井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2011.11.01
こんにちは。

今日から、11月です。
2011年もあと2か月。あっという間な気がしますね。


さて。

今日のタイトルは、「木材ブログ」。

先日の「自然再生・循環社会対策特別委員会」
林業が取り上げられました。

ただ、市議会時代は関連の薄い分野だったので
委員会までの短期間で色々調べ、委員会に臨みました。


ただ、実際の現場を見ることは出来なかったので
私の中での宿題になっていました。


で、委員会の調査をする中で見つけたのが、
10月29日(土)に開催された

「木を体験しよう!」伐採見学ツアー 
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/sokusin-center.html

に参加して、林業の現場と
県産木材の利用やPRについてみてきました。


参加者は、全体で30名くらいだったと思います。
出発地点が選べて、川越・さいたま新都心・熊谷の3か所。

私は川越グループです。

最初の伐採の様子は3グループ合同で見学し、
その後、県産木材を利用した住宅見学については、
グループごとに、それぞれ別の家を見て回ります。


木材の伐採は初めて見ました。





切っているのは、杉の木。

チェーンソーを巧みに使って、倒れる場所をコントロールします。
職人さんが指定した場所に見事に倒れました。


切った直後の切り株も近くでみました。





真ん中の茶色の部分は、既に成長が止まっており
木は周りが成長することで太さや高さが増していくそうです。

そういう木の生態も初めてしりました。


木を切るのは、今頃がベストだそうです。
(これも初耳。)

春から夏にかけてだと、水をたくさん吸ってて
切り倒した後、その水分が原因で
虫に食われるんだそうです。


それから、木は切り倒した時点では、
本来の木の重さの200%にあたる水を含んでいるそうです。

出荷の際には、それを30%まで戻すそうで、
自然乾燥だと、なんと1年かかるそうです。
機械式乾燥機でも数週間掛かるということでした。


育成の数十年も長い年つきですが、
切り倒してからの工程も長い時間を要します。

林業の大変さを改めて痛感しました。



その後の県産木材住宅は、
この日の案内役を務めてくれた設計士さんが
設計した家でした。

この前のツアーに参加して
「木造住宅にハマったの!」というご婦人がいらして
深く深く質問を重ねていたので、
非常に、1か所の滞在が長くなりましたが (^_^;)
すごく勉強になりました。


今回は、参加者が少なかったようで、
県としては、やはりPRに課題があるようです。


ただ、「木の家はものすごくいい!」 
そのことは、このツアーに参加すれば、間違いなく
感じられると思います。



次回、少し切り口は違うようですが


「森林ウォーキングと木の良さ体感バスツアー」が
開催されるようです。

興味ある方は、是非、ご参加ください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/kikin-bustour.html


比企丘陵ウォーキングとそば打ち体験コース
名栗湖・天覧山ウォーキングとカヌー体験コースの2コースだそうです。


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