井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2020.11.14
こんにちは。
今日、11月14日は埼玉県民の日です。
今日、11月14日は埼玉県民の日です。
今年は土曜日に重なったので(+コロナ禍の影響もあり)、
イベントや受けられる恩恵はちょっと少ないのが残念ですね。
今年は149周年、来年はいよいよ埼玉県生誕150周年です。
来年の14日は日曜日です。盛大に祝えることを心から願いたいと思います。
さて、今日の朝刊には
「埼玉県議会だより 9月定例会報告号」が折り込まれています。
改めて紙面を見ると、
「これで議会の審議内容をしっかり伝えられているだろうか?」と思います。
中面の「一般質問」の紹介紙面に、
質問者の名前が載っていないのは前々からの課題だと思っており、
会派で議長に提案した「議会改革リスト」にも載せています。
誰が取り上げた質問かも分かりません。
実は、それよりも今回課題だと突き付けられたのは、
「議案の採決結果の伝え方」です。
1面の「議決の概要」を見ると
=知事提出議案=
●一般会計補正予算(第7号) 修正可決
・・・とありますが、何をどう修正したのか分かりません。
議案を修正する、というのはそう発生する事態ではないので、
その内容を伝える優先度は高いに決まっています。
また、「条例」についての記載を見ると
●その他、条例1件を否決・・・
・・・と、サラっと書いてありますが、
何を否決したのか、条例名すら書いていないのです。
ちなみに、これは「知事等特別職の減額条例」のことです。
修正可決以上に少ないケースであり、
あれだけ対立色が濃かった上田清司前知事の時代にも
否決は1回もありません。
また、
=議員提出議案=
の記載を見ても、「意見書」を提出したことが書いてありますが、
各会派が様々な想いをもって採決に臨んだ
「議員報酬の減額に関する特例条例」は
「そのほか条例1件を否決」
で片づけられています。
4面の「委員会レポート」にも似たような記載が有りますが、
結局何がどう否決・修正可決されたのかが分かりません。
これは埼玉県議会の様々な媒体(テレビ広報等)にも共通することで、
特に「否決された議案については触れない」という暗黙のルールがあります。
そもそも、こうした議会広報に
議員が関わっていないのが問題だと考えています。
多くの地方議会では、「広報委員会」をつくったり、
議会運営委員会が広報を所管していたりします。
埼玉県議会は、広報委員会もなければ、
議運もこうした広報の作成にはノータッチです。
皆さまにお尋ねできたらと思います。
☆県民の皆さま。
これで県議会の出来事をしっかり伝わっていますでしょうか?
☆地方議員の皆さま。
皆さんの地元の議会で同じような運用
(否決された議案は件名すら伝えない)しているところ、ありますか?
加えて、県民が提出した「請願」も否決されれば、
同じような考え方からホームページに件名にすら出ません。
(※なお、この点を改善するべく私たち会派が紹介議員を務めた請願も、
多数会派によって否決されました。)
この改善は絶対に必要なことだと思っております。
議会として、こうした古い慣習を変えていくには、
県民の皆様の後押しが不可欠です!
是非、皆さまの応援をいただければと思います!
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