井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2025.05.09
「シリーズ和光市長選挙トリビアその1」でお伝えしたように、5月18日の市長選挙は52年ぶりのダブル選挙です。


さて、今回の市長選挙には、新聞報道によると「現職市長」対「市議会議長」の一騎打ちの公算が強い、とのことです。









通常であれば、市長選に出るために、市議をいつ辞めてもあまり影響はありません。

2つの公職を兼ねることは出来ないので、よくあるパターンは立候補と共に、それまでの職を失う「自動失職」という方法。辞職願などの手続きも特に必要ないので、一番スムーズとも言われています。


(※一方で、例えば市議から県議、県議から国政のように、全く別の政治の舞台に挑戦する場合で、既に出馬会見などを行なって、そのことが公になっている場合などは「いつまで今の職に居るつもりなんだろう…」と有権者から思われるパターンもありますので、どう思われるか?などの受け止められ方を含め、いずれにしても本人次第です。)


ただ、今回はご承知のように、既に18名のうち、1名欠けている市議会議員の「1枠」を埋めるための補欠選挙が行われるため、「いつ辞めるか?」によって「追加枠が発生する」可能性があります。


具体的に答えを言うと、明日(5月10日・土)までに辞めれば、既存の1枠に加えて、もう1枠増えることになり、合計「2枠」を争う選挙になります。


一方で、先ほどの自動失職を使うと、同じ辞めるにしても、追加枠は生まれず1枠のままです。


「市長選へ市議の1人が立候補しているため、きっと2枠になる」ことを前提に、市議補選の準備を始めた人もいるかもしれません。


この記事を書いている今、つまり告示日の2日前(5月9日・金)の午後2時時点で、辞めたという話は聞いていません。


もし、自動失職で追加枠なしよ…となったら、「おいおいおい…聞いてないよ~‥」ってパターンも無きにしも有らず?な状況にあります。


市長選を迎えるにあたって、市議職にある人間がいつ辞めるか?にも注目が集まるという、珍しい市長選挙となっております。




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