井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.03.31
引き続いて、和光のゴミ問題に関する話題です。


先日、ゴミ拾いを行い、朝の駅立ちをした後、
市内のゴミ収集に関わる方にお話を伺うことが出来ました。

~~~~~~~~~

【ゴミはいつが多い?】

例えば、一般には年末年始にゴミは増えます。(大掃除のため)
ただ、和光にはもう1回波があるそうです。

それは、4月の上旬。

自衛隊官舎の出入りが一斉に行われるからです。
これまで使っていた家財などを処分していく隊員の方も多いため、
その時期には焼却場も2基体制で回しているそうです。
(普段は1基体制。)


【人口増=ゴミ増】

和光は人口が増えています。
それに比例して、やはりゴミは増えてきているそうです。
また、不法投棄も年々増えているそうです。


【分別の不徹底】

「燃えるゴミ」に「燃えないゴミ」が入っていた場合、
当たり前ですが、『燃え残り』が発生します。
話によると、和光のそれは、川越のそれと
比較にならないほど、多いそうです。

つまり、燃え残りが多い=分別が徹底されていないということです。

市としても分別の徹底を進めるとともに、
子供やお年寄りでもわかりやすい分別を推し進めていくことが
大事だと思います。


~~~~~~


さて、ここまでの話をした上で、市として何か取り組みはできないでしょうか?

私が考えたのは 『市営家具貸し出し制度』 です。

ヒントは、他市で実施している、市が粗大ゴミを回収し、
まだ使用できるものを市営フリーマーケットで売るという取り組みです。

市営の家具貸し出しの仕組みは、
和光市から転出する際、不要となる家具を市で引き取り、
使用できるようにメンテナンスを行った上で、
他市から転入してくる人に貸し出す、というものです。

「粗大ゴミを減らすことが出来る。」というメリットのほかに、
他市から和光市への転入を呼び込む『呼び水』にもなるかもしれません。

「和光市は家具を揃えなくても、市で貸し出してくれる」となれば、
より多くの方が和光に越してくるでしょう。
税収も増えるはずです。

和光市は今現在でも転入転出が多いといわれていますが、
それを逆手にとってのアイディアとはならないでしょうか。

もちろん、在庫管理などの課題がありますので、
そこをクリアしなければなりませんが、市の内外に対して
魅力ある取り組みを考えていくのは、楽しいです。

議員や市職員だけでなく、市民、特に他自治体での
取り組みを知っている、他から和光に移り住んできた人の
「声」を聞けば、市内にはまだまだ様々なアイディアで溢れてるように思います。
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