井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2020.10.01
こんにちは。
今日の議会運営委員会の場で、田村議長から発言があり、
今日の議会運営委員会の場で、田村議長から発言があり、
①一般質問の一問一答方式の導入
②オンライン委員会
③ペーパーレス化の推進
について「各会派の意見を聞きながら進めたい」との提案でした。
議長は就任時の新聞インタビューで、
①の「一般質問の一問一答方式の導入」について
前向きな発言をしていたので、もし、今定例会中に
何の動きも無いようなら、議運で推進を促す発言をしようか・・・
と思っていた矢先の出来事でした。
今後、これらの課題について「議論の場」を設け、検討を進める予定です。
私もこの流れは歓迎したいと思います。
なぜなら、上記のいずれも、
私の所属する会派「無所属県民会議」でまとめた
「議会改革プラン」の中の項目だからです。
2月定例会の最終日(3月27日)に
現議長が就任されたその日に、我が会派では、
この改革プランを議長に提出しました。
(※~~以降をご覧ください。)
ちなみに、この改革プランの中には、
〇議長が議長席登壇の際、職員が椅子を支える慣習の廃止
という項目が入っています。
文字では雰囲気を伝えにくいですが、
本会議再開のブザーが鳴って、議場に各議員が揃うまで、
議長は議長席に上るまで、議会事務局の席に座って待っているのですが、
その際、職員が車椅子の介護みたいに後ろで椅子を支えるのです。
本会議再開のブザーが鳴って、議場に各議員が揃うまで、
議長は議長席に上るまで、議会事務局の席に座って待っているのですが、
その際、職員が車椅子の介護みたいに後ろで椅子を支えるのです。
椅子が回転するため、それを抑えているのでしょうけど、
議員の権威を表しているようで、
私は早く無くすべき慣習のひとつだと思っていました。
要望書提出の際、
私は「これは予算も何も掛からない。
高齢の議長なら必要かもしれないが、
若手の田村議長には不要と思う。」と伝えました。
すると、早速4月の臨時会から、
この慣習を廃止してくれました。
今日の提案の時も「大切なものは守りつつ、
時代に合わせて変えるべきは変える必要がある」
という発言もありました。
本来なら、上記の3つ以外にも
進めたい議会改革の取組は多々ありますが、
一つずつ進めることも大切と考えております。
どのような形で取組が進むか、
今後の議論をまた報告できたらと思います。
~~~以下、無所属県民会議の「県議会改革プラン」~~~~~
◆◆議会活性化に係る要望項目(分野別)◆◆ ※抜粋版
【IT化】
○議会資料のペーパーレス化の推進 (令和2年度 一部採用予定)
○議場・委員会室のwi-fi設備 (令和2年度に着手予定)
○クラウド利用によるプッシュ型の資料データの提供
○議場・委員会室へのPC・タブレットの持ち込み
【議案審議】
○一般質問の一問一答の導入
○議案の「分割付託」の中止(補正予算等)
○決議事由のルール化(特に一般質問で実現しなかった項目を決議すること)
○各会派が提案した意見書(柱・案文)のHP掲載
【委員会】
○委員会会議録の逐語化、全ての審議内容の記録・公開
○常任・特別委員会のインターネット中継
○特別委員会の設置数の精査・縮小
【議場】
○質問時間タイマーの設置
○資料掲示用大型モニターの設置
○速記の廃止
〇動議及び議長発議の際の起立採決時の会派別採決区分を記録
〇議長が議長席登壇の際、職員が椅子を支える慣習の廃止
(※上記のように4月臨時会から採用済み)
(※上記のように4月臨時会から採用済み)
【視察】
○視察の効率化
○視察費用の削減(日当)
【情報発信】
○議会だよりに「一般質問の質問議員名」を記載
○議会だよりに「議案別会派別表決状況」の掲載
○議会案内冊子の擦り直しの廃止
○提出された請願(賛否を問わず)を県議会HP「定例会概要」に掲載
【政務活動費】
○会期中の議事堂から視察へ向かう際の交通費支給のルール見直し
【議員の定数・身分】
○費用弁償の実費支給
○区割・定数検討会の早期開催
以上
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