井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
3月に入り、県議会の2月定例会も中盤に差し掛かってきました。
先日ご紹介した「代表質問」は無事終了し、
一般質問が、今回は普段の定例会より2日短い3日間の日程を終えました。
我が会派「無所属県民会議」からは久喜市の石川忠義県議が登壇。
県議としては1期目でも、市議としては20年以上のキャリアをもつ大先輩です。
写真は質問後の傍聴者への感謝報告会の様子。
私の左隣が石川議員です。

さて、今回の一般質問も
自民党は「知事に質問しない」という作戦に出ました。
やはり、聞いてても「政策議論」という緊張感がないんです。
私が一般質問を行う時も、全て知事に聞くわけではありません。
でも、
「直接知事に尋ねたいけれど、さすがに全部はアレなので、部長に」というのと
「最初から知事に聞くつもりはありません。部長さんで」というのと
では執行部の構え方も変わってくると思います。
実際に、今回の知事回避質問では踏み込んだ議論はなかったと感じました。
誰に聞くかも質問者の自由ですが、
私は政策論議が行なわれる議会こそ、県民に見てほしいです。
そういう意味では、私の所属している企画財政常任委員会では
毎回、議論が活発に行われています。
議案の審査以外に所管事項を聞ける「所管事務調査」というのが
最近多く行われており、その時に他の議員さんが繰り出す「持論」に対して、
「それは、実はこういう見解が出来るのではないか?」と別視点を提案する、と
いった感じです。
こないだも、組織改正についてがテーマになった時、
来年度から新設される「地域包括ケア局」が話題になりました。
地域包括ケアシステムの確立には、介護と医療の両方が関わります。
そのため、【福祉部】と【保健医療部】を横断する組織として
「地域包括ケア局」が設立されることになったのです。
でも、「責任の所在はどうなるんだ?!」「指揮命令権はどうなる!?」との
発言が相次ぎ、執行部も圧された雰囲気に。。。
そこで、現状の組織図を良く見ると
「食品安全局」という部署があることを発見しました。
主に食肉の安全・衛生管理について
【農林部】と【保健福祉部】を跨ぐ形で「局」が存在していたことを指摘して、
今回のが決して初事例ではないことを指摘しました。
甲斐あって、その議論はそこで無事収拾・・・と、相成りました。
毎回はこのように出来るとは限りませんが
誰よりも調べて委員会に臨めればと常に思っております。
そして、今後は、予算特別委員会や
まちひと特別委員会などが2週間にわたって行なわれる日程となっています。
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こうした議会日程の中、市内の行事にも積極的に
伺わせていただいています。
写真があるものを中心にご紹介させていただきます。
どれも参加者・主催者の熱気伝わる素晴らしいイベントばかりでした。
【ミニバスケットボール卒団ファイナル大会】

