井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2016.07.04
こんにちは。

この1週間は私にとってあっという間に過ぎました。

6月定例会の閉会、和光自然環境を守る会の皆さまの知事訪問同席、
そして、佐賀県・熊本県への会派視察を行いました。

これらの報告は追って行いたいと思います。

さて、参議院選挙も残すところあと1週間となりました。

和光市では、今回の参議院選挙にあたり、
イトーヨーカ堂和光店内に「期日前投票所」を開設しました。




私も本日期日前投票に行ってきました。

開設するのは今日から、投票日の前日にあたる7月9日(土曜日)までです。

時間は10時~20時、2階の奥、サービスカウンター付近です。
思ったよりスペースはコンパクトです。

是非活用してみてください!


投票済証明書もちゃんと発行されます。



ちなみに。

私は市議会の時、平成21年に駅近くへの期日前投票所の増設を
提案させていただきました。

当時の質問を振り返ってみました。
(一番下に綴ります。)

その際は、駅前の本町地域センターを想定して質問しましたが
「スペースが狭く難しい」ということでしたが、
今日のヨーカドーの期日前投票所も実際に見てみると非常にコンパクトでした。

また、民間施設利用の可能性を探る、という答弁を引き出していたので、
なかなか先見の明のある質問が出来ていたな、と過去の自分に
少しだけ激励を送ってやりたい気持ちになりました。


何はともあれ、今回の期日前投票所の開設実現には
ヨーカドーさんの絶大な協力抜きに語ることは出来ません。

今日も場所案内など丁寧な対応をしてくださっていました。


市役所に少しでも多くの方にとっては非常に便利な投票所です。
是非、活用いただき、投票率・政治参加率を上げていきましょう!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


<質問>

(1)期日前投票所の設置はできないかをお伺いしたいと思います。
これまで市役所庁舎内での
期日前投票を実施していますが、やはり市民の利便性を考えると、駅前、もしくは新倉、下新倉地区にもう1カ所設置すべきではないでしょうか。具体的には、駅前であれば本町地域センター、新倉、下新倉地区では坂下公民館がよいのではないかと考えます。本町地域センターについては、1部屋ごとの広さが狭いのが難点ですが、場所柄、市民が利用しやすい施設と思います。複数の部屋を組み合わせることでの設置という方法も検討できないでしょうか。期日前投票の増設について伺います。


(1)期日前投票所の増設についてお答えいたします。
 選挙は、選挙期日であります投票日に投票所において投票することを原則としていますが、期日前投票制度は、投票日に仕事やレジャーなどの理由で投票できない方が、選挙期日と同じ方法で投票を行うことができる仕組みであります。和光市の期日前投票所の実績は、現在のところ市役所1カ所であります。2カ所目の増設を考えた場合、人の流れが集中する和光市駅に近い本町地域センターが有力でありますが、本町地域センターは一番広い集会室でも面積は39㎡で、入り口のホールも狭く、大勢の方が投票に来場された場合、管理上の問題も考えられますので、期日前投票所としての利用は難しいと考えております。
 施設のうちの2部屋を利用の場合という御質問がございましたが、単独選挙の場合とか、複数選挙のケースも想定されます。それと管理者、立会人、事務従事者含めますと8名の人員も必要であります。あとは事務をどういう形で2つの部屋に分けられるかという問題もございまして、その辺のところについても管理上は難しいというふうに考えております。しかしながら、駅付近の期日前投票所設置の効果につきましては、十分に認識しているところでありますので、費用対効果を考慮し、管理上一定の条件を満たしている、例えば民間商業施設の使用も視野に入れ、今後も設置につきましては意識してまいりたいと考えております。









2016.06.22

こんにちは。

さて、今日から参議院議員選挙が始まりました。

とはいえ、県議会はまだまだ開会中。
閉会日まで県民のための議会行動を行っていきたいと思います。

さて、先日ホームページを更新しました。

ひとつは県が始めた「川の防災情報」

県政情報コンシェルジュ で取り上げました。





下記からご覧いただけます。
今も熊本など九州地方で大雨による被害が拡大しています。

是非、ご活用いただければと思います。

http://inouewataru.com/concierge.html





もうひとつは、「ご意見をお寄せください」の
コーナーに画像を添付できるようにしました! 




例えば、県道や信号などの修繕をしてほしい場所などがあれば、
その写真を送ってください。

http://inouewataru.com/inq.html

今まで以上にスピーディな対応ができるかと思います!









2016.06.16
こんにちは。

参議院議員選挙で
県内初となる「大学内期日前投票所」が東松山市にある
大東文化大学内に開設されることが決定しました。

昨年の一般質問で提言し、
その時は「設置はハードルが高い」趣旨の答弁でしたが、
東松山市選管と大東文化大学の素晴らしい取組に敬意を表します!
 
