井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2009.07.04
こんにちは。
さて、3日間にわたってご報告してきた
「補正予算の修正案可決」については、今日で完結させたいと思います。
私があと述べるべきポイントは、
① なぜ、総務委員会で賛成をしたのか?
② 本会議を退席したのか?
そして、
③ そういう行動を取らざるを得なかったのか?
という点だと思っています。
それでは、①からお話ししましょう。
※なお、今日の記事を読む際は、
2009.07.02
6月議会報告 PartⅡ ~補正予算の修正案、可決~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/531/
~~~~~
==①なぜ総務委員会で賛成したのか?===
まず、昨日のブログを御覧になった方は、
私が、事業仕分けの追加補正で
・「金曜の夜を追加し、事業仕分けを【2日間】から【3日間】にする」
・「講演会を行う」
という点について、決して反対しているわけじゃないことは
伝わったと思います。
私がそう思う背景には、
6月議会報告 PartⅠ ~まずはコレを知ってください~
で綴ったように、和光市の財政状況本年度だけを見ても
・法人税収入の落ち込み や
・その不足分を補うために貯金(=財政調整基金)の取り崩し
などを行なっている、ということがあげられます。
また、この流れは今年だけ・・・ってことはないでしょうから、
この先も厳しい状況が続きます。
そんな中、「事業仕分け」は、
市の行なっている様々な事業を
・必要か、不要か?
・必要なら、市が行うべきか?
それとも、民間がやるべきか?県がやるべきか?
はたまた国がやるべきか?
を考える政策です。
これを重要視することは、今の財政状況下では
必要な判断だと思います。
だから、日数を増やし、少しでも
仕分け件数を増やすことには賛成です。
また、金曜日の夜というのも、駅立ちや会派タウンミーティングを
開催していて感じることですが、参加を促すには
良い設定だと思っています。
※タウンミーティングは平日夜7時開催した時が
過去最多の出席者でした。
※ただし、7時スタートだと少しでも残業をする人は
和光に戻ってこられない、間に合わない・・・という欠点はありますが。。。
そして、この事業仕分けの結果、
今、実施している行政サービスの中から、
「廃止」 なり 「事業主体の変更(例:民間への移行)」など
私たち住民生活への影響も考えられます。
そうした点を考えると、
今、和光が迎えている「転換点」をより多くの市民と分かち合うことは
私は、必要だと思っています。
・・・以上が、私の考えです。
今回の「修正案」を提案した議員さんたちの主張をざっくり言えば
・(予算否決後の政策決定で)、補正は極力行わないと
決めていた。その政策決定に反する。
・今の厳しい情勢では、30万円でも大切にするべきだ
ということです。
これも、もちろん正論です。
問題は、どちらを重要視すべきか、です。
改めて言いますが、私は、他のどの総務委員会のメンバーよりも、
事業仕分けの追加予算の必要性を感じていた、と思います。
・・・しかし、ここまで、私が述べたことは(昨日のブログでお話ししたように)
委員会における市役所の答弁では、違う方向に進み、
市役所側からは、追加分の意義が上手に説明されませんでした。
その委員会の答弁を判断材料するならば・・・
「追加するべきだ」という考えを貫くことはできない状況でした。。。。
続いて。
==②なぜ本会議で退席したのか?===
そして
==③そういう行動を取らざるを得ないのか?===
昨日お話しように「同一会派は基本的に同じ採決行動を取る」というのが、
基本原則としてあります。
しかし、会派(=新しい風)の須貝議員と西川議員は
私以上に、市民参加の必要性を感じられていました。
そのためにも、修正案を通して、追加分を削ってしまうよりも、
事業仕分けの幅を広めるべきだ、という意見になりました。
※総務委員会のやり取りは、詳細までお二人に伝えてあります。
その上での判断です。
さて・・・
そうすると、問題は、
井上が既に「賛成」を表明していることなんです(-_-;)
原案のままでいい=追加分を削るという修正案に「反対」ということですから、
ここで会派内で意見が分かれたことになります。
これも昨日言いましたが、
議会は、言論の府です。
一度表明した意見を
私が「やっぱり反対にします」とはいきません。
そして、私自身、修正案の趣旨に賛同する部分もあるし、
追加分(=講演)の代替として市役所の職員に、PRなどを頑張ってもらうことを
討論で述べた経緯もあるのです。
そんな中で、合わせて悩ましいのは・・・
私が、一度表明した責任をもって、「賛成」という態度を取るのは簡単ですが、
さっきお話しした「同一会派同意見」という基本原則があります。
すると、須貝議員・西川さんのお2人が反対の考えを持つには、
私の「賛成」が問題になるのです。
・・・そのため、
・一度表明した意見を覆すことはできない。
・会派内で、賛否が分かれる状況を作るべきでない
を合わせて考えると、私の本会議で取るべき行動は
「退席」という、最終的な採決の棄権・・・ということになるのです。
私は、4年の任期で「退席はしない」と思っていたのですが、
ここで初の退席をすることになってしまいました。。。。
===まとめ===
今回、出来るだけ詳しく書いたつもりです。
正直言って・・・皆さん、よくわからないんじゃないでしょうか?
