井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.11.24
こんにちは。

昨日は長文にお付き合いいただき、
ありがとうございました。

さて。

私が今回の「修正」で原案と
一番大きな変更点だと思っているのは、
「重点プランの指標を外した」という点です。


重大な判断でしたが、間違ってないと思っています。


(・・・すみません、今日も長いと思います(-_-;) )


基本構想には、全部で65個の施策があります。

その中から、

重点プラン1  「安全で暮らしやすいまちづくりプラン」
重点プラン2 「安心していきいきと暮らせるまちづくりプラン」

という、ふたつの切り口から、
“特に重要だと思う施策”を それぞれのプランごとに
4つ ないし 5つ選んでいます。


例えば、重点プラン1 の
「安全で暮らしやすいまちづくりプラン」では、

①駅北口土地区画整理事業を積極的に推進します。

②道路環境の整備を推進し、安全な歩行空間を確保します。

③自助・共助による防災体制を推進します。

④地球温暖化防止対策を推進します。

この4つが当てはまります。



ここまでは、誰も文句はありません。

 
但し、例えば、
「地球温暖化防止対策を推進します。」
進み具合を判断する指標は

太陽光発電買取契約件数(件)

で測る・・・ということになっていました。


実際に、個別政策のページでは、
上記の「太陽光発電買取契約件数(件)」の他、

・環境講座などの参加人数(人)
・温室効果ガス排出量(t-Co2)

などの指標を含めて、
「地球温暖化防止対策を推進」
が進んだかどうかを判断することになります。

しかし、原案の方法では、
そのうちの1つの指標を用いて重点プランが進んだかを
判断することになります。

そのため、本来、3つの指標は並行して取り組まなければならないのに、
それだけを注力する可能性も生まれます。

※力を注いでほしいのは、
「地球温暖化防止対策の推進」の全体であって、
「太陽光発電買取事業」だけってわけではありません。


より総合的に施策を推進していくため
今回、この単独の指標を用いて、重点プランの進捗を測るのは
ふさわしくない・・・ということで、
指標を削除 することになりました。



以上が、全8回に渡ってお伝えしてきた
「シリーズ 第4次基本構想 特別委員会」の内容です。

あとは、12月議会での
本会議場での正式な採決を待つのみ・・・となります。


毎回長い長い文章でしたが、このシリーズ、
今回で最終回にしたいと思います。
















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