今回の実施にあたり、県選管にも期日投票所の取り組みを
しっかり見ていただくように、要請しております。

実は昨年の質問の時も、心の中でイメージしてたのが、この大東文化大学でした。

これが発祥として、更なる取組が広がることを期待しています(^_^)


また、和光市の話題もご紹介します。

今回の参議院選から、期日前投票所が駅北口区画整理事務所から
イトーヨーカドー和光店に変更となります。

(※北口区画整理事務所が遠くなったことと
かねてから和光市が要請していたことが実現しています。)

なお、市役所の期日前投票所は6月23日から受け付けていますが、
ヨーカドー投票所は7月4日(月)からとなっております。

ご注意ください。

2016.06.15
こんにちは。

報道でご存知の方も多いと思いますが、

「埼玉県を含む関東6都県に水を供給する
利根川上流のダム8カ所の貯水率が37%と低下していることを受け、
国土交通省関東地方整備局などでつくる利根川水系渇水対策連絡協議会は14日、
さいたま市内で会合を開き、10%の取水制限を16日午前9時から実施すると決めた。」

取水制限を実施するのは3年ぶりです。

ちょうどこの3年前の渇水の際に一般質問で取り上げました。
その際のやり取りを下記リンクにて紹介します。

http://inouewataru.com/ippanshitsumon25.html#kk09




「整備局によると、利根川上流のダム郡の貯水量は13日現在、約1億7千万立方メートル。貯水率が37%まで低下し、現在の8ダム体制になった1992年以来、この時期として最低となっている。今後も少雨の状態が続く見込みで、農業用水など水利用の需要期を迎えることから、取水を10%制限する。

 県では県渇水対策本部を開設し、関係市町村などに対し節水要請などを行う。」


というところまで報じられていますが、
今後についての可能性や対応についても「一般質問のその後」が
参考になるのかと思います。






2016.06.12

こんにちは。

先日もご報告しましたが、開会日の議運で
「2月定例会の代表質問は、会派代表者に限る」というルール変更がされました。



議運の場で、最大会派である自民党県議団から
突如出された提案にその日のうちに結論を出す、という性急な決定でした。



私は突き詰めれば、
この「2月定例会の代表質問は、会派代表者に限る」という点そのものについては、
反対ではありません。



代表質問とは、交渉会派(埼玉県議会においては8名以上)に
与えられた機会です。

会派を代表する立場の者が会派内共通の問題意識や
考え・提言を2月定例会という予算審議を行う
最も重要な議会で知事にぶつける、それが代表質問ですから、
代表者が行うのが最も適しているでしょう。



私が今回の提案で反対した最大の理由は
「2月定例会の代表質問は、会派代表者に限る」というルールと共に決定した
「代表質問を行った者は一般質問をしてはいけない」というルールです。



会派代表者にも、“議員個人”としての発言の機会は保証されるべきだし、
議員個人としてテーマとしている政策もあれば、抱えている課題もあります。

特に代表者が一人区選出の議員であれば、
そのまちの議員は、確かに「ある会派の代表」かもしれませんが、
その選挙区からしたら、たった一人しかいない県議会議員なのです。


一般質問は「議員個人の立場」で行うことは
県民の皆さんに配られる「議会パンフレット」にも書かれていますし、
先の議運でも主張しました。





しかしこうした主張は通りませんでした。



様々な地方議会であることですが、
多数を占める会派では、期数が上の議員は質問せずに、
その質問機会を若手に譲ったりすることがあります。

会派で決めることなので、そのことについては言及しませんが、
地方議会でも若手や熱心な議員は、一般質問の場を心待ちにしているのです。

そのために日々調査や広聴活動に力を注ぐのです。



私達、無所属県民会議はまさに後者です。

そういう会派にとっては、
“議員個人”として発言できる一般質問の機会は大切なものなのです。



会派の代表を務めるほどの議員であれば、
他の議員にはない着眼点を持っているかもしれないし、
その着眼点が県政を大きく動かすことがあるかもしれません。



それなのに、そうした機会を議会が自ら制限する、
というのは、議会力を自ら弱体化させているとしか言えません。誠に残念です。



先日発表された「議会改革度ランキング」というのがあるのですが、
埼玉県議会は、県内の市町村議会を含めて改革度はなんと5位。

これは「ネット中継をやってるかどうか?」などが
重要なポイントになるのでランキングは上に居ますが、
その実は、今回のような「むしろ後退してない?」という変更が多発している、
というのが埼玉県議会の実情です。

こうしたことも是非、知っていただけたらと思います。




最後に。



この方針決定の翌日の新聞報道にも“新聞社による書きぶり”が異なりました。



ある新聞社は、今回の決定を「押し切った」と書き、
ある新聞は「議会運営委員会で『合意』」と書きました。









見方や表現が大きく異なりますね。



なお、これまた同じ日の新聞には議長インタビューが掲載され
「公平公正な議会運営がしたい」
「議会改革について(中略)各会派からさまざまな提案があると思うので、
しっかり対応していきたい。」と綴られていました。







まだ今年度の県議会は始まったばかりです。

その言葉の通りの議会運営になるように願うと共に、
私も議員として、そして議会運営委員会の一員として
最大限努力をしていきたいと思います。







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