井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2024.07.18
これまで、このシリーズでは多くの論点や実情をお話ししてきました。
それでも、それはあくまで一部でしかなく、全ての論点を語ろうと思うとシリーズ「30」とか「40」くらい必要になりそうです。でも、そういうワケにもいきません。
先日、会派「無所属県民会議」のHPに質疑だけでなく、答弁も含めて掲載する作業が完成しました。
下記URLからご覧ください。
※共学化以外のテーマも取り上げているので、その質問も載っています。よければそちらも合わせてご覧ください。
さて、見ていただくと分かるのですが、答弁者の「教育長」の答弁が、結構“淡白”です。
元々、日吉教育長さんは、熱い口調で語るタイプではありませんし、8月末までに勧告への回答を控えたタイミングでの一般質問なので、多くを語れない…というのも分かっているので淡白なのは致し方ない部分ではあります。
ただ、例えば
「Q、別学の歴史や伝統をどう評価するか?」という問いに対して、
「A、全ての県立高校が築き上げてきた歴史や伝統は、大切なものの1つであると認識をしております。」
のように、「別学ならでは」のことを聞いているのに、「全ての県立高校は…云々」のような答弁で終わったやりとりもいくつかありました。
共学を求める方々が居ることを鑑みて、「別学の良さ」を語るのを控えた、というのが実際のところだと思います。
おそらく再質問で追及しても、きっと答えは変わらなかったと思います。
ただ、八子議員や私は、共学が駄目だなんて思っているワケではありませんし、別学の良さと共学の良さはそれぞれにあると思っているので、別に「別学の良さを語ったのだから、全ての県立高校を別学にせよ!」…なんて、飛躍した議論をするつもりもありません。
頑なに別学の評価に関する答弁を拒むより、良いところは良いと、スッと答えてくれたほうが、傍聴に来ていた方にとってもモヤモヤしないで済んだと思います。
いずれにしても、この一般質問は、かつて20数年前の勧告の際には、複数の議員が何度かに分けて行なった質問をたった一人でまとめ上げた、大変意義深い一般質問だと思っております。
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