この冠水に纏わる話で一番怖いと思ったのは
乗車されていた方のお話で
「冠水に気づいて車を停車させたにも関わらず
水の勢いで車ごと流された」ということでした。
このことを忘れてはならない教訓として胸に刻み、
少しでも早く危険を察知、回避できるように
日頃から気を付けることが不可欠ですね。
かくいう私も雨の合間をぬって車で外出を試みましたが
余りの雨量に危険を感じ、中央公民館に避難しました。
ちょうど避難している時に、県警本部から電話が掛かってきました。
本来は一般質問に関する電話だったのですが、
その電話で和光市の豪雨状況を伝えました。
また、併せて朝霞県土整備事務所へ連絡を入れ、
確認できた県道の冠水情報の発信を
ツイッターの情報共有方法「#和光市災害」を用いて行いました。
6月1日の防災訓練があったおかげで
多くの方が「#和光市災害」を活用したように思います。
どんな発信があったかは下記よりご確認ください。
※ツイッターで「#和光市災害」を検索してみてください。
一夜が明け、市内には泥が残ったり、排水溝に木々が溜まったりと
前日の雨の爪痕が残っています。
今後も、同様の豪雨があるかもしれませんので
どうか皆さまお気を付け下さい。
ちなみに。
今日は一般質問の準備で県庁へ行き、
警察本部の方に昨日の救助への尽力に心からの感謝を伝えてまいりました。
さぁ、県議会は明日から5日間の一般質問が始まります。
私の出番は4日目となる「7月2日(水)13時~」です。
原稿の仕上がり具合は7割半~8割といった程度。
最後の追い込みに取り掛かります!
本日は午前中は6月定例会の議案勉強会。
各部署から議案や補正予算に関して説明を受けました。

ちなみに、ちょうどこの勉強会と同じタイミングで
松本市長が県庁に来庁されていて、その後、会派の控室を訪ねていただきました。
「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」の中間とりまとめを受けて
今後、羽田空港の着陸の際に夕方に限り、和光市等の上空を
飛行するルートが検討されています。
この件に関して、県庁に意見交換をされたとのこと。
私も今度の一般質問で取り上げる予定です。
議案勉強会のあとは、一般質問のヒアリングや準備です。
まだまだ「完成!」となるまでは時間が掛かりそうです。
あと1週間後に迫っていますが、ギリギリまで情報収集を行い、
より的確な情報を議場でぶつけられるようにしたいと思います。
ちなみに、次の写真は
先日の松本市長の「茶話会」にゲスト参加した時の写真です。
※一般の参加者が映らないようトリミングしています。
私も同じ「茶話会」を開催していますし、私の会に来ていただいている方も
参加されていましたが、やっぱり同じ茶話会でも雰囲気が違うんだな、と感じました。
私からは、
<県議会の仕組み>
<和光市関連の県事業・県予算>
<県議会議員の活動>
などをお話しさせていただきました。
私、井上の茶話会も7月定例会が終わった後、
夏に開催予定です。
本日、埼玉県議会は6月定例会を開会しました。
7月11日までの会期です。
今回のメインの議案となりそうなのは
○平成26年度埼玉県一般会計補正予算(第2号)
交換することについて議決を求める議案
ちなみに、私の所属する「警察危機管理防災常任委員会」に
付託される案件は1件。
「警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例の一部を改正する条例」です。
東入間警察署の庁舎の建替えによる新庁舎への移転に伴う
位置変更のための改正についての議案です。
これは手続き的な改正なので、きっと委員会ではシンプルな
議論になることでしょう。
なお、去る2月定例会の最後に新たに選出された
樋口議長が体調不良のため、本日辞職し、
新たに長峰議長が選出される、ということがありましたので
併せてご報告いたします。
② 今日は午前中が本会議でした。
その後、昼にかけて一般質問の準備を行い、
さらに午後3時から和光市役所で「青少年問題協議会」の会議に
出席しました。
今回は昨年度の事業報告と、今年度の事業予定報告を受け、
その後、「スマートフォン・携帯電話の安心安全な利用について」をテーマに
意見交換を行いました。
私は県政に関わる立場として委員に選出されているので
私からは県が今年度、モデル県立高校6校で実施する
「生徒自身による『スマホ安全利用私たちのルール』づくり」の取組」を
紹介しました。
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news140613-06.html
とはいえ、やはりこうした自主的な取組は高校生だから出来ることです。
でも、実際には中学生でも7割以上がケータイ・スマホを持っているということです。
(市内の中学校校長先生談)
そこで、今後、教育委員会や青少年育成に関わる団体等で
「和光市ならではの利用のルール」のようなものを作っていこう!」という
ことが決まりました。
なお、今日の最後、夕方5時からは
「下新倉小学校新設準備室」にて学校建設の最新状況について
意見交換をさせていただきました。
今後、解決すべき課題も明らかになりましたので
県の協力を得られるように努めていきたいと思います!
①まずは告知からスタートです。
明日(22日・日曜日)の14時30分から
松本たけひろ和光市長の「茶話会」にゲスト出演させていただきます。
場所は和光市勤労青少年ホームです。
和光市に関わる県事業や県議会についてお話ししたいと思います。
②続いては「総会」についての話題です。
この間、連日お声掛けをいただいていた各団体の「総会」。
前年度の事業報告、決算、そして新年度の事業計画と予算を審議する場で
私も多くの会に出席させていただきました。
昨日、「和光市防火安全協会」の総会、及び
本日の「和光市議会OB会」への出席へもって
今シーズンの総会が一段落しました。
会の中身もそうですが、会の前後の時間や
懇親会でいただいたご意見や相談事が良いヒントになっています。
ひとつひとつ解決に繋げていけたら、と思います。
③そして、こちらも市内のイベントのご案内です。
第四小学校のグラウンドの一角に機関車があるのをご存知ですか?
経年でサビだらけで、鉄板が剥がれ落ちる等の状況にありました。

