井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.07.20
こんばんは。

この7月は、自主的に視察や研修、
講演会を毎日重ねています。

一日一日ごとに伝えたい話が増えて、
しかしながら、帰ってくるとバテててアップが出来ず・・・。

こうして、どんどんどんどん“話の借金”が増えていっています(^_^;)


さて、少しずつですが貯め込んでいるネタを
ご報告したいと思います。

===

昨日(19・日曜日)は、富士見市で行なった
「事業仕分け」の様子を見に行ってきました。

事業仕分けとは・・・
市の行なっている様々な事業を

・必要か、不要か?
・必要なら、市が行うべきか? 県がやるべきか? はたまた国がやるべきか?

という、仕分け作業を行うことです。



和光市も10月に実施を予定しており、その先行事例を見ようと
行ってまいりました。

<18・土><19・日>の2日間行われており、
私が行ったのは2日目です。


2つの班に分かれており、
この写真が≪第1会場≫の様子です。



(市役所の1階ロビーに机・イスを並べて
会場設営されていました。)


具体的に、どんな<事業><仕分けて>いたのかお話しします。

この写真を撮ったときに、話していたのは
「学校給食事業」です。


まず、
【説明員】が5分間でその事業について「説明」を行います。


② その後【仕分け人】と言われる人達が
         ⇒他自治体の職員や議員など。
          知り合いの議員さんもいらっしゃいました。


Q、給食事業は、正職員と臨時職員で業務が違うの?
Q、夏休みは、正職員はどんな仕事してるの?


 ※その背景には、正職員の給与が年収770万円。
 臨時職員は、200万円にも満たないという実情があったため。

など、事業の実情について、質疑応答をします。


③ そして、そのやり取りを聞いた【市民判定人】
                      ⇒無作為抽出で選ばれた市民
「A) 不要」
「B) 民間」
「C) 国・県」
「D) 市(改善が必要)」
「E) 市(今まで通り継続)」

のいずれかに挙手します。

この「給食事業」については、


「A) 不要」=給食なんて必要ない=0人

「B) 民間」=給食じゃなくて、弁当にしたらどうか=2人

「C) 国・県」=市の仕事じゃない=0人

「D) 市(改善が必要)」=22人

「E) 市(今まで通り継続)」=0人


という結果になりました。


つまり、この結果から、市民の感覚としては、
「給食という事業は必要だが、職員の在り方等の改善は必要だ」という
意見が多数であった
・・・ということになります。



これを富士見市では、2日間で40事業について行います。






これは<第2会場>
こちらも、熱心なやり取りがされていました。




傍聴者にはアンケートが配られました。

そこには、実際に見た素直な感想を書いてきました。
今日はずいぶん長くなったので、明日のブログで、触れたいと思います。

和光市が行う際のヒントがたくさんありました。


それでは、また明日。



                    ~ つづく~
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