井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.09.12
こんにちは。

本日、9月12日(水)をもって、6日間の決算委員会での
審議が終わりました。
(・・・思った以上に長い6日間でした。)

結論を申し上げますと、
平成18年度決算は「承認」されることになりました。

5日目&最終日の審議内容をお伝えします。


~5日目~

・教育費 (文化財調査費・図書館費)

・総務費 (人事管理費)
---------------

・国民健康保険特別会計
 
・老人保健特別会計
 
・介護保険特別会計

・下水道事業特別会計

・水道事業会計

※1日目~4日目まで審議してきたものを『一般会計』と呼びます。

※そして、この日に審議した「国民健康保険」「老人保健」「介護保険」
  「下水道」「水道」事業は、上記の一般会計とは切り離されていて
  『特別会計』と呼びます。


~最終日(=6日目)~

・市長答弁

・指摘事項まとめ

・採決

------------

以上が、全日程です。


6日目の内容については、少しご説明をしたいと思います。

私達は全ての関連部門と審議を行なってきました。
とても細かい、それこそ1,000円単位のものにまで踏み込んで
審議をしてきました。

しかし、最終的に大局的な判断をしていくのは市長の役割です。

例えば、
「今年は教育にお金を使うぞ!」とか
施設整備を今年度中に進めるんだ。」は、市長の考えが大きく反映されます。

そこで、市長に政策的な質問をするという機会があるのです。
それが 『市長答弁』です。

私も
●「平成18年度は教育費が膨れていることをどう評価するか?」
●「(アメリカの橋落下事故を受けて)、施設の“点検”をどう行なうか?」を
質問しました。


また、審査して終わり・・・ではなく、審査を行なってきた中で、
特に、行政側に対して言っておきたいことを委員のメンバーでまとめます。

これを『指摘事項』と言います。
今年は4項目定めて、市役所側に提出しました。
 (例:出資法人・指定管理者・補助金団体の会計の透明性を確保すること)


以上で、決算委員会の報告を終わりたいと思います。



【最後に感想をひとこと。】

私は今回、新人ながらも決算委員会に参加しました。
でも、参加してとても良かったと思います。

それは、市政の全体像が、数字の根拠付きでわかるということです。

?何にいくら掛かっているのか?
?どんな団体にいくら補助金(負担金)を出しているのか?
?新たに購入したシステムがどういうもので、私達市民にどう役にたつのか?


和光市は決して無駄遣いをしているわけではないし、
そのために市役所の職員も努力をしていると言えると思います。

・・・しかし、市民の感覚からいうと、「おや!?」と思うことはやはりあります。

その「おや!?」をなくせるよう、これからも
しっかりと見張っていきたいと思います。
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