井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2013.11.21
こんにちは。
県議会では、この12月定例会の前の時期、
多くの常任委員会で視察が行います。
私の所属する「県土都市整備委員会」でも
県内2か所の視察を行いました。
今日はその1か所目の視察先となった
「川の消火基地づくり」の取組をご紹介します。
これは今年度からはじまった取組で、
災害時、地震などで消火栓が使えなくなった場合、
河川の水を消火に使えるようにするものです。
現在、今年度から平成27年度までの3年間で
県南(戸田~蕨~川口~草加~八潮~三郷)地域に120箇所を
予定しています。
この事業は、先の予算特別委員会で取り上げたり、
市議会議員時代にも取り上げたことがあるため、
思い入れが強い取組です。
まだ整備が始まったばかりなので、
実際に見たのは初めてです。
今回見たのは、三郷市の第二大場川に整備された消火基地です。
川辺に、筒型の取水口を整備し、
そこに入りやすいように階段と扉を整備するところまでが
県の事業。実際に取り扱うのは消防本部や消防団です。
(※なお、こうした筒型のほかにも、掘り下げ型の取水口タイプもあります。)
実際に、三郷市消防本部によって放水訓練もしていただき、
その有用性をしっかりと視させていただきました。
ちなみに、その設置地点には
このような標識が立っていて、概ね1kmおきに
設置されています。
なお、消防法でいうところの「消火栓」の扱いではないため、
この消火基地周辺を駐停車にするような規制をすることは出来ないそうです。
今後は消火栓と同様の取り扱いになるように
運用も進めていきたい、という話を伺いました。
それと実際の運用上の課題を消防の方にお話を伺うと、
川の水をくみ上げる際、取水ホースに網目があるため、
ゴミは入らないようですが、川の水の臭いが消防車内に
残ってしまうのだそうです。
そのため、通常の水道水で洗い流す必要があるということでした。
こうした課題を踏まえ「あくまでバックアップ」という考えでいることが
必要なのだと思います。
逆に、この「川の消火基地」の設置が進むことで
河川が身近になり、かつ川をきれいに保とう、という
県民意識の醸成にも繋がればと願います。
県議会では、この12月定例会の前の時期、
多くの常任委員会で視察が行います。
私の所属する「県土都市整備委員会」でも
県内2か所の視察を行いました。
今日はその1か所目の視察先となった
「川の消火基地づくり」の取組をご紹介します。
これは今年度からはじまった取組で、
災害時、地震などで消火栓が使えなくなった場合、
河川の水を消火に使えるようにするものです。
現在、今年度から平成27年度までの3年間で
県南(戸田~蕨~川口~草加~八潮~三郷)地域に120箇所を
予定しています。
この事業は、先の予算特別委員会で取り上げたり、
市議会議員時代にも取り上げたことがあるため、
思い入れが強い取組です。
まだ整備が始まったばかりなので、
実際に見たのは初めてです。
今回見たのは、三郷市の第二大場川に整備された消火基地です。
川辺に、筒型の取水口を整備し、
そこに入りやすいように階段と扉を整備するところまでが
県の事業。実際に取り扱うのは消防本部や消防団です。
(※なお、こうした筒型のほかにも、掘り下げ型の取水口タイプもあります。)
実際に、三郷市消防本部によって放水訓練もしていただき、
その有用性をしっかりと視させていただきました。
ちなみに、その設置地点には
このような標識が立っていて、概ね1kmおきに
設置されています。
なお、消防法でいうところの「消火栓」の扱いではないため、
この消火基地周辺を駐停車にするような規制をすることは出来ないそうです。
今後は消火栓と同様の取り扱いになるように
運用も進めていきたい、という話を伺いました。
それと実際の運用上の課題を消防の方にお話を伺うと、
川の水をくみ上げる際、取水ホースに網目があるため、
ゴミは入らないようですが、川の水の臭いが消防車内に
残ってしまうのだそうです。
そのため、通常の水道水で洗い流す必要があるということでした。
こうした課題を踏まえ「あくまでバックアップ」という考えでいることが
必要なのだと思います。
逆に、この「川の消火基地」の設置が進むことで
河川が身近になり、かつ川をきれいに保とう、という
県民意識の醸成にも繋がればと願います。
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