井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
6月定例会の補正予算可決を受けてスタートした医療体制があります。
県内福祉施設などで新型コロナウイルス感染症の患者が発生した場合、
埼玉県クラスター対策チーム
(通称:COVMAT=コブマット)
を派遣します。
災害派遣医療チームが
「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって略して
「DMAT(ディーマット)」と呼ばれるのをご存じの方も多いと思いますが、
それの「COVID-19」版です。
(感染症専門医)
(感染管理認定看護師)
(保健師)
(事務職員)
以上のメンバーで構成されています。
動線の確保、隔離の徹底などを即座に指導します。
先日も福祉施設で1名確認された際、出動しました。
なお、先日来から県内でクラスターとして報道されている
ホストクラブやキャバクラのような業態のところへは派遣は行わない、
ということです。
こんにちは。
6月定例会の議案の中に、「特別支援学校の設置に関する条例」がありました。
「どこに設置する」「なんという名称にするか」などを定めた条例です。
この条例の成立によって、
正式に戸田市の県立翔陽高校の一画に出来る特別支援学校の高等部が
「戸田かけはし高等特別支援学校」という
名称になることが決まりました。
私も予てより和光南特別支援学校の過密解消を目指してきたので、
この高等部の新設は待ちに待った機会となります。
●現在、和光南の小・中・高合わせて314名在籍しています。
●そのうち、高等部は123名在籍。
●戸田かけはしの開校で、戸田市、川口市及び蕨市の方で
戸田新校に通学を希望する方や条件の合う方が移籍。
●すると、和光南に、ある程度の受け入れに余裕が出来るわけだが、
急いで埋めるつもりはない。(※徐々に受け入れ拡大していくイメージ)
とのことでした。
また、この戸田かけはし校が出来てなお、
特別支援学校のニーズはまだまだあります。
そこで、今後も
〇県立越谷西特別支援学校の分校として県東部地域高校内分校(仮称)を県立松伏高校内に設置
〇旧県立岩槻特別支援学校の校地及び施設を活用して県東部地域特別支援学校(仮称)を設置
〇特別支援学校の高校内分校を設置
⑴上尾南高校内分校(仮称) 上尾市大字中新井585 (本校:上尾特別支援学校)
⑵北本高校内分校(仮称) 北本市古市場1丁目152(本校:騎西特別支援学校)
⑶宮代高校内分校(仮称) 南埼玉郡宮代町字東611(本校:春日部特別支援学校)
と設置を行う予定、となっております。
インクルーシブ教育を大事にしたいと考えつつ、
それでも特別支援のニーズに応えられるように、
今後も地域ニーズを踏まえての設置を推進してまいります。
こんにちは。
4月に報道やSNSの注目を集め、
県や和光市の進言を受けて延期されていた「税務大学校」の研修が
7月10日から、当初予定していた研修から、
規模縮小した上で再開する、とのです。
研修再開の方針を決定した旨は地元県議ということで
一報はいただいておりましたが、本日、市役所に税務大学校から
改めて訪問・報告があった、ということで、
私からもこのタイミングで報告したいと思います。
税務大学校は、今回の研修にあたり、
「彩の国新しい生活様式安心宣言」
(https://www.pref.saitama.lg.jp/…/atarashi_seikatsuyoshiki.h…)も
掲げる予定になっているとのことでもあります。
ここに記されているように、3密に気を付けるために
・食堂は向き合わないように席の使用を制限する
・研修室も定員の三分の一未満の人数で行う
・入寮も分散で行なう
などの対策を講じるとのことです。
そして、改めて
県知事・和光市長の連名で下記の「緊急要望」も出されたところです。
ちなみに、このタイミングでの再開は、
税務大学校としての研修スケジュールという内情もあると思いますし、
イベント開催制限や外出自粛の段階的緩和の目安として設定されている
「ステップ3」が7月10日から緩和される事とも関連がありそうです。
実際に、この研修再開の方針が県に伝えられた
「6月半ば頃」の感染確認者は、0人~多くても6人と少なく、
再開の判断がされても妥当なタイミングだったと思います。
一方で、実際にこの日を迎えてみると、
東京都では、過去最高の224名の感染が確認されています。
この方針通りに完遂できるどうか・すべきかどうか、という判断も含めて、
税務大側が今後の研修を慎重な運営を行なってくれることを願っております。