【和光市湧水地とコケ の勉強会】

【ビームライフル体験会 ~射撃競技デモンストレーション~】


こんにちは。
今週から埼玉県議会2月定例会も本格的な審議に入ります。
月・火曜日と執行部からの新年度予算に関わる主な施策の説明が行なわれ、
明日から代表質問が行われます。
我が会派「無所属県民会議」は26日・金の10時からです。
なお、予算資料の一部をご紹介します。
新年度 の「歳入」のグラフが次の写真です。
主な収入としては県税収入は42%、県債(借金)が12.8%となっています。
次の写真が「部門別歳出」のグラフです。
県予算の特徴は教育費・警察費が突出して多いことです。
これは教員と警察官の人件費が多く掛かるからなのです。
次の「性質別の歳出」のグラフを見ると、
先程お話した人件費の割合にも納得していただけると思います。
今回は予算特別委員会の委員ではなく、また今まで所属する常任委員会では
予算委員会からの「調査委託」という形で審査をしていましたが
今年度からはそれもありません。
なので、予算特別委員会のメンバーや代表質問に
意思を託す形で、予算審査に積極的に関わっていこうと思っております。
今日から県議会2月定例会がスタートしました。
今回は予算を審議する年間でも最も長い議会です。
そして、 今回の予算から「知事審査」の情報を公開する、という取組が始まりました。
(例:企画財政部)
http://www.pref.saitama.lg.jp/…/documents/02kikakuzaisei.pdf
和光市役所でも同様の取組は行われており、それを知っていた身として、県でも取り組めないか、過去に担当の財政課にこの実現を呼び掛けました。
当時は難しい、という回答でしたが、時間を経て実現に繋がりました。
そして、今回も大学生が議員インターンに井上事務所に来ています。
2名の学生です。
ぜひ普段できない経験をしてもらえたら、と思います(^^)
こんにちは。
私が所属する、そして昨年秋から注力してきた「まちひとしごと創生総合戦略」を審議する特別委員会が昨日、開かれました。
本来であれば12月定例会で決着するはずが、自民党が「もっと審議時間が必要」と継続審査となり、昨日の委員会に持ち越されました。
先に結論を言うと、「まだ決着していません」。
昨日の委員会で、自民党から「今日の審議を通して修正案を出す必要を感じたため、修正案作成のために時間をもらいたい」として、さらに先延ばしになりました。
・・・この「修正案を出す」という動きは察知していました。
私は昨年の段階で県に対して課題を提示し、それがキチンと反映された修正案が議案としてあがってきたため、これ以上の修正の必要はないと考えています。
ただ、私も真剣に議論に臨んでいるからこそ、もし、昨日の審議で自民党が執行部の出している戦略(案)を切り崩すだけの審議をしたなら、真摯に耳を傾けるつもりでいました。
(右から二番目が井上。中央が同会派の美田議員。)
ところが、昨日の審査の内容はというと・・・
・討論紗帰結を控えた昨日の委員会から2名の委員が交代した
・「執行部の追加修正した部分を審査するには時間が足りない」といって継続審査にしたにも関わらず、昨日の審査範囲は追加修正部分だけでなく全範囲に及ぶ
・継続審査で2か月以上の調査時間があったにも関わらず、新たな視点での質疑無し
・継続審査に賛成した委員の半分しか質問しない
・執行部の答弁で明確な回答があっても、いつまでも同じ議論を繰り返す
・認識不足の思い込みで質問する・・・etc
と継続審査によって費やした時間や、執行部、そして他会派の委員のこの委員会に掛ける想いを削ぐ内容でした。
今後は、2月定例会中に「修正案」を提出・審議するための委員会が開催される予定です。(日程も未定です。)
これが今回の顛末です。
ただ、ここで綴ったような実態は新聞やテレ玉ニュースでは全く報じられていません。。。
あたかも、県執行部の作った戦略案が不完全で、それを指摘した自民党が主導で修正案を提出する、みたいな描かれ方です。
文字数や放送時間に限りがあるのは十分承知ですが、どうか議会の全体像を伝えていただくよう、切に切に願います。
新年の1月~2月に掛けては、市内及び県下の
各地域・各種団体の新年会にご招待をいただきます。
出席させていただいた団体を紹介させていただくと・・・
・朝霞駐屯地
・朝霞青年会議所
・生きいきクラブ連合会
・和光市商工会

・和光市婦人会
・向山自治会
・協和会自治会

・和光市消防団
・和光市身体障害者福祉会
・和光市体育協会

・市議会OB会
・スポーツ少年団 少年野球連盟
・和光市防火安全協会
・和光市社会福祉協議会
・和光市吟詠会
・新春凧揚げ大会

・和光市商工会青年部
・埼玉県医師会
・和光市長野県人会
・和光市ミニバスケットボール連盟 etc
です。
そして、この期間中、和光市応援団長を務めていただいている
SKE48の松村香織さんとお会いすることが出来ました。
いつもテレビやステージの上の姿を拝見するだけでしたが
今回は貴重な機会をいただきました。
松村さんのツイッターにて紹介していただき、
その中には私の初当選時のエピソードまで・・・恐縮です。
その一文&その後のやり取りをツイッターより
引用&ご紹介させてください。
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<松村さんツイート>
写真は松本市長と井上県議会議員


井上さんは和光市議会議員もやっていて27歳で初当選

式典参加者へのお土産は無修正

<井上ツイート>
松村さん、今日はありがとうございました。
引き続き松本市長と共に“和光市応援団長の応援団”として
松村さんの応援をさせていただきます^_^
<松村さんツイート>
昨日はありがとうございました♡ 松本市長とご一緒にぜひ 応援してくださいっ

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とても丁寧なメッセージに誰もが心打たれると思います。
県議会内でも応援団を増やしていきたいです(^_^)
さて、こうした行事参加と並行して、
2月定例会に向けた準備や、その会でいただいた声を
関係部署に届ける「架け橋プロジェクト」は継続中です。
また、駅でのレポート配布も行なっています。

和光市駅での配布は本日(2/8・月)で終了しましたので
今後は地下鉄成増駅等で実施予定です。
チラシをご覧になりたい方は下記よりご覧ください。
http://inouewataru.com/pdf/55.pdf