井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.11.18
こんにちは。

昨日の「ゆめあい和光まつり」で訪れた
総合福祉会館(=「ゆめあい和光」はこの施設の愛称です。)
に関係して市民の方から、ひとつ相談を受けました。

  ← ゆめあい和光。正面から撮影した写真です。


今日はそのことについてお話したいと思います。


ご相談というのは、

「総合福祉会館の最寄りバス停 『二軒新田』
バスを待っている間に座ることができるベンチを置いてほしい。」

という内容でした。




この写真、右端に映っているのが、
『二軒新田』(東武バス・市内循環バス用)のバス停です。

実は赤いコカ・コーラ社のベンチが一つあるのですが、
この施設は高齢者の利用者が多く、これだけでは足りません。

市内循環バスは、本数が限られていますから、
待ち時間はどうしても長くなります。

Q、和光市としてのベンチの設置ができるか?
または、上の例のように
Q、企業や市民からの寄贈を受けることができるか?
を調べて対応したいと思います。


・・・ただ、実はこのことを「別の視点」でとらえるべき問題だとも
考えているのです。

なぜ、バス停で長い時間待たないといけないか?

それは、福祉会館の入口から、バス停に行くまで
数十メートル歩かないといけないからです。


そして、下の写真のように
施設側からバス停に辿り着くには、道路を横断しなければなりません。




それなのに、ここには「横断歩道」がないのです。
ここは外環道路の側道なので、車のスピードも速いです。

私が渡ろうと思っても、なかなか踏み出せない場合があります。

足腰が弱く、素早く動くことができないお年寄りにとっては
非常に危険な場所だと思います。

だからこそ、利用する方は時間を十分にとって
早めに移動をしているのでしょう。その結果、バス停での待ち時間が長くなるのです。


施設開設の時に、こうした点について議論がなされたかどうか?
もう一度調べてみなければならない、と思っています。

仮に議論があった上で、仕方なくこのようになっているとしても、
その理由を明確にし、新たな課題として、
この場所の安全対策を提案したいと思っています。


最後に。

もうひとつ、この問題を解消する方法があると考えています。

それは、
「市内循環バスのルートを変え、
 総合福祉会館の入口をバス停とする」
ことです。

この提案を行うにあたっては、変更した場合、

Q、(現在利用されている)「南一丁目」と「二軒新田」バス停の利用者はどうなるか?
Q、バスが福祉会館の敷地内に侵入できるか?

といった点を明らかにしていかなければなりません。





この写真は入り口部分です。
よく見ると、この上の天井部分の高さ制限が「3.2m」となっています。

バスの車高がこれを下回り、安全に走ることができるか?など
調べなければならないことがたくさんあります。

場合によっては、調査の結果、このような対策が取れない場合も
あるかもしれません。

ですが、少しでも便利な市内循環バスになるように、
12月議会で取り上げることができればと思っております。


  
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