井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
このブログ、県議会最終日に書いています。
県議会では、午前中、
2月定例会に上程された全ての議案を採決し、
全て賛成総員、もしくは賛成多数にて
成立しました。
来年度予算も、成立しました。
午後は、
・意見書
・委員会(常任・特別)の選任
・正副 議長選挙
などが行われる予定です。
県議会の2月定例会の最終日は
夕方6時頃まで例年、行われるそうです。
また、意見書では
・北朝鮮による拉致問題の一刻も早い解決を求める意見書
・東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する決議
・年金制度抜本改革の全体像を早期に示すことを求める意見書
・個別所得補償制度の見直し等の農業政策の立て直しを求める意見書
・拙速な人権救済機関の設置を目的とする法律の制定に反対する意見書
が可決・成立しました。
こんにちは。
昨日(3/19・月)に、この2月定例会の中で
開催されていた「予算特別委員会」の審査が
終わりました。
来年度予算は、一般会計で1兆6777億円。
和光市の1年間の予算が約214億円ですから、
その規模の大きさがわかると思います。
私の所属する「刷新の会」では
所属した3委員がそれぞれ、質疑・締めくくり質疑に登壇し、
予算案について、様々な角度から質問を行いました。
昨日の採決では、いずれの会計予算についても
「賛成」としました。
私は、予算は“賛成”する・・・ということのほうが
責任が重いと思っています。
だからこそ、来年度のこの予算についても
適切な執行がなされるように
今後もチェックをしていきたいと思います。
なお、下記に「刷新の会」としての
賛成討論を掲載したいと思います。
【賛成討論】
刷新の会を代表して第一号議案「平成24年度埼玉県一般会計予算」に賛成する立場から討論を行います。
上田知事におかれましては、予算審議にあたり、刷新の会の質疑に対して真摯かつ丁寧なご議論を交わしていただきました事に、敬意と感謝を申し上げます。
それでは、賛成理由について申し上げます。
初めに、歳入については、県税収入が前年比135億円の増、また地方交付税を46億円の増としながら、臨時財政対策債含む県債全体の発行額を15億円減じ、歳入総額を一定額確保しながらも自立性をしっかりと確立しています。
また臨財債を除く年度末の県債残高を425億円減額する見込みになっており健全性も維持させております。
さらに納税率向上に向けた市町村支援や財産収入の確保、既存事業の見直し、118名の定数削減など、行財政改革を推進しており、大いに評価いたします。
次に、歳出については、日本再生イニシアティブの三大公約を突破口としながら、「安心の確立」、「成長の実現」、「自立自尊の埼玉」を掲げており、それぞれの施策が、乗数効果、波及効果の高い政策展開となっております。
具体的には、エコタウン、ウーマノミクス、健康長寿の三大プロジェクトは、超高齢化社会という大きな課題を乗り越える有効な政策であり、県民の期待も大きいため、その成果を大いに期待して評価いたします。
「安心の確立」では、帰宅困難者対策の推進、さいたま新都心への医療拠点整備促進や#8000の拡充など、費用対効果も踏まえながらも、県民が今何より求めている生命と財産を守るために、手厚い予算配分を行っており、高く評価いたします。
そして「成長の実現」では、グローバルな人材育成と活用の支援、農産物のブランド化など、「成長への投資」がなされている事に強く賛同いたします。
さらに「自立自尊の埼玉」では、障害者就労施設の工賃上昇への支援、川のまるごと再生プロジェクトの推進など、県民の絆を深めることによって、地域に誇りをもって住み続けるための取り組みを大いに評価いたします。
なお、本委員会において小野委員、竹並委員からも質疑がありました、朝鮮学校に対する補助金については、「準備として計上するが安易に執行するつもりはない」といった趣旨のご答弁もありましたが、「拉致問題の解決ということもしっかりと視野に入れていただき、安易な予算執行をすることのないよう申し添えさせていただきまして、賛成討論といたします。
今日は、県議会では常任委員会です。
私にとっては
「福祉保健医療 常任委員会」の初日でした。
今日は福祉部の議案・来年度予算、
及び 行政報告を受けました。
今回審議している主な議案の一覧は、
第28号
埼玉県立嵐山郷条例等の一部を改正する条例
児童福祉法等の一部改正に伴い、埼玉県立嵐山郷を福祉型障害児入所施設等にするとともに、規定の整備をするための改正
第29号
埼玉県介護保険財政安定化基金条例の一部を改正する条例
介護保険法の一部改正に伴い、埼玉県介護保険財政安定化基金の処分に係る特例を定めるための改正
第30号
執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例
児童福祉法等の一部改正に伴い、同法に規定する審査請求の事件を取り扱う審査会を設置等するための改正
第31号
埼玉県認定こども園の認定の基準に関する条例の一部を改正する条例
就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、
第59号
平成23年度埼玉県一般会計補正予算(第5号)
そして、
平成24年度 埼玉県一般会計予算
です。
また、週明け、月曜日には
保健医療部 と 病院局に関する質疑を行います。
さて、今回、私が審議する中には
小児医療センターの移転に関わる議題があります。
今のセンターの利用者や患者のご家族から
移転に関する切実な想いを
メールでいただいております。
いただいた皆様に個別に
お返事を申し上げたいと思っているのですが、
次の委員会までには間に合わないと思いますので
どうぞご了承ください。
全て目を通しておりますし、
私もこれまで気付けなかった点についても
ご家族の立場でお話しいただき、
非常に重要なご意見と考えております。
私の住む和光市を含む県南部地域でも、
二次小児救急の継続の問題が出ています。
(※志木市民病院や練馬光が丘病院の問題)
県内の二次救急、三次救急、
そして、慢性的に治療・通院が必要な方のための医療・・・
子供たちの命を守るためには、
その充実と、その連携が大切だと思っています。
但し、費用や様々な課題が絡む中で
方向性を示していく必要がありますので、
そのこともしっかり検討に加わえなければならないと
思っています。
週末は、その準備をしながら、
様々な予定に向き合っていこうと思います。
今日から埼玉県議会では、「予算委員会」が
始まっています。
県議会、予算委員会は「動画」でご覧いただけます!
http://dvlsv.skipcity.jp/saitamaken/2.html
PCでは、このような感じに見えます。
私も、ネット配信を通しての傍聴と
実際に委員会に足を運んでの傍聴と
両立しながら、委員会の様子をつかんでいきたいと思います。
予算委員会は、県議会の一般質問と異なり
「一問一答」で行われます。
持ち時間は、各委員によって異なり、
20分~60分。
(うちの 「刷新の会」 は、一人当たり30分間の持ち時間になっています。)
刷新のメンバーの場合、質問と答弁を含めて、30分なので
知事の答弁が長くなると、その分、委員の発言時間は
短くなるのですが・・・(^_^;)
うちの「刷新の会」からは
中屋敷議員、小野議員、菅原議員が質問に立ちます。
私も近年のうちに、是非、委員として
加わりたいと思っています。