井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
過去にも投稿したことがありますが、
私はNPO法人「和光市地域子ども防犯ネット」が実施した
『 通学路安全点検マップ作成のためのフィールドワーク 』の結果を
とても大切に思っています。
毎年、学校区を変えてフィールドワークを行なっており、
直近では「白子小学校」「下新倉小学校」「新倉小学校」の校区について
改善を求める箇所の連絡をいただきました。
その中から、県土事務所と県警に関する課題を抽出して、
それぞれ関係部署と交渉を行なっております。
交渉を通して
「実現できたもの」「実現に至らなかったもの」がありますが、
現状で方針が出たものについて順次ご報告します。
今日は その1。
場所は新倉交番の南側。
新倉交番の横のスクールゾーンを無視してどんどん車が入ってきます。
県道和光インター線部分の坂下ショッピングセンター側(南側)には
スクールゾーンを知らせる「路面標示」があるが、交番側にはない。
そこで【路面標示や看板などで周知を強化できないか?】というのが
フィールドワークで挙がった声です。
(特に「竹之下通り」を抜けてやってくる通過車両向け。)
県土事務所では、路面表示の実施について検討しましたが、
「防火水槽」の在り処を知らせるオレンジ表示があるため、
路面標示はNGとなりました。
代わりに、和光市役所によって看板が設置されることになりました。

周知効果が少しでも上がり、
抜け道としている車に対しても、スクールゾーンが知らされればと思います。
こんにちは。
この場所は県が管理する県道です。
以前から路面が削れ、路面標示も薄~くなっていました。
3年近く前になると思いますが、
朝霞県土事務所と和光市内の様々な場所の
路面標示が摩耗していることについて話しました。
その際に、この場所についても話題に上りました。
私からは
「路面標示を単独で直して路面補修があとに回されるくらいなら、
路面補修を少しでも前倒して、2つを同時に直してほしい」
と要請したことがあります。
その時のやり取りがどれだけ反映されたかはわかりませんが、
県は春に2つの工事を同時に、しかも、
HONDAからガソリンスタンドまでの全区間を施工していただきました。


課題となる箇所が即時に施工されるのも嬉しい事ですが、
時期を見てより効率的に施工が行われるのも
税金の二重投資をさけることに繋がります。
こうした視点も含めて、
今後も県土事務所と調整・交渉を進めていければと思います。
こんにちは。
6月定例会の補正予算可決を受けてスタートした医療体制があります。
県内福祉施設などで新型コロナウイルス感染症の患者が発生した場合、
埼玉県クラスター対策チーム
(通称:COVMAT=コブマット)
を派遣します。
災害派遣医療チームが
「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって略して
「DMAT(ディーマット)」と呼ばれるのをご存じの方も多いと思いますが、
それの「COVID-19」版です。

(感染症専門医)
(感染管理認定看護師)
(保健師)
(事務職員)
以上のメンバーで構成されています。
動線の確保、隔離の徹底などを即座に指導します。
先日も福祉施設で1名確認された際、出動しました。
なお、先日来から県内でクラスターとして報道されている
ホストクラブやキャバクラのような業態のところへは派遣は行わない、
ということです。
こんにちは。
6月定例会の議案の中に、「特別支援学校の設置に関する条例」がありました。
「どこに設置する」「なんという名称にするか」などを定めた条例です。
この条例の成立によって、
正式に戸田市の県立翔陽高校の一画に出来る特別支援学校の高等部が
「戸田かけはし高等特別支援学校」という
名称になることが決まりました。

私も予てより和光南特別支援学校の過密解消を目指してきたので、
この高等部の新設は待ちに待った機会となります。
●現在、和光南の小・中・高合わせて314名在籍しています。
●そのうち、高等部は123名在籍。
●戸田かけはしの開校で、戸田市、川口市及び蕨市の方で
戸田新校に通学を希望する方や条件の合う方が移籍。
●すると、和光南に、ある程度の受け入れに余裕が出来るわけだが、
急いで埋めるつもりはない。(※徐々に受け入れ拡大していくイメージ)
とのことでした。
また、この戸田かけはし校が出来てなお、
特別支援学校のニーズはまだまだあります。
そこで、今後も
〇県立越谷西特別支援学校の分校として県東部地域高校内分校(仮称)を県立松伏高校内に設置
〇旧県立岩槻特別支援学校の校地及び施設を活用して県東部地域特別支援学校(仮称)を設置
〇特別支援学校の高校内分校を設置
⑴上尾南高校内分校(仮称) 上尾市大字中新井585 (本校:上尾特別支援学校)
⑵北本高校内分校(仮称) 北本市古市場1丁目152(本校:騎西特別支援学校)
⑶宮代高校内分校(仮称) 南埼玉郡宮代町字東611(本校:春日部特別支援学校)
と設置を行う予定、となっております。
インクルーシブ教育を大事にしたいと考えつつ、
それでも特別支援のニーズに応えられるように、
今後も地域ニーズを踏まえての設置を推進してまいります。
こんにちは。
4月に報道やSNSの注目を集め、
県や和光市の進言を受けて延期されていた「税務大学校」の研修が
7月10日から、当初予定していた研修から、
規模縮小した上で再開する、とのです。
研修再開の方針を決定した旨は地元県議ということで
一報はいただいておりましたが、本日、市役所に税務大学校から
改めて訪問・報告があった、ということで、
私からもこのタイミングで報告したいと思います。
税務大学校は、今回の研修にあたり、
「彩の国新しい生活様式安心宣言」
(
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/atarashi_seikatsuyoshiki.h…)も
掲げる予定になっているとのことでもあります。
ここに記されているように、3密に気を付けるために
・食堂は向き合わないように席の使用を制限する
・研修室も定員の三分の一未満の人数で行う
・入寮も分散で行なう
などの対策を講じるとのことです。
そして、改めて
県知事・和光市長の連名で下記の「緊急要望」も出されたところです。
ちなみに、このタイミングでの再開は、
税務大学校としての研修スケジュールという内情もあると思いますし、
イベント開催制限や外出自粛の段階的緩和の目安として設定されている
「ステップ3」が7月10日から緩和される事とも関連がありそうです。
実際に、この研修再開の方針が県に伝えられた
「6月半ば頃」の感染確認者は、0人~多くても6人と少なく、
再開の判断がされても妥当なタイミングだったと思います。
一方で、実際にこの日を迎えてみると、
東京都では、過去最高の224名の感染が確認されています。
この方針通りに完遂できるどうか・すべきかどうか、という判断も含めて、
税務大側が今後の研修を慎重な運営を行なってくれることを願っております。