井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2022.05.22
私の所属する会派「無所属県民会議」では、
平成 31 年の改選を機に、
埼玉県議会で取り組むべき改善点について
議論を重ねています。
その結果を、要望書としてまとめ、
その年の議長に提出を行なっています。
その年の議長に提出を行なっています。
今年は5/19(木)に提出を行いました。
その時の様子・要望書の前文は下記URLをご覧ください。
要望書には様々な分野での改革項目が書いてあります。
でも言い換えると、ここに書いていることは全部
“実現していない” …ということでもあるのです。
特に「情報公開」「情報発信」の分野では
遅れを取っていると考えています。
超党派での一致、
特に過半数を有する自民党県議団の理解が不可欠です。
従来の先例を重視することは決して悪くありませんが、
改善すべきは改善すべきだと考えます。
今任期に進んだ様々な改革
(「一般質問の一問一答式の導入」
「ペーパーレス化の推進」「オンライン委員会の開催」)も
前の任期中の議論が基礎となっていることも多いことから
改選を来年に控えた今年度における
議会活性化の議論がとても重要です。
実現に向け、これからも呼び掛け続けてまいります。
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==議会活性化に係る要望項目(分野別)==
【IT化】
○資料データ更新時のプッシュ型での周知
〇オンライン会議での活用など、DX 推進に資する端末(2in1)への早期のリプレイス
○使用されているすべての部屋でのネットワーク環境の整備
【一般質問(一問一答方式の改善)】
〇議席列と離れた場所に質問者席を設置すること(予算特別委員会で使用している質問者席を設置する方法も検討すること)
〇簡潔明瞭な答弁を求め、答弁時間を短縮すること
〇執行部の自席マイクの設置及び自席答弁を可とすること
〇一問一答方式の場合、再質問の有無を確認する必要がないため、議運副委員長も一般質問を実施できるようにすること
【議案審議】
〇議員提案政策条例を提案する際、一般質問最終日に条例案文を示してから審査を行う常任委員会までの期日が短いことから、審査時間を確保できるよう日程を再考すること
○議案の「分割付託」の中止(補正予算等)
○各会派が提案した意見書(柱・案文)の県議会 HP 掲載
【委員会】
○委員会会議録の逐語化、及び行政報告や所管事務調査など全ての審議内容の記録・公開
○常任・特別委員会のインターネット中継
○委員会における写真撮影希望者の氏名読み上げの中止
○特別委員会の設置数の精査・縮小
○委員長報告において各会派の発言を公平に取り上げ、委員会における多様な審議を県民向けに発信すること
【議場】
○速記の廃止
〇動議及び議長発議の際の起立採決時の会派別採決区分を記録
【視察】
○視察の効率化
○視察費用の削減(日当)
【情報発信】
○議員による「議会だより編成委員会」の新設
○議会だよりに「一般質問の質問議員名」を記載
○議会だよりに「議案別会派別表決状況」の掲載
○議会案内冊子の擦り直しの廃止
○提出された請願(賛否を問わず)を県議会 HP「定例会概要」に掲載
【政務活動費】
○会期中の議事堂から視察へ向かう際の交通費支給のルール見直し
【図書室】
○埼玉県議会史編さん事業の簡素化や中止
【議員の報酬・定数・身分】
○費用弁償の見直しに関する全会派参加による検討の場の設置
○県議会議員選挙区の区割・定数検討会の早期の設置、検討の開始
以上
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