井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
8月8日(月)から10日(水)までの3日間、
福祉保健医療常任委員会の視察に行ってまいりました。
合計4箇所の視察先です。
○愛知 太陽の家「デンソー太陽」 (愛知県蒲郡市)
○介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」 (愛知県長久手町)
○国立 長寿医療研究センター (愛知県大府市)
○岐阜県議会 「がん対策推進条例」 (岐阜県岐阜市)
以上の4か所です。
詳しくは、今後何回かにわけて
お伝えしていきます。
県議会議員としては、初の公式視察です。
(会派や個人では既に何度も行っていますが。)
市議会時代との大きな違いは
“執行部が一緒”ってことです。
私の委員会でいうと、
福祉部長や保健医療部長や病院管理者といった
部長級の職員が一緒に行きます。
その分、大人数になり、移動や様々な手配は
大変なのでしょうが、市議会の時は
視察で見てきたことは議員しか知らない・・・という状況です。
それよりも、こうして一緒に視察する、ということのほうが
いい事例を取り入れる上では
有効だな、と思いました。
あとは、意外とスケジュールがタイトでした。
しっかり説明をしてくださる分、
こちらから質問する時間がなかなか取れなかったです。
でも、各視察先の担当者とは名刺交換をさせてもらったので、
この視察をスタートとして、色々教えていただこうと思っています。
それでは、詳細はまた今度。
こんにちは。
金曜日からの活動について
ご報告できていなかったので
まずは、どのような動きをしたかについて
お話します。
8月5日(金)
会派「刷新の会」で
八ツ場ダムへ視察へ行ってきました。
8月6日(土)
資料作成や
大和中学校の「飛翔祭」に行ってきました。
8月7日(日)
この日は多くの行事に参加しました。
インターン生が報告をまとめたので
それをご覧ください。
川田くんの感想です。
今日は、消防団体力強化訓練、国保説明会、
城山まつり、高齢者向け住宅の見学に行きました。
国保や高齢者向け住宅に関しては、
自分が普段の生活で触れることない分野について
お話を聞くことが出来ました。
また行く先々で和光市の松本市長にお会いし、
市政と市民のつながりの大切さも実感しました。
さて。
今日から2泊3日で、福祉保健医療常任委員会の
視察に行ってきます。
帰ってきたら、またご報告をします。
行ってきます。
今日は急に雨が降ったり、
蒸し暑くなったりと変な天気ですね。
さて。
そんな暑いときにはコチラはどうでしょうか?
昨日、地域センターでいただいた
「わこうっち団扇」。
和光市消費生活センターの作成なので、
市役所6階の市民環境部にもあります。
かわいいです。
それから、ポロシャツもGETしてきました。
先日予約していたのを受け取ってきました。
これから行事などにお招きいただく時、
ポロシャツでもOKな場合は来ていこうと思っています。
市長さんや職員さんと
シャツの色がカブらなければいいですが(^_^)
さて。
今回のインターン、コンセプトは
「市」と「県」、両方を知ってもらう
ということです。
市議会として経験してきたこと、得られた知識
そして、今まさに身を置いている県のこと。
両方を伝えられたら、と思ってます。
駅周辺を歩きながら、
これまで市議会の一般質問で取り上げたテーマを
説明しました。
議会・議員がまちづくりに
実際に関わるんだ!ということをまずは
知ってもらおう、という趣旨です。
※主な内容は、コチラ。
http://inouewataru.com/evaluation.html
その中で、ひとつ。
今、駅前の電線地中化工事が再開されました。
工事の概要・予定はこちらを参照ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_6070/kojigaiyou.html
道路の拡幅も行われるため、
工事に伴い、街路樹が伐採されています。
市議会時代の一般質問では
「これを何とか伐採せずに残せないか?」との視点で
質問をしました。
残念ながら、拡幅対象区間については
それを実現することは出来ませんでした。
街路樹が地面の温度を
何度下げるか? を温度計で調査もして
街路樹の必要性を提言したのですが・・・。
こうした議会で取り上げたからと言って
実現しない事例もまた存在することを
伝えています。
インターン2日目の昨日は、
・市役所の役割の説明 (=市役所訪問)
・県庁見学 (=危機管理防災センター見学がメイン)
を行いました。
議事堂についても、見学を行いました。
そこで、私も初の裏話を聞きました。
次のエンブレムは
浦和レッズのエンブレムです。
この一番上に
洋風な建物が描かれています。
これは、「鳳翔閣」といって
今の県庁近くにあった建物です。
ここは、埼玉サッカー発祥の埼玉師範学校校舎であり、
そして、埼玉県議会が初めて開催された場所、だそうです。
大変、興味深い話を聞かせていただきました。
インターンは、学生たちにとっての学び― だけでなく
私にとっても新たな発見があります。
また学生たちから学ぶことも多くあるので
私にとっても貴重な機会です。
ちなみに。
昨日の県庁見学は、同じ「刷新の会」の菅原県議
(http://www.sugawarafumihito.com/)
の元に来ている学生インターンと合同で行いました。
事務所が違えば、やる内容も違います。
うまく交流しながら、さらに見聞を広めてもらうことができれば、
と思っています。
こんにちは。
今日から井上事務所で
夏の議員インターンがスタートしました。
今回で、市議会議員時代から合わせて
4期目になります。
私にとっても
県議としては初の受け入れですが
県の政治、市の政治、幅広く経験してもらえればと
思っています。
様々な場面に同行してもらったり、
独自に調査をやってもらったりetc、
経験できる限りのことをやってもらいたいと思っています!
