井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
さて、2月定例会(といって3月末に閉会します。)の報告が
まだ十分ではなかったので、ここで触れたいと思います。
2月定例会は新年度予算など重要な議案が多数あります。
また、今回は5年に1度の「5か年計画」の策定も採決議案なので、
その対応は各会派それぞれ重要な意味を持ちます。
議員は多くの場合、「知事・執行部とは是々非々であるべし」という話があります。
「是々非々」とは「いいものには賛成、よくないものには反対する」、
という意味ですが、私もそうあるべきだと思いますし、今もそうしています。
所属する会派「無所属県民会議」全員が
その意識を持って議案に臨んでいます。
ところで、今回の2月定例会では、
自民党県議団(最大会派で過半数を有しています。)からは、
議案や議会運営に関して、様々な形で「議員提案」がなされました。
私たちは、こうした他会派からの提案に対しても
「是々非々」であるべきと考えています。
今回の議会全体を通してみても、
賛同した提案もあれば反対した提案もあります。
※実際には納得しがたいものが多く、反対した案件が多かったですけど。
今議会の対応を一覧にしてみました。
【新年度予算】
○執行部提案の予算案→賛成
○自民党提出の「付帯決議」→反対
【5か年計画】
○執行部提案の原案→賛成
○自民党提出の「修正案」→反対
【防災ヘリの手数料徴収(=有料化)条例】
自民党が提案→反対
※写真1。「反対」だったので起立せずに座っています。
※2列目 左から2人目
【埼玉県農林水産業振興条例】
自民党が提案→賛成
【意見書】
○自民党提出の2件のうち→1件賛成、1件反対
○公明党提出の1件→賛成
【教育長人事】
○自民党が継続審査を主張→早期任命を求め、反対
※写真2。上段左端。
委員会に付託するのはOKでしたが、そこから引き延ばす
継続審査には「反対」しました。
以上が、主だった議案を列記するとこのような感じになります。
過半数を占める会派が1つ居れば、
それだけで「議会としての決定」になってしまうのですが、
それでも、述べるべき意見・議事録に残すべき主張は、
閉会日の「討論」などの機会を活用し、
これからも、しっっっかりと訴えていきたいと思っています。
こんにちは。
昨年の12月定例会で提案した
「スポーツ×アニメのコラボで更なる機運醸成を!」の一般質問が形になりました。
一般質問の際の答弁でも事例として紹介された
ラグビーW杯×ラグビーアニメ『ALL OUT』(※原作漫画もあります。)が実現しました。
◆一般質問https://www.pref.saitama.lg.jp/…/gikai-gaiy…/h2812/c020.html
◆県のプレスリリースhttps://www.pref.saitama.lg.jp/a00…/news/page/170329-01.html
これから先も、様々な競技&アニメとの更なる連携を期待しています(^o^)
こんにちは。
新年度になりました。
先週は、1か月半に及ぶ埼玉県議会2月定例会、
そして、和光市都市計画審議会(私も委員として参加しています。)が終了し、
平成28年度の公務が全て終了しました。
(2月定例会は別投稿で報告します。)
和光市都市計画審議会では、
①生産緑地の変更
②都市計画の変更 (白子三丁目&和光北インター)
③都市マスタープランの改正
を取扱いました。
特に、②では、かねてから市民の方からご要望もいただいていた
県道練馬川口線(=オリンピック通り)から区画整理地内に入る
ギザギザ折れ曲がる予定だった道路を、県道と垂直に交わるように
計画の変更が行われました。
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これで安全性も利便性もアップすると思います。
また、③の都市マスタープランは、
外環道 和光北インターチェンジの東側部分を
「新産業・物流産業ゾーン」としての都市活用を位置づけることになりました。
こうした方針決定と
今後埼玉県で進める予定の「254バイパスの延伸」が
うまく噛み合っていくと、新たな和光のまちづくりがみえてくると思います。
私も引き続き、これらの実現に尽力していきます。
また、私は市議時代から
「学生インターン」の受入を行なっています。
大学生の受入を長く行なっていましたが、
昨年からは、18歳投票権の改正もあったので「高校生」の受入をはじめました。
今季の春の受入でも、この4月で大学生になる学生を1人受け入れました。
そんな生活が変わる慌ただしい時期にも関わらず
「やってみよう!」と思ってくれた学生の期待に応えられるようにと、
私もプログラムを考えます。
今回は2月定例会もあったので、
・予算特別委員会の傍聴
・本会議の傍聴
・地方議会&選挙の座学(+政治のホンネの学習)
・街頭演説etc
を行ないました。
和光市駅での街頭演説の際には、
「頑張って~!」と声を掛けてくださった方も居て、
学生にとってすごく励みになったようです。
(なかなか無いですものね、人前で話す、
そしてそれにエールをもらう、って経験って(^^) )
協力いただいた皆さま、ありがとうございます!