会派の縛り・・・と言ったって、それが適用される場合とそうでない場合もあります。
委員会と本会議で意見が違うケースもあります。
ただ、今後に向けては、どういうケースならそれが「可」で、
どういうケースは「不可」なのか、私は徹底して検証します。
そのほかにも、私が委員会で討論を行なったことも
会派の動きを制約してしまいました。。。
今後、同じことを繰り替えさないように、
議会対応も、さらに深く身につけて行きたいと思います。
また、ひょっとしたら、他の会派の方にも
「うちの会派は、意見が分かれるケースもあるよ。」
「政党ではなく、あくまで政策を共にする集まりなんだよ」というスタンスを
理解してもらう必要があるのかもしれない、と思っています。
市民の皆さまにお示しする今度の会派のチラシにも
そうした“新しい風のスタンス”をお知らせしていく予定です。
以上、長くなりましたが、今後の課題を痛感する議案でした。
これで報告を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました m(__)m
【追記】
もう一つの課題は、
これだけ長いものをどうチラシ(=配るホームページ)に
まとめるか? ということです。
普段なら、議会終了後、これくらいの時期に配り始めているのですが、
どうまとめるか、ちょっと頭を悩ましています。。。
少し時間が掛かっていますが、ご容赦ください。
さて、3日間にわたってご報告してきた
「補正予算の修正案可決」については、今日で完結させたいと思います。
私があと述べるべきポイントは、
① なぜ、総務委員会で賛成をしたのか?
② 本会議を退席したのか?
そして、
③ そういう行動を取らざるを得なかったのか?
という点だと思っています。
それでは、①からお話ししましょう。
※なお、今日の記事を読む際は、
2009.07.02
6月議会報告 PartⅡ ~補正予算の修正案、可決~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/531/
2009.07.03
6月議会報告 PartⅢ ~補正予算修正の裏側~
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/532/
~~~~~
==①なぜ総務委員会で賛成したのか?===
まず、昨日のブログを御覧になった方は、
私が、事業仕分けの追加補正で
・「金曜の夜を追加し、事業仕分けを【2日間】から【3日間】にする」
・「講演会を行う」
という点について、決して反対しているわけじゃないことは
伝わったと思います。
私がそう思う背景には、
6月議会報告 PartⅠ ~まずはコレを知ってください~
で綴ったように、和光市の財政状況本年度だけを見ても
・法人税収入の落ち込み や
・その不足分を補うために貯金(=財政調整基金)の取り崩し
などを行なっている、ということがあげられます。
また、この流れは今年だけ・・・ってことはないでしょうから、
この先も厳しい状況が続きます。
そんな中、「事業仕分け」は、
市の行なっている様々な事業を
・必要か、不要か?
・必要なら、市が行うべきか?
それとも、民間がやるべきか?県がやるべきか?
はたまた国がやるべきか?
