井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2022.03.18
5日間の部局別質疑を終え、
昨日は知事(もしくは教育長)に質問をぶつける
「総括質疑」が行われました。
昨日は知事(もしくは教育長)に質問をぶつける
「総括質疑」が行われました。
今回、私が行ったのは下記の4問。
=====
《1》県有施設等での
「ウクライナの国旗色のライトアップの実施」について
《2》部局別質疑での部長答弁を踏まえて について伺います。
・(1)「民間との差別化は“県の信用”です」
・(2)「事業化の時はキャッチーな言葉で」
《3》看護職員確保対策の推進について
《4》県営住宅でこそ「コンパクト」
「スマート」「レジリエント」を実現すべきでは
=====
意識したのは
・知事にしか答えられない質問
・部局別質疑での部長答弁を踏まえての質問
・部局を跨いだ観点の質問
です。
回答については、
答弁内容を正確に確認してから、アップ・報告したいと思います。
ただ、明確な答弁があったものは私も全てメモできました。
例えば、新聞にも質問項目として紹介された
問<1> ウクライナ国旗色のライトアップ
については、
「近日より、さいたまスーパーアリーナで
ライトアップを行う」と知事から答弁がありました。
残すところは、【討論・採決】です。
ただ、例年は自民党県議団が「付帯決議」
(=執行上の注文や、場合によっては執行停止を求める意見)を
付けてくることがあるので、それに備えて、
もう一度予算を見直す作業をする予定です。
2022.03.16
昨日(3/15・月曜)は、和光市内の中学校で
卒業証書授与式が行われました。
卒業証書授与式が行われました。
卒業生の皆さん、ご家族の皆様、
おめでとうございます
。コロナの影響を受けた学校生活だったかと思いますが、
それでもかけがえのない時間を過ごせたことと思います。
春からの新たな場での活躍を心から祈念しております。
なお、第ニ中学校前の押しボタン式信号の
供用開始が “令和4年3月29日(火曜)” に
決まったと県警から報告がありました。
供用前も後も、安全に気をつけて
横断歩道を渡ってください。
※写真は少し前の工事の様子。
今は信号機も取り付けられています。
2022.03.11
今日で東日本大震災の大地震発生から11年です。
埼玉県議会も、
地震発生の14時46分は議事進行中であろう、
ということから、開会前に
委員・職員皆で黙とうをしました。
地震発生の14時46分は議事進行中であろう、
ということから、開会前に
委員・職員皆で黙とうをしました。
犠牲となられた方々に
謹んで哀悼の意を表するとともに、
被災された皆様に心かのらお見舞い申し上げます。
さて、今日の私の質疑は「保健医療部」です。
私はその中でも「不妊治療への支援」の中の
「不妊症・不育症治療を行う方の相談支援の強化」という
新規事業について取り上げました。
流産や死産、また大切なお子様を亡くされた悲しみは
計り知れません。
辛く苦しい気持ちを
誰にも話せない方も多くいらっしゃいます。
そのような経験をされた方への相談支援の実施を行う、
とする、この新規事業の重要性を
高く評価したいと思います。
同じ経験をした方の団体の中には、
毎年10月9日~15日を
「ベイビーロスアウェアネスウィーク」という
国際的な啓発週間として取り組む動きも出てきております。
この活動は写真のパネルのような
「ピンク&ブルーリボン」が国際シンボルとなっています。
自治体にも徐々に支援の動きがみられ、
例えば、神奈川県 横須賀市などは特に力を入れています。
私もそのピンク&ブルーリボンを
本日着用して質問に臨みました。
この「相談支援の強化」事業を
新たに取り組むにあたり、
「ベイビーロスアウェアネス」の活動にも着目して
推進していってはどうか、と提案をしました。
執行部(保健医療部長)からは、
昨年から埼玉県でも
「ベイビーロスアウェアネスウィーク」の活動に
関わりをもつようになり、
来年度はこうした相談事業も始まることも踏まえ、
