井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.04.28
こんにちは。

議会報告会は、2回の開催を終えました。

述べ参加者はおよそ30人
この数は多いのか少ないのか・・・。

私はやっぱり少ないんだと思います。

全国の先進例と言われる北海道の栗山町では、
1つの会場で数十人集まるというし、
埼玉県鶴ヶ島市で開催した際も、200人を超える参加者が
あったと言われています。

・・・ただ、私が “少ない” と言うのには、
もうひとつの理由があります。

それは、
「市政・議会に関心の無かった人を
振り向かせることが出来なかった・・・」 
ということです。


今回いらしていただいた方の中には
私が議会傍聴や、その他の市政イベントで
よくお見かけする方が多かったです。

また、1回目と2回目の両方に参加してくださった
いわば、“ リピーター ” もいらっしゃいました。

議会全体の総意かどうかは述べませんが、
少なくとも私の目標は、今まで議会を遠いものと思ってた方に
身近にするための議会報告会を目指したかった
のです。

・・・今回、参加者数だけをみると、その状態には遠いし、
参加者層を考えても、
まだまだそこには達せれていないのだと思います。


そして、それを象徴する出来事もありました。

私は、2回目の坂下公民館の時は裏方を担当していたので、
受付のそばでご案内係をしていました。

ある女性が会場にいらした時に、
議員がズラッと並んでいる姿を見て、
そして、会場に参加者が少ないのを見て、
「こんなんだと思わなかった・・・」と言い残して帰ってしまった
のです。

また、これと同じようなことで帰られた方が
もう1人いらっしゃいました。

報告会の意義を伝えきることが出来ず、
その方々を引きとめられなかったことは悔まれます。

ただ、そういう雰囲気も含め、
「身近な議会」となるには、
まだまだ改良の余地がある
ということを痛感させられました。



内容については、2回目は
特に「議会について」の質問が多く出ました。

※逆に、3月議会の報告に対する質問はほとんどなし。

これは想像していた通りです。

そして、それに対して、私たち議会側から
「報告に関する質問」に絞ってほしい・・・と思うことは
例え、それが運用上「3月定例会の報告会」としてあっても、
やはり、それは、やるがわの論理(=議会側の論理)なのだと、
思います。


参加する市民にとって、

・一番知りたいこと
・文句を言いたいこと
・関心のあること     は、実際は何なのか?

を、もう一度踏まえて、
これを経験として、やって行きたいと思います。


最後に。

今回は、他自治体の議員さんにもお越しいただきました。
議会改革の視察ということです。


ただ、その中には、自分の所も議会報告会を行ったが
反省点が多かった、という議員さんもいました。


冒頭で「うまくいった例」を紹介しましたが、
今後は、そういった反省点のある自治体が情報を共有・交換して
よりよい報告会づくりへ繋げられたら
と思っています。







会場の様子。


  BackHOME : Next 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
井上わたる
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/10/01
バーコード
ブログ内検索

井上わたるの和光ブログ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP