井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2012.02.19
こんにちは。
この1週間は、なかなかPCに向かう機会が少なく
ブログも久々です。
さて、明日から埼玉県議会は
2月定例会が始まります。
既に予算書を手に
県が示した予算に向き合っています。
また、こういう時期だからこそ
勉強の機会を大切にしたいと思っています。
今週は、13日(月)には、
和光市のサンアゼリアで開催された
「まちづくりフォーラム
=成熟社会の地域交通=
~どうする自転車とコミュニティバス~」
に参加、拝聴させていただきました。
また、14日(火)には
埼玉県生態系保護協会の方々から
環境分野での最新の取り組みについて
レクチャーをいただきました。
この写真は、まちづくりフォーラムの様子です。
このフォーラムで
印象に残ったのは、ゲストパネラーの
西武バス代表の方の言葉。
・自転車とバスのことを同時に考えるセミナーは画期的。
・なぜなら自転車への急激な移行は、バス網を弱らせる。
・大切なのは、自転車 or バス で争うのではなく
「マイカー」から、「自転車 or バス or 電車など公共交通」への
移行を促すことだ
といったコメントでした。
また、私も開会にあたり、挨拶をさせていただきましたが、
その際も、埼玉県が制定した
「埼玉県 自転車の安全な利用の促進に関する条例」に触れ、
そして、埼玉が「自転車保有率」や「出荷台数」が全県No.1であることを
お話しました。
ただ、この自転車が使いやすい・・・という点も、
一方で、「他県に比べてバスのネットワークが弱い」という
逆の側面も持っていることを聞きました。
何事も、その裏に潜む可能性をしっかり情報収集し、
そして、分析、対応しなければならない、と
改めて気づかされました。
さて。
冒頭に述べましたが、明日から2月定例会が
始まります。
ブログに関して言うと、実は、常任委員会視察について
ひとつご紹介したい話があったので、
それを明日、ご紹介したいと思います。
最後に。
このセミナーに参加した、インターンの学生たちが
“提言” をレポートにまとめましたので
ご紹介したいと思います。
====
1.自転車について
自転車の専用レーンは早急に作るべきである。現在の道路状況で自転車に車道を走らせることは危険が伴うので、まずは車道上での自転車通行の空間確保を進めていくべきである。その後、歩道上での自転車通行の空間確保に取り掛かる。車道・歩道どちらも自転車通行の空間の確保が困難な場合、交通規制などの対策を検討する。対策も困難な場合は、譲り合いなどの意識を持たせる。そのためには講習会の開催や免許制度の開始も検討するべきである。
2.バスについて
第一に重要なのは、コミュニティーバスの存在意義について明らかにすることである。それはサービスを提供する側だけでなく、与えられる側である市民ももつべき意識である。そのためには、ひとつの地域をさらに細かく分けて、市民と行政の話し合いの機会をより多く設ける必要がある。さらに、民間交通との関係も大事にしなければならない。例えば、コミュニティーバスの存在意義が交通弱者の救済にある場合、路線は民間のバスが通らないような場所に集中するが、その中に主要な施設をいくつか設けることにより民間のバスとの乗り継ぎを上手く行うことで交通弱者の行動範囲は広がる。それを促進する手段として乗り継ぎによる割引制度などもいいのではないかと考える。
この1週間は、なかなかPCに向かう機会が少なく
ブログも久々です。
さて、明日から埼玉県議会は
2月定例会が始まります。
既に予算書を手に
県が示した予算に向き合っています。
また、こういう時期だからこそ
勉強の機会を大切にしたいと思っています。
今週は、13日(月)には、
和光市のサンアゼリアで開催された
「まちづくりフォーラム
=成熟社会の地域交通=
~どうする自転車とコミュニティバス~」
に参加、拝聴させていただきました。
また、14日(火)には
埼玉県生態系保護協会の方々から
環境分野での最新の取り組みについて
レクチャーをいただきました。
この写真は、まちづくりフォーラムの様子です。
このフォーラムで
印象に残ったのは、ゲストパネラーの
西武バス代表の方の言葉。
・自転車とバスのことを同時に考えるセミナーは画期的。
・なぜなら自転車への急激な移行は、バス網を弱らせる。
・大切なのは、自転車 or バス で争うのではなく
「マイカー」から、「自転車 or バス or 電車など公共交通」への
移行を促すことだ
といったコメントでした。
また、私も開会にあたり、挨拶をさせていただきましたが、
その際も、埼玉県が制定した
「埼玉県 自転車の安全な利用の促進に関する条例」に触れ、
そして、埼玉が「自転車保有率」や「出荷台数」が全県No.1であることを
お話しました。
ただ、この自転車が使いやすい・・・という点も、
一方で、「他県に比べてバスのネットワークが弱い」という
逆の側面も持っていることを聞きました。
何事も、その裏に潜む可能性をしっかり情報収集し、
そして、分析、対応しなければならない、と
改めて気づかされました。
さて。
冒頭に述べましたが、明日から2月定例会が
始まります。
ブログに関して言うと、実は、常任委員会視察について
ひとつご紹介したい話があったので、
それを明日、ご紹介したいと思います。
最後に。
このセミナーに参加した、インターンの学生たちが
“提言” をレポートにまとめましたので
ご紹介したいと思います。
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1.自転車について
自転車の専用レーンは早急に作るべきである。現在の道路状況で自転車に車道を走らせることは危険が伴うので、まずは車道上での自転車通行の空間確保を進めていくべきである。その後、歩道上での自転車通行の空間確保に取り掛かる。車道・歩道どちらも自転車通行の空間の確保が困難な場合、交通規制などの対策を検討する。対策も困難な場合は、譲り合いなどの意識を持たせる。そのためには講習会の開催や免許制度の開始も検討するべきである。
2.バスについて
第一に重要なのは、コミュニティーバスの存在意義について明らかにすることである。それはサービスを提供する側だけでなく、与えられる側である市民ももつべき意識である。そのためには、ひとつの地域をさらに細かく分けて、市民と行政の話し合いの機会をより多く設ける必要がある。さらに、民間交通との関係も大事にしなければならない。例えば、コミュニティーバスの存在意義が交通弱者の救済にある場合、路線は民間のバスが通らないような場所に集中するが、その中に主要な施設をいくつか設けることにより民間のバスとの乗り継ぎを上手く行うことで交通弱者の行動範囲は広がる。それを促進する手段として乗り継ぎによる割引制度などもいいのではないかと考える。
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