井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2008.11.15
こんにちは。
それでは、昨日のつづきです。
新消防署建設の入札について、
どのような質疑があったか、お話しします。
====
Q、市役所は当初、「1億3000万円足りないので、追加の補正予算を組む」と
言っていたが、入札の結果、4億7840万円で落札された。
不足するとみられた1億3000万円は、予定価格の差額の範囲内に収まった。
この状態で追加補正は組むのか?
A、組まずに済みそうです。いっそ減額補正が必要になりました。
<解説>
この点は、やはり確認しなければなりません。
しかし、これで終わりではなく、議会としては
Q、なぜ、市の予想(=6億6660万円)と
実際の落札金額(=4億7840万円)とが、こんなにも開きがあるのか?
Q、資材は、「値上がり」ではなく、「値下がり」していた。
この状況を把握できていなかったのか?(=ちゃんと精査していたのか?)
を確認しなければなりません。
市役所の回答は、
A、「物価本」(=鉄材とかコンクリートなどの資材の単価が載っている本)を
金額の参考としていた。しかし、実際の市場価格とに開きがあった。
A、「設計」をして、「公告」(=入札を募集する)して、
実際に「入札」するまでに、“時差”がある。
その間に、資材の価格が下落してしまったため、
高いと予想していた資材が安くなっていた。 というものです。
致し方ない点もあるかと思いますが、
やはり、価格設定の精度は高めなければなりません。
全員で14名の議員が質問に立ちましたが、
多くの議員がこの視点で質問をしました。
質問の後。
結果として、全会一致で 賛成、可決となりました。
私たちが議会として判断するべきは、貴重な税金を使って行われる
その入札・契約が正当に行われているかどうか、です。
その点において、積算の甘さを質疑で指摘したうえで
私たちは賛成しました。
消防署の建設がこれ以上遅れることなく、
特に工事の中においても適切、安全に工事が進むことを願っています。
それでは、昨日のつづきです。
新消防署建設の入札について、
どのような質疑があったか、お話しします。
====
Q、市役所は当初、「1億3000万円足りないので、追加の補正予算を組む」と
言っていたが、入札の結果、4億7840万円で落札された。
不足するとみられた1億3000万円は、予定価格の差額の範囲内に収まった。
この状態で追加補正は組むのか?
A、組まずに済みそうです。いっそ減額補正が必要になりました。
<解説>
この点は、やはり確認しなければなりません。
しかし、これで終わりではなく、議会としては
Q、なぜ、市の予想(=6億6660万円)と
実際の落札金額(=4億7840万円)とが、こんなにも開きがあるのか?
Q、資材は、「値上がり」ではなく、「値下がり」していた。
この状況を把握できていなかったのか?(=ちゃんと精査していたのか?)
を確認しなければなりません。
市役所の回答は、
A、「物価本」(=鉄材とかコンクリートなどの資材の単価が載っている本)を
金額の参考としていた。しかし、実際の市場価格とに開きがあった。
A、「設計」をして、「公告」(=入札を募集する)して、
実際に「入札」するまでに、“時差”がある。
その間に、資材の価格が下落してしまったため、
高いと予想していた資材が安くなっていた。 というものです。
致し方ない点もあるかと思いますが、
やはり、価格設定の精度は高めなければなりません。
全員で14名の議員が質問に立ちましたが、
多くの議員がこの視点で質問をしました。
質問の後。
結果として、全会一致で 賛成、可決となりました。
私たちが議会として判断するべきは、貴重な税金を使って行われる
その入札・契約が正当に行われているかどうか、です。
その点において、積算の甘さを質疑で指摘したうえで
私たちは賛成しました。
消防署の建設がこれ以上遅れることなく、
特に工事の中においても適切、安全に工事が進むことを願っています。
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