井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2025.10.17
9月定例会に、我が会派から提案した上記の『国旗損壊罪の早期制定を求める意見書』は、残念ながら意見書提出の調整を行う議会運営委員会副委員長を出している自民党議員団の同意が得られず、提出見送りとなりました。
参議院選挙を境に一層エスカレートする行動に歯止めをかける意味でも埼玉県から国へ声を挙げたかったのですが、残念です。
❶(推進派の)高市さんが総裁になったので動向を見守りたい
❷損壊の定義が難しい
とのことでした。
「損壊の定義が難しい」の例として示されたのは
『スポーツ応援の際の「頑張れ!日本」や「寄せ書き」をどう扱うべきか困るから』
とのことでした。
・・・しかし、外国国章損壊罪と同様に「侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊・除去・汚損すること」という定義で十分で、スポーツ応援とは明確に判別できます。
意見書を出さない理由として、このような認識を語るのならば、今、多方面から「乱発しすぎでは?」と言われている自民党議員団発の条例については、どうか一層慎重になってほしいと思います。
加えて。
合わせて提出した『トルコ共和国との相互査証免除協定の一時停止を求める意見書』も自民党議員団が賛同せず見送りになりました。
この意見書は大野知事が8月4日に外務省に提出したものをベースにしており、それを県議会からも出すことで、その実現を目指すための提案でした。
自民党議員団サイドから「見送る理由」として聞こえてきたのは
「慎重になりたい」
でした。
むしろ、私は
「知事も動いている」
「慎重になっているヒマはない!!」
と訴えましたが、残念ながら、自民党議員団には届きませんでした。
以上、意見書関連の報告です。
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