市町村への波及なども視野に入れて活動支援する、
といった答弁がありました。
※聞いた限りの答弁なので、
正式な回答とは異なる場合があります。
埼玉県からも活動の支援を行なっていけたらと思います。
2022.03.10
埼玉県議会 予算特別委員会
<部局別審査>が連日開催されています。
下記からインターネット中継もご覧いただけます。
<部局別審査>が連日開催されています。
下記からインターネット中継もご覧いただけます。
我が会派の持ち時間は、
各部局ごとに「24分間」。
(※所属人数によって割り振られます。)
我が会派の戦略は、その24分間を
会派から選ばれた5名の委員の中から3名選んで、
一人当たり8分ずつ担当すること。
私はここまで
・企画財政部
・環境部
・福祉部
を担当しました。
そして、その3名の中でも2番手
(野球でいうところのリリーフピッチャー)を
務めることが多いので、私の時間配分でいうと、
残り時間16分で始まり、
(8分間質疑をして)
残り8分で終わる、
というのが役目となります。
ただ、この理想通りのタスキリレーが出来たのは
環境部の1回のみ
あとは、少し長く話してしまい、
3番手の#鈴木正人 県議の時間を減らしてしまっています。
ただ、鈴木県議はさすがの経験で、
減った時間でもうまく試合運びを行う「名クローザー」です!
私の残りの登板機会は
・保健医療部
・県土&都市整備部
・警察&危機管理防災部
となっております。
質問を通して、新年度事業を
より良くするのが最大の役目ですが、
会派内のタスキリレーも
うまくやっていきたいと思います。
2022.03.05
埼玉県には、県立中高一貫校に
「伊奈学園」があります。
「伊奈学園」があります。
しかし、これが “唯一” の県立中高一貫校です。
なぜ唯一の県立かというと、
平成14年(2002年)、伊奈学園の設置にあたり
中高一貫校の設置に関する条例を改正する際に、
その年の埼玉県議会 6月定例会において、
「県立中高一貫校は試行的・モデル的に限定して
設置すべきものであり、(中略)
当面の間この限りとすることを強く求める。」
との附帯決議が出され、
この効力が今日まで続いていたためです。
平成14年(2002年)、伊奈学園の設置にあたり
中高一貫校の設置に関する条例を改正する際に、
その年の埼玉県議会 6月定例会において、
「県立中高一貫校は試行的・モデル的に限定して
設置すべきものであり、(中略)
当面の間この限りとすることを強く求める。」
との附帯決議が出され、
この効力が今日まで続いていたためです。
※あくまで県立を作らせない、という決議なので、
さいたま市立や私立の中高一貫校は県内に存在します。
私は県議に当選した当初から、
松本武洋 前 和光市長とも連携して
「県内にはまだ中高一貫校は必要だ」
「和光市内に県立中高一貫校を」と訴え続けてきました。
担当部局との調整はもちろん、
予算要望に掲載したり、
歴々の教育長にも直談判を続けてきました。
文教委員会の視察先で
中高一貫校について語り合ったこともあります。
他県で実績を重ねる中高一貫校が増える中で、
近年、様々な会派から付帯決議見直しを
求める声が増えてきました。
そして、この付帯決議を提案した
自民党県議団の中からも見直しを求める声が
聞こえるようになってきました。
自民党が提案した以上、
筋論(すじろん)から言っても
“撤回役” を果たすのは自民党です。
長年の紆余曲折を経て、
昨年末の12月議会では、教育委員会が議会に向けて、
これまでの伊奈学園の成果や今後の課題の分析・報告が
行われ、撤回に向けたプロセスが整いました。
そして昨日(令和4年3月4日)に開催された文教委員会で、
ついにこの付帯決議が撤回されました!
私が撤回に向けて取り組みだして11年、
埼玉県教育委員会としては20年越しの方針転換です。
20年の遅れは大きいものの、
検討が可能な状況が戻ってきました。
今後もより良い県立学校の整備に向けて
取り組んでいきます
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