を考える政策です。
これを重要視することは、今の財政状況下では
必要な判断だと思います。
だから、日数を増やし、少しでも
仕分け件数を増やすことには賛成です。
また、金曜日の夜というのも、駅立ちや会派タウンミーティングを
開催していて感じることですが、参加を促すには
良い設定だと思っています。
※タウンミーティングは平日夜7時開催した時が
過去最多の出席者でした。
※ただし、7時スタートだと少しでも残業をする人は
和光に戻ってこられない、間に合わない・・・という欠点はありますが。。。
そして、この事業仕分けの結果、
今、実施している行政サービスの中から、
「廃止」 なり 「事業主体の変更(例:民間への移行)」など
私たち住民生活への影響も考えられます。
そうした点を考えると、
今、和光が迎えている「転換点」をより多くの市民と分かち合うことは
私は、必要だと思っています。
・・・以上が、私の考えです。
今回の「修正案」を提案した議員さんたちの主張をざっくり言えば
・(予算否決後の政策決定で)、補正は極力行わないと
決めていた。その政策決定に反する。
・今の厳しい情勢では、30万円でも大切にするべきだ
ということです。
これも、もちろん正論です。
問題は、どちらを重要視すべきか、です。
改めて言いますが、私は、他のどの総務委員会のメンバーよりも、
事業仕分けの追加予算の必要性を感じていた、と思います。
・・・しかし、ここまで、私が述べたことは(昨日のブログでお話ししたように)
委員会における市役所の答弁では、違う方向に進み、
市役所側からは、追加分の意義が上手に説明されませんでした。
その委員会の答弁を判断材料するならば・・・
「追加するべきだ」という考えを貫くことはできない状況でした。。。。
続いて。
==②なぜ本会議で退席したのか?===
そして
==③そういう行動を取らざるを得ないのか?===
昨日お話しように「同一会派は基本的に同じ採決行動を取る」というのが、
基本原則としてあります。
しかし、会派(=新しい風)の須貝議員と西川議員は
私以上に、市民参加の必要性を感じられていました。
そのためにも、修正案を通して、追加分を削ってしまうよりも、
事業仕分けの幅を広めるべきだ、という意見になりました。
※総務委員会のやり取りは、詳細までお二人に伝えてあります。
その上での判断です。
さて・・・
そうすると、問題は、
井上が既に「賛成」を表明していることなんです(-_-;)
原案のままでいい=追加分を削るという修正案に「反対」ということですから、
ここで会派内で意見が分かれたことになります。
これも昨日言いましたが、
議会は、言論の府です。
一度表明した意見を
私が「やっぱり反対にします」とはいきません。
そして、私自身、修正案の趣旨に賛同する部分もあるし、
追加分(=講演)の代替として市役所の職員に、PRなどを頑張ってもらうことを
討論で述べた経緯もあるのです。
そんな中で、合わせて悩ましいのは・・・
私が、一度表明した責任をもって、「賛成」という態度を取るのは簡単ですが、
さっきお話しした「同一会派同意見」という基本原則があります。
すると、須貝議員・西川さんのお2人が反対の考えを持つには、
私の「賛成」が問題になるのです。
・・・そのため、
・一度表明した意見を覆すことはできない。
・会派内で、賛否が分かれる状況を作るべきでない
を合わせて考えると、私の本会議で取るべき行動は
「退席」という、最終的な採決の棄権・・・ということになるのです。
私は、4年の任期で「退席はしない」と思っていたのですが、
ここで初の退席をすることになってしまいました。。。。
===まとめ===
今回、出来るだけ詳しく書いたつもりです。
正直言って・・・皆さん、よくわからないんじゃないでしょうか?
会派の縛り・・・と言ったって、それが適用される場合とそうでない場合もあります。
委員会と本会議で意見が違うケースもあります。
ただ、今後に向けては、どういうケースならそれが「可」で、
どういうケースは「不可」なのか、私は徹底して検証します。
そのほかにも、私が委員会で討論を行なったことも
会派の動きを制約してしまいました。。。
今後、同じことを繰り替えさないように、
議会対応も、さらに深く身につけて行きたいと思います。
また、ひょっとしたら、他の会派の方にも
「うちの会派は、意見が分かれるケースもあるよ。」
「政党ではなく、あくまで政策を共にする集まりなんだよ」というスタンスを
理解してもらう必要があるのかもしれない、と思っています。
市民の皆さまにお示しする今度の会派のチラシにも
そうした“新しい風のスタンス”をお知らせしていく予定です。
以上、長くなりましたが、今後の課題を痛感する議案でした。
これで報告を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました m(__)m
【追記】
もう一つの課題は、
これだけ長いものをどうチラシ(=配るホームページ)に
まとめるか? ということです。
普段なら、議会終了後、これくらいの時期に配り始めているのですが、
どうまとめるか、ちょっと頭を悩ましています。。。
少し時間が掛かっていますが、ご容赦ください。
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