井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.09.22
こんにちは。

先週土曜日(18日)は、市内の3つの小学校で運動会が
行われました。

私は今回、
広沢小学校北原小学校に伺わせていただきました。





この柿は、北原小でいただきました。
カードには、『秋の実り 北原小の柿です』と書いてありました。



さて、新聞でご覧になった方もいるかと思いますが、
和光の議長と副議長が交代しました。

・議長   (前) 山口 慶子 → (新)野口 保
・副議長  (前) 野口 保   → (新)荻野 ひとみ

という顔ぶれです。


事前に、議長辞任の話は聞いていました。
(一身上の都合があって・・・とのことでした。)

実際のところ、和光市では
私が選挙で当選してからの2年半で3人の議長が誕生しています。

※他の自治体では、1年交代や2年交代、
長いところでは、選挙ごとの4年単位で行なっているところがあります。


さて、議会改革が進んだ自治体では
「議長マニフェスト」という取り組みがあります。

・議長になったら、○○を実現します。
・議長になったら、○○に取り組みます。


という決意を、マニフェストとしてまとめ、議員全員に示し、
それをもとに、議長選挙で投票してもらうのです。


和光では残念ながら、まだそのような取り組みはありません。


代わりに、全員協議会という場で、
自薦・他薦を募り、その名の挙がった者が、決意表明をします。

今の体制では、その決意の言葉を信じて、
投票するしかありません。


野口氏は

(前議長のもと進められた)議会基本条例の制定を目指します。
・市民への説明責任を果たす
・全員協議会を活用します。



荻野氏は

・議会基本条例を進めたい
・民主的な議会運営を行う
(議長の言うように)議会の権能を発揮できるように


このように語っていました。


投票の結果、いずれも、賛成14票、反対6票で決定。

“議長マニフェスト”とは異なりますが、
全員協議会や、選任後の挨拶で語ったこれらのことを
着実に実行
してもらいたいと思います。


この議長選の様子は、インターンの2人にも見てもらいました。

その感想をここに綴りたいと思います。


===

議員選出の過程を見て、
随分形式的だという印象を持ちました。


私は議長選というものがもっと熾烈な戦いだと
イメージしていました。しかし、実際は意外にも
周囲も予め誰が議長になろうとしているのかを察し、
その方を承認しているのかなと、
こちらが印象を持つぐらいスムーズな選挙でした。


第三者の視点で見ると、議長候補が
どのような問題意識を抱いて議長になろうとしているのか、
与えられた在職期間中に具体的に何を成し遂げたいのか、
また議員方もどのような理由で議長候補に投票したのかが、
もっと明確にされていれば、本当の意味で開かれた議会と
いえるのではないかと思いました。

===


この感想は、おそらく多くの市民も
同じように抱く印象だと思います。


ならばこそ、行動と結果で、示していくしかないのだと思います。


より開かれ、わかりやすく、
何より、市民のための建設的な議会
として
和光市議会を新たにスタートさせなければいけない、と私も決意を新たにしました。




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