井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
この連休には台風18号が上陸し、全国に様々な傷跡を残しました。
被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。
さて、今日は2つの “要望書” 提出を行いました。
ひとつは会派「刷新の会」としての活動です。
昨日までの台風被害、そして先日の越谷・松伏の竜巻被害に対する
「緊急要望書」を上田知事に提出しました。
(※私はこのあとの要望活動のため、提出には同席していません。)
私も現地に足を運び、また要望書の内容作成にも
携わることが出来ました。
内容は「続きの本文」をクリックしていただけると
表示されます。
そして、2つ目は
「埼玉県議会 東武東上線利便性向上促進議員連盟」による
要望活動です。
東武鉄道株式会社のうち、東武東上線を所管する
「東上業務部」に対して、要望書を提出です。
今日は写真を掲載しておきますので、
内容は明日のブログでお伝えします。
(※私は中列の左から2番目)
以下が「竜巻被害 及び 台風18号被害に対する緊急要望書」です。
2013年9月17日
埼玉県知事
上 田 清 司 様
刷新の会
代表 鈴 木 正 人
竜巻被害 及び 台風18号被害に対する緊急要望書
今月2日午後2時頃に発生した竜巻は、県南東部地域の越谷市及び松伏町で
甚大な被害をもたらしました。上田知事は早々に現地の被災状況を把握し、
記者会見で「県としてできることは何でもやる」と表明されました。その迅速な対応は被災地を励ますものであり、評価するものであります。また職員の
皆様におきましても、発災直後から被災者支援に全力で取り組んで頂いている
ことに対し、敬意と感謝を申し上げます。
また15日、16日に日本列島に上陸した台風18号によっても、県内では
熊谷市や行田市を中心とした突風による建物被害や大雨による床上・床下浸水
等が県内各地で発生しており、今後の早期の復旧が望まれます。
さて、我が会派と致しましても、有志が被災地に赴き、被災住民から切実な
要望を伺って参りました。被災住民の生活再建支援はもとより、地域の復旧に万全なる対応を講じられますよう、以下8点について要望いたします。
記
1.災害救助法の適用においては、被災者の実情に十分配慮し、柔軟かつ
最大限の活用に努める事。
また、国に対して、被災者生活再建支援法が適用外の地域における同法の
弾力的運用や制度の見直しなどを強く要望する事
2.民間賃貸住宅借り上げ制度の適用等、被災者の生活環境、地域の変化を
最小限にとどめることができよう、あらゆる手段を尽くす事
3.住宅再建等、生活再建に県として国に働きかけると共に、県独自の災害
見舞金等の被災者生活再建支援制度の創設を早期に図る事
4.被災した学校および教育関連施設の復旧に一日も早く取り組み、子供達の
教育環境を取り戻すと共に、自治会集会所等の修繕・復旧に対する
財政的支援を図る事
5.被災者の心のケア、特に被災した学校の子供達や仮住まいの高齢者の孤立
防止等、物的支援だけでなく今後の生活再建に向けて、精神的バック
アップを地元自治体と連携を図り行う事
6.水田や用排水路等のガレキ等の撤去・搬出等の復旧支援と併せて、農業
所得への影響額に対する補償措置を講じる事
7. 被災した中小企業経営に対して県独自の特別融資等、新たな助成制度の
創設を図る事
8. 今後の発災に備え、県民に対して防災情報をより確実に伝えられるよう
体制を強化し、県民の危機回避力を高める取組に一層力を入れる事