しかし、それを3年かけて市民の有志が手作りで直したのです!

そこには、かつて錆びて朽ち果てる寸前だった機関車を
素人ながら蘇らせた熱い男たちの物語があります。
完成披露のイベントは明日(22日・日)も
11時~15時までの行われています。

目印は、これもメンバーが入手した
“本物の和光市駅の駅看板”です。

ちなみに、機関室(運転室)に入ることもできます。
私も幼い頃、この機関車の周りで親戚同士で遊んだ想い出があります。
当時の面影が蘇りました (^_^)
④最後に。
今日は「陸上自衛隊東部方面音楽隊」の定期演奏会へ。
クラシックだけでなく、
『ルパン三世』のテーマや今話題の「アナと雪の女王」の『Let It Go』まで。
特に第2部のハイトーントランペットの
エリック宮城さんの演奏にはしびれました!
会派視察の最後は名古屋市が進める
「陽子線治療センターおよびクオリティライフ21城北構想」についてです。
説明会場だった名古屋市会の委員会室。
名古屋市会のパネルを背景に撮影。
本会議場も視察させていただきました。
珍しい円形の議場でした。
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(1) 名古屋市役所
視察内容
「陽子線治療センターおよびクオリティライフ21城北構想について」
●西武医療センターを中心とした総合医療拠点の整備
名古屋市では平成27年度の完成を目指して「クオリティライフ21城北」という総合医療拠点の整備を進めている。この医療拠点には、平成23年に開院した西部医療センター、平成25年に治療開始した名古屋市陽子線治療センターの他、平成27年度には重症心身障害児者施設とウェルネスガーデンを開設させる計画である。用地取得費を含め、全体の事業費は565億円になる。
●最新の「陽子線治療」を提供
名古屋市の統計では死因の3分の1ががんである。がん治療は大きく「外科治療」「放射線治療」「化学療法」の3つに分類でき、この陽子線治療は放射線治療の中でも最新の治療法である。
この陽子線治療の特徴は、陽子線がある深さで放射線量が最大になり、それより先には到達しないという特徴を生かし、患部以外の正常な組織へのダメージを極力軽減できることである。また、この名古屋市陽子線治療センターではスポットスキャニング照射という手法を用いることで、よりがん患部の形に近い照射を実現している。
なお、この施設運営は株式会社 日立製作所中部支社とのBTO方式での契約がとられており、「建物の建設・治療装置等の整備」「治療装置の運転・保守管理」「建物・設備の保守管理」を日立製作所が行う。平成20年度~から平成43年度末までの契約で、契約金額は約245億円である。
●陽子線治療の課題
この陽子線治療も万能ではなく、動き続ける臓器のがん(例:胃がん、大腸がん)には不向きであり、全身に広がった白血病や悪性リンパ腫には適応ではない。そのため前立腺がんでの実績が多い。
また、治療には概ね300万円程度要する。名古屋市民(但し、1年以上在住)には減免制度もあるが、広く市民から集めた市民税で高額な治療設備を整備・提供することには開設までに多くの議論があった。
●黒字化には年間800人の利用が必要
現在の患者数は概ね400人程度である。赤字の解消には年間治療者800人程度が必要となる。そのためには、医師や看護師の充実が必要であると共に、より効果的な治療法を検証しながら、この陽子線治療に適した患者に陽子線治療センターの利用を促していくとのことであった。
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執行部からの説明の後、かの有名な
河村たかし名古屋市長にお時間をいただくことが出来ました。
初めてお会いしましたが、ユーモア満載の河村節はもちろんですが
それ以上に驚いたのは、様々な施策の詳細な情報が頭に入っているということです。
例えば、上記の視察で聞いた陽子線センターについて市長の考えを伺いましたが、
その際には赤字黒字の分岐点となる費用や患者数などの数字がサラッと出てきます。
豪快なイメージが強い河村市長ですが、
政策にも通じ、繊細なところを見ることが出来ました。
以上で、会派視察の報告を終わります。
来週からはいよいよ6月定例会が始まります。