井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.07.03
こんばんは。

本日は、和光市駅南口 交番側にて、約3時間
チラシ配りをさせていただきました。

今朝、お忙しい中、チラシを受け取っていただいた
280名の皆さま、ありがとうございます。


さて、本日は映画に関する話題を触れさせてください。

先日、『選挙』(監督:想田和弘)という映画を観に行って参りました。

この作品は2005年 川崎市議選補欠選挙に立候補した
山内和彦 氏(通称:山さん)の選挙戦を映したドキュメンタリー映画です。

私も映画を結構観ます。ドキュメンタリーも好きです。
ただ、通常ドキュメンタリーは、作り手側が、編集やナレーションを入れて
説明っぽくなったり、メッセージ性を高めたりします。

・・・この映画には、それがありません。
ただただ、“山さん”のそばでカメラを回して、それを映画にしてあります。

自民党の公認を受けて、選挙戦を戦った山さんの周りには
「選挙通」の党員の方や、地元先輩議員が大勢集まり、
山さんに、選挙の手ほどきをします。

そこには、一般にイメージされる『どぶ板選挙』がそこにありました。

そういった整った環境を羨ましいと思いつつも、
いろいろな人の指示に翻弄される山さんの姿は滑稽に描かれています。


私が面白かったエピソードがひとつあります。

『(奥さんのことを)「妻」と呼ぶな!「家内」と呼べ。』 というものです。


これは、家内ということで、夫(=男性候補者)のを顔を立て、
男性の甲斐性をアピールするためとのことです。

また、もうひとつの目的は、『うちの家内はおっかない』という
ダジャレのためでもあるそうです。。。


選挙の結果は・・・映画をこれから興味もって観る方がいるかもしれないので
ここでは書きません。
ご関心のある方は、渋谷のシアターイメージフォーラムへお出かけください。


最後に。

私はこの映画を観てほしい・・・というPRをするのが目的ではありません。

ただ、今度の参議院選挙でも、各陣営が水面下で
この映画のような、どぶ板選挙を行なっています。

(その手法を良しとするかどうかは別にして)
是非、皆さまにはこの映画のような背景があることを感じて、
参議院選挙に関心を持っていただければと思っております。


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