井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
今日はまさに都議会選挙の投票日。
(※この記事は17時頃書いています。
もう少しで投票も締め切りです。)
今まで周辺の市町村の若手議員の選挙手伝いには参加する機会がありました。
しかし、そのほとんどは政党関係なしの選挙戦。
都議選は初めて目の当たりにしましたが、
個人の政策・・・と言うより、まさに政党vs政党の選挙でした。
さて。
昨日お話ししたように、視察報告など
お話ししたいことがあるのですが、今日はまずはコチラ。
明日の「議員研修会」です。
今日で2回目のご案内となりますが、お時間ある方は
どなたでも参加できます。是非いらしてください。
日時: 7月13日(月曜日)14:00~16:00
場所: 文化センター小ホール
内容: 「議会改革の課題と基本条例の意義」
講師: 廣瀬克哉(法政大学法学部教授)
参加費は無料
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_6141/sigi_main/_7900.html
この廣瀬先生の話は、初心者でもわかりやすいです。
ちなみに・・・。
ここだけの話・・・※ブログに書いておいて「ここだけ…」もないですが(^_^;)
議員は一人あたり5人ずつ招くように“お達し”が出てまして。。。
今回、配るホームページの印刷も間に合わなかったので、
このブログが、私に出来る呼び掛け方法になってしまいました。
明日お時間ある方はよろしくお願い致します。
15日(水曜日)は
朝 地下鉄成増駅(薬局方面) 200名
夜 和光市駅北口 150名
16日は
朝 地下鉄成増駅(消防署方面) 210名
…の方々に、配るホームページ 第13号を受け取っていただきました。
ありがとうございます。
↑ 今回の駅立ちで使っていた『看板』です。↑
先日より、朝晩とお騒がせしてきましたが、
これで、街頭での配布は一段落とさせていただきます。
(※ポスティングはもうしばらく行ないます。)
まだ少し手元にありますので、
「読んでみたい」という方は、
http://inouewataru.com/mailform/index.html からご連絡ください。
お届けいたします。
それと、今度、市議会のホームページに
議会改革のための、議会運営委員会の開催日程が
掲載されることになりました。
こちらです。
http://www.city.wako.saitama.jp/frame/i_gikai_index.html
来週の月曜日 午後1時からです。
あとで議事録を読むこともできますが、
結構、“休憩中”に審議していることも多いのです。
・・・なので、議事録に載らないところで核心の議論がなされてたりします(^_^;)
お時間ある方は、是非来て、どんな話し合いがなされているか
見ていただきたいと思います。
今日は、和光市議会の議員メンバーで、昼から
「埼玉県市議会第5区議員会議員研修」に行ってきます。
↓
内容はまた報告しますが、この第5区議員会に含まれるのは、
・和光市 ・志木市
・朝霞市 ・新座市
・北本市 ・鴻巣市
・桶川市 ・さいたま市
です。
さて、それでは、昨日の続きで 議会基本条例 についての
分科会の内容について報告します。
---------
全部をお話しするのは分量的に無理なので、
既に導入している自治体の 議会基本条例 には何が書かれているのか??
をお伝えしようと思います。
もちろん、
「自治体A では、○○について記載はあるが、△△については触れてない」
でも、
「自治体B では、○○についての記載はないが、△△については触れている」
ということもあります。
そこで、究極の議会基本条例
(⇒全ての項目を網羅している!!)
があるとしたら・・・どんなものになるか??
下記に書いてみたいと思います。
=======
<市民参加の項目>
・請願、陳情は“市民からの政策提案”として、ちゃんと審議すべし
・議会への住民参加を促す制度として、“市民懇談会”を開くべし
・年に4回の定例会が終わったあとは、議員が町の集会所に出掛けて
“議会報告会”を行なうべし。
<議会討議>
・今は議会において、市長+市役所職員に質問することしかできないが、
今後は、議員間で討論できるようにするべし
・一問一答形式を取り入れるべし
・議員が質問をしていることに、市長から
「今の質問の趣旨が今ひとつわかりません。」とか
「その財源をどこからねん出するおつもりですか?」などと
反問できるようにすべし(=反問権)
<情報公開>
・会派単位で公表している、議案に対する賛否を個人単位にすべし
※これにより、どの議員がどの議案に賛成したかわかる。
<その他>
・議会の権限を、「平成○○年度 総合計画」といったものまで
議決できるようにすべし
(=議会の議決事件の拡大)
・この議会基本条例は、進捗状況評価と見直し規定を設けるべし
・議員の資質向上のため、研修会の開催を義務つけるべし ・・・etc
===
・・・既に、わざわざ記載しないでも、和光市では実践できているものもあります。
また、個人的には載せなくてもいいものもあると思っています。
和光市に本当に必要な議会基本条例はどんなものか?
