井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.10.28
こんばんは。

今日を入れて、10月もあと4日間・・・
早いものですね。

さて、この3日間を使って、先週の委員会視察の報告を
行っていきたいと思います。

※ダイジェストはこちら。(10月23日の記事)
視察報告 Part1 ~ダイジェスト~

今日は、初日に訪れた静岡県袋井市です。


=========

静岡県袋井市は、静岡県西部に位置し、
東には掛川市、西には磐田市があります。

人口は、85,000人。面積は108平方キロのまちです。
(⇒和光市は人口76,000人、面積は11平方キロです。)

このまちを視察に行った目的は2つ。
「食育」 と
「健康マイレージ制度」についてです。


まずは、「食育」から触れていきたいと思います。

食育
はここ数年、子どもたちの教育の中で

・望ましい食習慣を考える
・地産地消(=地元の食材を地元で食べる。)を推進する

といった目的のもと、各地で実施されています。


この袋井市では、

○稲作も盛んということで生活科や総合学習の場面で、栽培体験を行なったり

○地域の食生活推進委員や中学生が、幼稚園・小学校に食育指導を行なったり
(例:中学生が「食」に関する絵本を手作りし、読み聞かせをするetc)

○「親子給食」「親子料理教室」など保護者を巻き込む仕掛け

を実施して、
朝食接取率、給食への興味・大切さを呼び起こす などの効果を果たしたそうです。


・・・・が、ここまでは和光でも取り入れている内容もあるし、
これを聞いて帰ってくるのでは、わざわざ出掛けた意味がありません(^_^;)



ポイントは、この食育が袋井市の「政策の根幹」にあるということだ、と
私は感じました。

そのことは、説明をしてくれた職員さんの話の端々に
盛り込まれていました。


また、視察に行くと、様々な資料をもらいます。
その中に「袋井市 平成20年度 予算概要」というものがありました。

その1ページ目の<主要事業>の一発目「食育推進事業」
綴られているのです。


「食育をやっています」・・・を越えて、
「食育をベースに将来のまちづくりを行います」・・・という姿勢でいることが
袋井市の食育の最大の推進力だと感じました。


あと、面白かったのが「野菜いっぱいマーク」


市内の飲食店で、120グラム以上の野菜を含むメニューを
積極的に出している店に、“市のお墨付き”のようなかたちで
認定マークを授けるのだそうです。

※野菜の必要摂取量のめやすが、1日360グラムだから120グラムが
基準になっているのだそうです。


まだ10店舗くらいと伸びはこれからのようですが、
例えば、宮崎県で宮崎県産の食材を使ってる飲食店に
東国原マークを出したら、繁盛した…という事例もあります。

そのような流れをつくれると良いですね。


 
それでは、ここまでで随分長くなったので、
「健康マイレージ制度」については、また明日ご報告します。

  

  
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