井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.07.09
こんにちは。

さて、昨日お話した本、
『変えなきゃ!議会 ~「討論の広場」へのアプローチ』
  (自治体議会改革フォーラム/編  株式会社生活社/出版)
について、お話したいと思います。


この本の編集を担当している『自治体議会改革フォーラム』は
自治体議会を開かれた討論の広場へをキーワードに、
市民が参加できて、透明性のある議会を目指す運動をしています。
 ※和光市では松本武洋議員が参画されてます。

さて、この本には、「10項目の改革目標」が記されていました。

※詳細は、フォーラムのサイトを是非ご参照ください。
http://gikai-kaikaku.net/proposal.html

たとえば、1つ例を挙げると、

積極的に情報を公開し透明性のある議会を!

→目指すのは、市民の目に映る議会です。
具体的には、
・休日議会&夜間議会の開催
・インターネットで動画中継の導入を進める

・・・といった、目標と具体事例が載っています。


10個の目標の中には、
●和光市では既に実施されているもの  があります。

逆に、
●まだ実施できていないもの  があります。


例えば、
「一問一答で分かりやすい議論をする議会を!」

これは、和光市では既に導入されています。

この一問一答形式とは、

「○○の政策の進行状況はどうなってますか?」という議員の質問に、
「それは現在、△△といった状況です。」と執行部側(=市役所)が答えます。

「では、話を変えて、□□はどうなっていますか?」
という議員の次の質問に、
「それは現在、☆☆といった状況です。」と執行部側(=市役所)が、
一問ずつ答えていくという方式です。


実は、この方式、全国的に見て、全てで導入しているわけではないのです。

ほかの自治体での議会は、「一括質問&一括回答」という方法です。

議員の持ち時間が30分だとしたら、30分間、ずっ~と質問内容を読み続け、
それが終わったら、執行部(=市役所)が、
ずっ~とそれに対する回答を読んで・・・・・・ハイ、終わり。となるわけです。

突っ込みどころがあっても、それで終わってしまうので、
議論を深めることができないのです。

そういう意味では、和光の議会は活発だと思います。


・・・しかし、別の目標、
市民に分かりやすい議会を!』 の実践状況を考えた時に、
例えば、傍聴者にも議員と同じ議案資料を配付する、といった工夫は
和光市では、まだ行われていません。


このように、和光市議会も、まだまだ議会改革を行う点があるわけです。

今回のように、
・「本」や「資料」を読むここと、
・他の自治体の議会を傍聴すること、
・他の自治体の議員の方と話をすることetc  を通して、
より良い議会運営を目指して、改革をしていきたいと考えております。


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