こんにちは。
昨日(7/8・水)、埼玉県では緊急事態宣言が解除されたのち、
最も多い48名の感染を確認しました。
さて、東京都も連日100人近い感染者が確認されていますが、
ネットのコメント欄などを見ていると
「検査数が分からないから何とも言えない」というコメントを多く見かけます。
きっと埼玉のこの数字にも、同様の声が寄せられているのではないのでは・・・
と思いますが、埼玉県はこの「検査数」もキッチリと公表しています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a07…/shingatacoronavirus.html
この表を見ていくと、48人が確認された7月8日の検査数は「1004件」です。
この日の埼玉県の陽性率は 4.7% となります。
この1004件は
(1)自治体による検査
(さいたま市・川越市・越谷市・川口市の実施分含む)
(2)民間検査機関等による検査(群市医師会の発熱PCR外来など)
を合わせた数字です。
群市医師会の発熱PCRセンター検体採取可能数は、
7月1日に議会に示された資料によると「521件」となっております。
そして、さらに詳しく“埼玉県の保健所”が担当した検査数も公表されています。
※「新型コロナウイルス 埼玉県内の疑い例検査数」
(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/documents/kensa0708.pdf)
これを見ていくと、
137件調べて、 4人陽性
だったことが分かります。
つまり、この日は、さいたま市のキャバクラで
クラスターが発生していることを受けて、さいたま市が検査数も
感染確認者も増えていることが影響していることが県の状況を見ても分かります。
このように、県が数字をキチンと示していることはお分かりいただけると思います。
あとは、それ以外の数字も踏まえて、
この状況をどう捉えるか、分析するか?という問題です。
例えば、「病床の使用率」は
感染患者受入病床使用率:26.4%
重症患者受入病床使用率:6.7%
と、まだ受け入れに余裕があるといえます。
これに軽症者向け宿泊療養施設の利用状況や、
契約してあるキャパシティーに対する空き状況などを勘案していく必要があります。
※今、発生している人の多くが軽症といわれ、
こうした病院以外での療養が基本と言われているため、
病院の負担を増さないためにも、こっち側での療養が順調に進んでいることが重要。
いずれにしても予断を許さない状況ではありますが、
「感染確認者数」だけを見て物事を判断するのではなく、
多様な数字を見ていく必要性が大事だと考えております。
こんにちは。
和光市民として誇りに思うことがあるのですが、
実は県議会の一般質問で「和光市」の名前がよく出ます。
例えば、ネウボラや介護保険の先進地として
行政(和光市役所)の取組が紹介されたり、
ホームドアの県内最初の完全設置駅として紹介されたりしています。
ある4年間を対象にして調べたところ、
最も多く議場で先進例・好事例のある自治体として、
名前の挙がった市町村が和光市だったこともあります。
そして6月定例会でも、名前が挙げられました。
テーマは、木材パネル「CLT」(直交集成板)を使った建築の推進で、
その県内第1号が和光市にある、という内容でした。
これは私も知らなかった事例なので、
議場で名前を聞き、あとで詳しく調べてみると・・・
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1971年竣工の『竹中工務店』の単身者向け社員寮「新倉竹友寮」
(埼玉県和光市、RC造5階建て)のリニューアル工事に合わせて、
CLTを用いた耐震改修工事を実施した。
補強箇所は1階食堂部分の壁で、面積は10・8平方メートル。
=====
ということだそうです。
(参考URL)
https://www.decn.co.jp/?p=21060&fbclid=IwAR0X9A7PHOlQ0jHiaSOLY9yMjStVyPku4save3Oo6Y6TstovlytBzjcmPF8
和光に林業があるわけではありませんが、
私の親族が林業に携わっていたこともあり、
林業への想いは人一倍持っているつもりです。
特に、CLTについては、県議会の行政視察で、
横浜市都筑区・横浜市営地下鉄センター南駅前のショッピングセンター
「Southwood( サウスウッド)」へも行ったことがあります。
林業振興のためにも、CLTをはじめとした
新たな技術・商品の活用にも注目していきたいと思います。