そして、これからもこうした経験を多くの学生にしてもらえるよう、
受入を続けたいと思います。
こんにちは。
埼玉県議会は複数の特別委員会が同時進行中で、
今、メインは予算特別委員会です。
(私は今年は委員ではないです。)ネットでも見ることが出来ます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/gikai-chuukei.html
私が所属している「少子高齢社会対策 特別委員会」では
1年間の審議を踏まえての「提言書」をまとめました。
その中には、
・少子化対策の一環として「産前産後ケアにおける心療内科との連携」
・高齢社会対策における「救急車の適正利用のため、(救急車を呼んだけど、実は呼ぶほどではなかった未搬送者を重点的に)#7000、#8000の周知強化」
など、私の発言をもとに掲載されたものもあります。
今、審議中の「新年度予算」には、
産後ケア(特に、産前産後うつ対策)が盛り込まれたので、
昨年末の一般質問での提言を含めて、この分野に置いて
一定の施策の前進に寄与できたかな、と思っております。
こんにちは。
今定例会では、平成27年6月定例会に続き、
私が所属する会派「無所属県民会議」は
費用弁償の「定額支給方式」から「実費支給方式」へ変更するための
「埼玉県議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正する条例」を
提案しました。
費用弁償は、東京都議会でも本年4月1日からは
原則廃止(島しょ部を除く)となります。
近県において定額支給方式を続けているのは、
いよいよ埼玉県議会のみとなりました。
前回の提案からこれまでの期間、費用弁償を含む
議会改革に関する特別委員会の設置については、
超党派で要請が行なってきました。
先の議会運営委員会においても、
複数の会派から議会改革に関する特別委員会設置の声が挙げられました。
しかし、残念ながら議会及び議会運営委員会の多数を擁する自民党県議団は、
どうにもそれらの声に応えられておらず、設置に至っていないというのが現状です。
埼玉県議会において支払われる費用弁償の年間総額は現制度の下では、
およそ4800万円以上に上ります。
固定支給方式から実費支給方式へと支給方式を改めることで、
財政節約効果も期待されます。
今回の総務県民生活常任委員会
(私も所属。委員会では「賛成討論」を行いました。)での採決では、
民進党・無所属の会、公明党、共産党が賛成をし、
自民党県議団および無所属議員1名が反対を示しました。
議会全体の検討の場を設けることにも消極的な姿勢を続いています。
一方で最も全国的にも注目が高い東京都議会や、
比較対象となり得る近県の千葉県議会、神奈川県議会の動きにも
埼玉県議会は遅れをとっていると言えるでしょう。
今後も引き続き賛同を呼びかけていきますが、
それだけではどうにもならない議会運営に大変憂慮しています。
県民の皆さまに、東京・千葉・神奈川では既に進んだ改革が
「埼玉だけそのまま」ってことを知っていただき、
世論が動くことを期待して、投稿させていただきます!