井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2026.03.18
自民党議員団の代表質問では、県庁舎の部分が取り上げられ、知事が「位置検討の延期」を表明しました。

でも、実は他のテーマの時より、応援のヤジや声出しも少なかったのです。

「さすがにこれは自民会派の中でも一部の声なのかな」と思っていたのですが。。。


ところが、「地方創生・行財政改革特別委員会」の審査の日、その認識は一変しました。



委員会審査の中でも、明確に自民党所属議員が団長の代表質問を支持し、これまでの議論や県庁舎建替えの担当課を追及する場面がありました。

それは「会派を挙げて浦和美園推し体制になったのか?」とも取れる瞬間でした。



まず前提としてお話ししたいのは、「地方創生・行財政改革特別委員会」は県庁舎再整備を調査事項に含む特別委員会です。


ただ、特別委員会と言っても採決を取ることはありません。

当該特別委員会では、

・各委員がそれぞれの立場から質疑を行う

・執行部が答弁する

・そのやりとりを通して、よほど重要な点・反映してほしいことが有れば「意見・提言」としてまとめる


という流れになっています。

その意味では、常任委員会や一般質問に比べて、議論の自由度が高いとは言えます。

ところが、今回の委員会では、冒頭申し上げたように、代表質問でのやりとりを踏まえて、県庁舎建て替え議論について「そこまで言って良いんかい?」とさえ感じる発言が複数の自民党議員団の委員から出ました。


それが、次の発言です。

・到底理解出来ない!

・懇話会のやり直しを!

・前提条件が間違っているんじゃないのか?

・これまでの議論の流れを知った県民からなんて言われると思う?

・誰のための県庁なんだ?

・誰が移転に反対しているか、示すべきだ!


…実際の発言と少し表現が異なる部分があるかもしれませんがニュアンスは合っていると思います。


これらを聞いた時「(全てではないけど)その発言がそのまま自分に返ってくることはないですか?」と感じました。


また同じく自民からの「意見・提言」もなかなかパンチが効いています。


自民 ○○委員からの意見・提言
「県庁舎再整備について、議事堂と危機管理防災センターの再整備や編成も検討に含めた上で、再整備候補地の比較、評価項目を、あらゆる可能性を排除せず、見直していくこと。」


…見事なまでの、ちゃぶ台返しです。



自民党議員団が「何をそこまで批判しているか?」というと、ざっくり言うと


「現在地は、議事堂と危機管理防災センターがある。その二つは新たに建てなくてよいから、浦和美園のほうがコストが掛かるに決まってる。コスト比較が平等じゃない!」

ということだと思います。



その証拠に


「事務局主導で勝手に(まだ築年数が若い)議会棟と危機管理防災センターを残すとした上での計算上になっちゃってるってことを問題点として指摘している」(発言ママ)


との発言がありました。

さらに、「現在地を一旦更地にして建て直すという考えも必要だったのに。(それなら浦和美園は負けない)」
ということのようです。


また、自民委員の1名は

「更地に新たに建てたほうが汎用性が高い」

ということを強く主張していました。


これに対して私は、狭い土地に2棟みっちりしか建てられない場所より、空地が確保でき、必要性や財政状況等に応じて順次建て替えが可能な場所のほうが、汎用性の上でも評価出来るのではと考えます。



③に続きます。
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