井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2012.08.12
こんにちは。

今回のブログで、複数回に分けてお伝えしてきた
「総合的な危機管理・大規模災害対策特別委員会」
視察報告も終わりです。


視察の最終日に訪問したのは
「京都大学 防災研究所  宇治川オープンラボラトリー」です。


ここでは、水害を中心とした災害を
様々な形でシュミレーションしています。


例えば、次の写真は、水圧によって
どれだけドアが開きづらくなるか・・・という実験です。

私は前日の「京都市民防災センター」で
機械式のシュミレーションを体験しましたが、
ここでは実際の水を使って実験。

25cmくらいならなんとかなっても、
そこから50cmまで水位が上がると、とてもドアを開けるのは
難しくなります。

そのため、
「地下への入水防止」や「ドアを開きやすくさせる工夫」と共に、
水位の上昇にすぐに気づき退避できる仕組みが
必要だと思いました。




この写真は、少し見にくいですが
地下街の模型で、実際に水を流し
どれくらいの時間で、どのように浸水するか・・・を
見ることができる、というものです。





そして、今回の視察で一番印象に残っているのが
「地下街に水が流入する階段を上る」実験です。





実は、この実験はTVで見たことがありました。


上の写真は、まだ水が強く流れ出る前のものです。


そして、雨が強くなり、流入が強くなった後の様子が
下の写真です。この中を歩かせてもらいました。





それを私も実際に経験させてもらいました。

動画もありますが、ブログではなかなか難しいので
茶話会では、皆様にご紹介したいと思います。



地下が発達した都市では、このリスクはより高まります。

埼玉は、東京や大阪や名古屋に比べれば
地下街はそこまで多くはありませんが、
それでも、

・水が入らない工夫
・入った際にすぐに避難の必要性に気付ける工夫
・入った際に出来るだけ早く脱出できる施設整備


を進めていく必要があると、強く感じます。



以上で、視察報告を終わります。

今までの茶話会では、あまり視察報告に時間を割くことは
ありませんでしたが、今回は少し報告にも重視して
お伝えできればと思います。




日時 : 8月26日() 午前10時~
場所 : 本町地域センター 5階会議室
参加費 : 無料




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