それを、このブログを見てくださっている皆さま、
そして、より多くの市民の方と、一緒に考えていければと思います。
先日、サラリーマン時代の知人から
「議員って議会のない時、どうしてるの?―」
と、聞かれました。
議員全般がどうしているか・・・はわかりませんが、
私はこの間、ご報告をしているように可能な限りの勉強会に参加しています。
・・・実は、勉強会を主宰する側もそれを分かっていて、
この時期(7月~8月)に多くの勉強会が開かれるのです。
そんなわけで、今日のブログは
先月の26日(土)と27日(日)に参加した
~変えなきゃ!議会 市民と議員の条例づくり交流会議2008~
議会改革はいま
-市民自治体を目指して
の報告です。
----------
この勉強会で話し合われたことは、全体でいえば
「今のままの議会では良くない。変わっていかなければ!」ということです。
では、どう変わるべきか?
一言でいえば、
① 市長の出してきた議案をただ賛成するだけでない議会
② 地元の利益誘導を要望するだけでない議会
そんな議会を目指す、ということです。
地方自治体は「二元代表制」といって、「市長」と「議会」が
それぞれ市民に選ばれて、そのお互いが議論して政治が進みます。
だから、①のように、市長の提出した議案を追認(ついにん)するだけでは
その在り方・必要性に疑問すら持たれてしまいます。
そこで、議会として、今まで以上に力を発揮するようにしよう、
というのが議会改革の根底です。
では、力を発揮するためには何に取り組むべきか?
ポイントはそこです。
その中で、現在進められているのが、『議会基本条例』です。
2日目の分科会で、詳しく話をしてきたので、
明日、詳しくお伝えします。
~ つ づ く ~
こんにちは。
7/10(木)に、議会運営委員会が開催されました。
※会派「新しい風」からは松本議員が参加しているため、
井上は “傍聴”するという形で見に行っています。
今回のテーマは、
・議会基本条例の設置について
・議会だよりの編集会議
です。
「議会基本条例」は、7月6日の
ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟のブログでも名前を出しましたが、
ざっくり話しすると、「議会の基本ルールを定めた条例」のことです。
もちろん、既に運用されているルールをただ明記するのでは意味がありません。
今の議会のルールから、一歩踏み込んだ新たな取り組みを
記すことが必要です。
例えば、
・議会で職員からの質問ができるようにする「反問権」を認める とか
・議員が行なう「報告会」を定期的に行うものとする とか
先進市の事例では、こういったことが記されています。
全国では、20近くの自治体で制定されていて、
このほか、125自治体が「制定に向け検討中」の状態です。
和光市では、「制定を考えよう」となっています。
・・・が、その動きは、決して早くありません。
今回は、資料が配られ、
「では、次回までに目を通しておいてください。」で、終わりました・・・(^_^;)
長崎県の大村市に、私と大学や年齢も一緒の
村崎 浩史議員という方がいます。
↓HPはコチラ。
http://www.murasaki-hiroshi.jp/
よく情報交流をしますが、このまちでは
政党や会派を超えて、議会基本条例の制定に動いているそうです。
※実際に制定するなら、政党会派関係なしに取り組まないと無理です。
非常に早いスピードで取り組んでいて、
話をするたびに、進捗が変わっていきます。
また、大村市では議長さんが「牽引役」として
条例制定に向けたリーダーシップを取っているとのことです。
和光市も、今のペースではいつになるのか…イメージが湧きません。
いや・・・そもそもこの条例は、
「議会を住民に関心を持ってもらえるように」することが目的なので、
議員だけでどうなるものでもないんです。
良い意味で皆さんを巻き込めるように、
この件、今後も取り上げていきたいと思います。