井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんばんは。
それでは、14日(金)に行なわれた一般質問のご報告を
させていただきたいと思います。
一般質問は、1人 持ち時間 30分です。
※この30分はあくまでも、井上がしゃべる事の出来る時間=30分、
ということなので、市役所側からの答弁時間は含みません。
今回、私がテーマとして掲げたのは、
~発言事項~
Ⅰ、和光市の都市像について
~10年、20年先を見据えた都市構想~
①和光市の景観・街並み・都市機能について
⇒「子育て支援マンション」認定制度の検討
⇒「親子カフェ」の開設
② 駅前通り(市道475号線)電線類地中化工事について
③ 地中化工事に伴う街路樹の扱いについて
Ⅱ、各研究機関との連携
① 和光市との学術連携について
② 地域との連携
③ 和光市土地利用について
(留保地・外環道路上部利用について)
Ⅲ、「働く」ということ
① 市民の就業機会拡大政策
② 地域職業相談室の開設について
③ 介護労働者支援 及び 人材確保のための施策
です。
議場でのやりとりについてですが、正式な文面で皆さまに
お伝えできるのは、私が壇上で話した
『第1回目』の質問だけになってしまいます。ご了承ください。
第1回目に対する市役所の回答や、その後の一問一答は、
全てをメモに残せたわけではないので、
残念ながら、ここで披露することが出来ないのです。
普通、議事録は3ヵ月後に出来上がります。
そこで現在、私達議員は、議事録を少しでも早く市民の皆さんが閲覧できるように
要望を伝えていっているところであります!
それなので、若干中途半端ではありますが、
井上の第1回質問事項を下記に綴ります。
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おはようございます。
この9月議会、トップバッターを務めさせていただきます。
それでは、通告に従い、一般質問を行ないます。
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発言事項1-「和光市の都市像について」から順次質問してまいります。
先日、ある雑誌の「住みやすいまちランキング」で和光市は首都圏202市区のうち、
41位にランクインしました。このランキングは、団塊世代にとって、住みやすいまちを
ランク付けしたものです。
さて、そうした評価を受けている和光市ではありますが、人口増加率9.3%という
数字を見てわかるように、現在、若い世代、とりわけ子育て中の世代が
非常に多くなっています。
和光市は今後、子育て世代に始まり、団塊世代や高齢世代まで、幅広い年代にとって
住みやすいまちづくりを行なっていかなければなりません。
そうした長期的な都市像は、「総合振興計画」に綴られておりすが、果たして現状は
その通りに進んでいるでしょうか、 年々住宅整備は進んでいますが、
統一感や個性の発揮とはいかず、代わりに農地や緑地は減少しています。
そこで、今後10年・20年を見越して、和光市の景観・街並み・都市機能を
どう考えるか?
第3次総合振興計画後期基本計画と現実との比較をどう考えるかを踏まえて、
市の今後の都市構想を伺います。
続いて、駅前通り、市道475号線、電線地中化工事に関して伺います。
去る8月8日には駅北口都市区画整理事務所にて、この電線地中化工事の
説明会が行なわれました。私も参加を致しましたが、数名の参加にとどまり、
この場を見る限りではありますが、
市民への情報公開や意見交流という意味では、不十分に感じました。
電線地中化工事は、ともすれば地権者や商店街の方々のみが
関連するものと思われますが、この駅前通りは多くの市民が通勤・通学に利用し、
市外から来る学生やサンアゼリア利用者なども
この通りを利用します。まさに市民全体にとっても大きな関わりを持つ事業であります。
そこで、ここまでの工事過程における市民への情報公開・意見徴収の実績について伺います。
次に発言事項2-「各研究機関との連携」について触れてまいります。
和光市には、理化学研究所・司法研修所・税務大学・裁判所職員総合研修所など、
多くの研究機関が集まっています。このことは、総合振興計画の中でも、
『和光のまちづくりにおける特徴のひとつである。
そして、学術連携のありよう有り様によっては、教育活動をより高度で創造的なものに
変革できる可能性がある』と述べています。
そこでまず始めに、現状での学術連携の実績について伺います。
次に、先程挙げた施設へ研究・研修に来る方の多くは、
市外から来ていると言えます。滞在期間はまちまちですが、その期間中は、
和光市で生活することになります。地域との連携は欠かせないことだと思います。
その視点で言えば、私達市民は司法研修所の運動場使用や、理化学研修所の
一般公開などでこれら施設と触れ合う機会を得ています。しかし、その一方で、
研修生の増大でバスの混雑が引き起こったり、夜間に駅や住宅地で騒ぐ者がいたりと、
問題も抱えています。
これら研究施設が「地域資源」として市民が愛着を持つためにも、
こうしたトラブルは市が緩衝材となって防いでいくべきと考えます。
この点に関する市の考え・対応を伺います。
そして、先日の全員協議会において、外環上部利用計画案は、市葬祭場の他、
市役所出張所、リムジンバスターミナル、宿泊施設の機能を持つ計画であるという
具体案が示されました。
このうち「宿泊施設」及び「リムジンバスターミナル」については、
特に学術機関との関係で必要性が高まるということでした。
この点について、市の見解を再度伺います。
最後に発言事項3-「働く」ということ、をテーマに伺ってまいります。
本日の一般質問では、和光市の将来像について触れておりますが、
その街で長く充実した地域生活を送るにあたって最も重要なことは、安定した雇用機会が
そこにあることだと考えております。
和光市は都市近郊でありますが、産業や労働を都内に依存するのではなく、
身近に就労の場があることは市民にとって大変有意義であります。
そこで、市民の就業機会の拡大政策をどのように実践するのか伺います。
総合振興計画でも「労働環境の整備」や「市民が働く機会を平等に得るための支援」を
進めると謳ってありますが、昨年度の市の事業としての「職業斡旋」の成果はいかがでしょうか?
また決算カード等に記される「産業構造」、平成12年度国勢調査によると、第1次産業は1.0%、
第2次産業は22.6%、第3次産業は74.1%となっています。
平成2年と比較しても、第2次産業が10ポイント減少し、
代わりに第3次産業が10ポイントを増やしています。
そこで和光市の将来に向けて、どのような産業を発展・育成していくのか、その考えを伺います。
また、雇用機会を増やす、という意味では、
市役所及び関連機関が積極的に業務開放していくことが求められます。
その実施状況を伺います。
次に「地域職業相談室」の開設について触れてまいります。
この地域職業相談室については、過去の議会でも取り上げられておりますが、
和光市の人口増や雇用情勢を鑑み、再度その開設に向けての可能性を探るものです。
まず、近隣の地域職業相談室の状況をお尋ねするとともに、
仮に新規開設した際の、費用対効果をどのように考えるか、お伺いいたします。
以上で、質問1回目を終わります。
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ここまでです。
大体8分くらい話しておりました。
この後、市役所側からの答弁が、各関連部署から回答をうけて、
一問一答の流れに入っていくのです。