井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2011.06.09
こんにちは。
只今、朝の駅立ちを終えました。
今日(6/9・木)は和光市駅南口 交番方面で行いました。
240名くらいの方に受け取っていただきました。
※先日の雑貨屋さん方面は350名の方に受け取って
いただきました。
さて、駅立ちの時に
「下水処理施設の汚泥」の件について聞かれました。
その方は私のブログもご覧になってくれていて
また、新聞・TVなどでも、この件を大変注視している、と
おっしゃっていました。
和光市も、埼玉県も関わる課題でありますので
重きを置いてお話しします。
まず、“下水処理場の汚泥”とは何か?というところから
お話しします。
① 各家庭で出た排水や、雨水などが流れ込む形で
下水道を通って、下水処理場に流れていきます。
② そこで、水処理されて、「水」と「汚泥」に分けられます。
これが下水処理場で行われていることです。
この過程が「汚泥」が誕生するメカニズムなのです。
そして、
③ 「水」はキレイになったので川へ流されます。
④ 一方、「汚泥」は水を含んだままだと量が増えてしまうので、
焼却し、水分を飛ばし、「焼却灰」にします。
この「焼却灰」は通常、セメント会社に持ち込まれ
そこでセメントの材料に再利用されています。
これが、通常の流れです。
ただ、これが東日本大震災の「原発事故」を受けて
状況が変わりました。
汚泥から放射性物質が検出された、のです。
その結果、セメント会社が
放射性物質を含む汚泥の焼却灰を
セメントに利用することを控えるようになりました。
その結果、何が起きたか?
その汚泥を搬出をすることが出来ず、
施設の敷地内に保管する・・・ということしか
出来なくなっている、ということです。
6月6日(月曜)の朝日新聞・夕刊で
この特集記事が掲載されていました。
http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY201106060254.html
これと同じ状況が埼玉県の管理する下水処理でも起きています、
そして、
そのうちの1か所が和光市にあります。
荒川右岸流域下水道、
「新河岸川水循環センター」が それです。
概要はここまでとして
次に、詳細をお話しします。
~つづく~
只今、朝の駅立ちを終えました。
今日(6/9・木)は和光市駅南口 交番方面で行いました。
240名くらいの方に受け取っていただきました。
※先日の雑貨屋さん方面は350名の方に受け取って
いただきました。
さて、駅立ちの時に
「下水処理施設の汚泥」の件について聞かれました。
その方は私のブログもご覧になってくれていて
また、新聞・TVなどでも、この件を大変注視している、と
おっしゃっていました。
和光市も、埼玉県も関わる課題でありますので
重きを置いてお話しします。
まず、“下水処理場の汚泥”とは何か?というところから
お話しします。
① 各家庭で出た排水や、雨水などが流れ込む形で
下水道を通って、下水処理場に流れていきます。
② そこで、水処理されて、「水」と「汚泥」に分けられます。
これが下水処理場で行われていることです。
この過程が「汚泥」が誕生するメカニズムなのです。
そして、
③ 「水」はキレイになったので川へ流されます。
④ 一方、「汚泥」は水を含んだままだと量が増えてしまうので、
焼却し、水分を飛ばし、「焼却灰」にします。
この「焼却灰」は通常、セメント会社に持ち込まれ
そこでセメントの材料に再利用されています。
これが、通常の流れです。
ただ、これが東日本大震災の「原発事故」を受けて
状況が変わりました。
汚泥から放射性物質が検出された、のです。
その結果、セメント会社が
放射性物質を含む汚泥の焼却灰を
セメントに利用することを控えるようになりました。
その結果、何が起きたか?
その汚泥を搬出をすることが出来ず、
施設の敷地内に保管する・・・ということしか
出来なくなっている、ということです。
6月6日(月曜)の朝日新聞・夕刊で
この特集記事が掲載されていました。
http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY201106060254.html
これと同じ状況が埼玉県の管理する下水処理でも起きています、
そして、
そのうちの1か所が和光市にあります。
荒川右岸流域下水道、
「新河岸川水循環センター」が それです。
概要はここまでとして
次に、詳細をお話しします。
~つづく~
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