井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.02.28
こんにちは。

昨日は初雪でした。




議会控室から写した写真です。
(雪は映ってませんが、真白な雪雲が一面覆ってました。)

小学生たちが、傘を オチョコにして雪を集めてる姿が
とても微笑ましかったです。


さて。

昨日は、「総括質疑」が行われました。

自分の所属していない委員会の議案で
気になる点を尋ねることができます。

この「総括質疑」が、他の委員会審議や一般質問と大きく違うのは
「○○はどうなってるんですか?」
「○○の予算化の経緯について伺います」 のように聞くのみなので、
自分の主張を織り交ぜられないという点があるのです。


その辺をうまくこなしつつ、総括質疑を7番手で行いました。



今回の予算審議には、強い味方がいます。

それが、この「予算見積書」です。





同じファイルが全部で、4冊。

「歳入」 「歳出①」 「歳出②」 「特別会計」
4冊に分かれています。


これは、私や松本議員などが求めていた
「わかりやすい予算資料を!」という提案に対して
今年から市役所側が提示を始めたものです。

例えば、今まで 「消耗品費 10万円」としか書いてなかった予算書が
この見積書があれば

・ 机 1万円 × 5台=50,000円
・ イス 5000円 × 10脚=50,000円

のように詳細が記されています。


いちいち「この消耗品費の算定根拠は何ですか?」と尋ねなくて済むので
審議の時間短縮にもなります。

それに、これまで口頭で回答されても、それを聞き洩らさず書き写すのは
非常に大変でした。。。


この資料は、議会に公表されたので
議員ならば誰でも見ることができます。


・・・まぁ、昨日の総括質疑の様子を見ていると、
ファイルに載っていることも質問している議員さんも結構いたので
完全に効率化されるかは、わからないですけどね。


この見積書の導入は、
ただ単に、「算定根拠を聞かなくて済む」ということだけでなく、
単価や数量が示されたりすることによって、新たな疑問点・・・

例えば
・その単価設定は、正しいか?
・数量は、その数が本当に適正か?

などが見えてきます。
 (総括でも、そういった視点で質問しました。)


本当は、こういう資料が市民の皆さまにも見えると
市役所の仕事が透明になっていいんですけどね。




来週からは、委員会が始まります。
この週末はその準備を進めたいと思います。


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