井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.07.23
こんにちは。

前回お話しした
「インターネット選挙運動の現状と問題点を探る」 の続きです。

前回は、現在規制されている内容をご紹介しました。

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【選挙期間中やってはいけないこと】

「ホームページの更新」
「メールやメーリングリストを使って投票依頼をすること」
「掲示板やSNS(mixiのようなもの)を使って、政策を訴えたり、
 投票依頼をすること」
「インターネットの動画
(You Tubeのようなもの)を使って
 政見放送を流すこと」

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さて、これだけ見ると、「別に認めてもいいんじゃないか?」と思う方も
多いのではないでしょうか。

しかし、現実にこの改正には今の国会は積極的でないというのが実情です。


その 要因の1つ は、
既存の政治家にとって、この改正は不利になる要素を含む、ということ。

地縁、血縁などがモノを言う選挙が日本の選挙と言われますが、
ネットが使えるようになると、発信できる情報量も増えます。

すると、地縁・血縁がない若い世代にも、
それを、カバーできる運動スタイルが可能になります。


そういう選挙に変換していくことを嫌う政治家が議論している以上、
なかなか変わらないという実情があるのです。


もうひとつの要因 は、
ネットならではの気をつけるべき点があるということ、です。

例えば、


「誹謗・中傷」、「なりすまし」にどう対処するか?

・ある特定の議員のサイトを妨害するような行為をどう防ぐか?(=サイバーテロ)

・都合の悪いデータは、あとからでもデータを消せてしまう

・「ネットは紙媒体よりは安価に出来る」、と期待れるが、
 業者に依頼すると、結構高くつく
   ⇒立候補を考える皆がその額を出せるとは限らない。公平性は?


このような点が挙げられます。



・・・確かに問題はあります。

しかし、例えば、選挙期間中のホームページは、
外からのネット攻撃が出来ないように、公的なサーバーを使う、など
提案も出ています。


私自身は、このネット選挙の解禁に 賛成 です。

そして、解禁されれば大いに活用したいと思います。


ただ・・・、それに頼るか・・・というと、
意外と私も今までの方法を重視すると思います(^_^)


次回は、このテーマの最後、

       ~自身の経験から~

              を お送りしたいと思います。

                       
  ~つづく~


 
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