井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2022.07.14
こんばんは。
まずは、下記をご覧ください。
まずは、下記をご覧ください。
今日(7/14・木曜日)の16時、
県教育委員会が発表した内容(抜粋)です。
県教育委員会が発表した内容(抜粋)です。
◆◆◆◆◆◆
本日、埼玉県教育委員会が開催され、社会のニーズに対応した特色ある県立高校づくりを推進するため、再編整備による新校の概要や基本方針などを内容とする「魅力ある県立高校づくり第2期実施方策(案)」をまとめました。
これに対して、県民の皆さまの御意見を反映するため、「埼玉県県民コメント制度」に基づき、御意見を募集します。
◆◆◆◆◆◆
・・・しかし、これを読んでも
何のことか分からないかと思います。
この内容を詳しくお話します。
埼玉県教育委員会は、平成30年4月に
『再編整備の進め方』という文書をまとめました。
その「進め方」には、次のように書かれています。
【 今後の公立中学校卒業者数を予測すると、平成29年3月から平成41年3月までの12年間で、約62,000人から約56,000人へ約6,000人減少することが見込まれています。
そのため、県立高校の教育の活性化の観点から、適正な学校規模※1を下回る学校については、生徒募集の状況や地域の生徒減少率とともに、学校・地域の状況や取組なども考慮しながら近隣の学校との統合などを検討する 】
としています。
これを踏まえて、令和元年12月に
「第1期」が発表され、そこで発表されたのが
「第1期」が発表され、そこで発表されたのが
〇飯能高校と飯能南高校の統合
〇児玉高校と児玉白楊高校の統合
です。
この第1期発表後も、県教育委員会では
第2期以降の検討が続けられてきました。
そして、今日発表されたのが
「第2期」であり、この第2期には、和光市の2校が関わっています。
その結論を出すまでの経緯や論点は
「再編整備の進め方」に記されており、
【 魅力ある県立高校づくりの観点から、県立高校の全日制課程の学校数を今後3期程度に分けて、平成41年4月を目途に現在の134校を121~124校程度とすることが必要と考えています。
そのため、高校の現状や地域バランスを考慮し、南部、さいたま及び県央地域※2からは2~4校、南西部、川越比企及び西部地域からは2~4校、東部及び利根地域からは2~4校、北部及び秩父地域からは2~3校の再編整備を行うことを検討していきます。】
と、されています。
また【再編整備を検討する観点】も定められており、
① 生徒募集が困難な状況にあり、かつ、将来もその傾向が続くと見込まれることから、教育の活性化のため、適正な学校規模を維持する必要がある。
(進路希望状況調査や入学志願倍率、地域の生徒減少率、募集学級数等を参考にする。)
② 地域・県民の期待や社会のニーズに対応した特色ある学校を設置する必要がある。
③ 近隣に同様の教育内容を持つ学校・学科が存在するため、活性化・特色化を図る必要がある。
という3つの視点で選定作業が進められました。
以上の経緯を踏まえ、今回の「第2期方策」で
〇和光国際高校と和光高校の統合
〇岩槻高校と岩槻北陵高校の統合
〇秩父高校と皆野高校の統合
〇越生高校と鳩山高校の統合
〇八潮南高校と八潮高校の統合
〇大宮工業高校と浦和工業高校の統合
の方針が打ち出されました。
但し、単なる数を減らすための統廃合ではなく、
それぞれに合併後の新校に
「特色」を持たせることを目指しており、
和光新校の場合は、
「国際感覚を身に付けたグローバル人材を育成する高校の設置」を
特色に掲げるとのことです。
(写真参照)
※ちなみに、越生高校と鳩山高校の統合後は、
「アニメーション・美術分野で活躍できる人材を育成する高校の設置」を
目指すなど、目指す特色も様々です。
高校ひとつひとつには現役の学生、教職員だけでなく、
保護者や地域住民、OB・OGと言った
多くの方々によって支えられています。
今後、関係の方々には個別の説明会が予定されています。
また、この方策についての意見は、
令和4年7月19日(火)から令和4年8月18日(木)までの
約1か月間、意見募集を行います。
御意見の有る方は、是非こちらの制度をご活用ください。
以上、今日の県教育委員会の発表した大事なお知らせを
皆様にご報告させていただきます。
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