ちなみに。
今回は男子2人です。
川田くんと関川くんです。
市民の皆様もよろしくお願いします。
初日はオリエンテーションの他、
議会の仕組みを解説し、そしてタグ付けなどの
作業もやってもらいました。
徐々に慣れていってくれれば、と思います。
議員インターンって私にとっては
「ペイフォワード」だと思っています。
自分が学生時代に議員インターを通して
経験させてもらったことを、今度は学生に伝える番、だと
思っています。
さて。
今日は2人に感想を書いてもらいました。
それを紹介します。
=川田くん=
今日は議会について学び、
県議会の流れを一通り理解することが出来ました。
また、県議会と市議会の政策だけでなく、
議員のつながりについても知ることが出来ました。
これからインターンを通してより多くのことを学ぶためにも、
今日よりももっと発言、質問を増やしていきたいと思います。
そして
=関川くん=
今日は議員としての仕事の概要について学びました。
普段何気なく生活している場所がどのように改良していくか、
その過程を知ることで新しい発見がありました。
このインターンシップを通して自分も、
問題点を発見し、その解決方法を模索して
アウトプットできるような人に少しでも近づきたいです
一緒に頑張りましょう!
人生、これ経験 です。
こんにちは。
昨日、出先でお会いした方に
「ブログの“災害ボランティア 3日目”はいつ書くの?」と
聞かれました。
すみません。。。更新まで
間が空いてしまいました。
こうして読んでくださえる方がいるっていうのは
本当に嬉しいことです。
それでは、綴っていきたいと思います。
~~~~~~
3日目は午前中のみのボランティア。
午後は帰途に着かなければなりません。
災害ボランティアセンターの配慮で
私たちは前日と同じ業務を
継続して行えることになりました。
お寿司屋さんが在った一角の
側溝の泥掻き出しです。
(「2日目」のブログも参照ください。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/925/)
写真の左側に、土のう袋が写っています。
何個に詰めたのかは
詳しくは数え切れませんが、ここに写っている土のう袋は
側溝のふたでいえば、10枚分くらいの距離に
埋まっていた泥を詰めた分です。
ただ、2日目なので
皆、随分慣れて作業も早まりました。
結果、1日+半日間で
側溝のふた 334枚分の泥を掻き出したことになります。
それと、
泥掻きをしていると、いろいろなものが出てきます。
この写真はその一部です。
そろばん、クレジットカード、賞状、
写真、プリクラ・・・etc
これらは災害ボランティアセンターに引き渡し、
持ち主や家族に届くことを願いを託します。
またお寿司屋さんの一角に近い、
ということもあって、包丁も出てくることもありました。
こうして、作業は全て終了です。
さすがに筋肉痛も少し出ましたが
皆、大きな達成感を感じていました。
帰途のバスは
大船渡の海沿いを走りました。
リアス式の海岸が津波の高さと威力を
高めた・・・と言われていますが、
本当に今は穏やかな海でした。
その後、バスは、陸前高田市を経由しました。
もっとも被害の大きかった陸前高田市。
バスの車内の皆が息をのみました。
「何もない」「ひどい」
ありていの言葉ですが、
まさにその言葉の通りの光景です。
バスが、一帯を通り抜けるには
15分くらい掛かったと思います。
その時間の全ての車窓は
こうした悲惨な状況です。
こうした破壊された車も
今は、何か所かに集積されています。
その数もすごいものでした。
私たちがボランティアを行なった
大船渡市の最も被害の大きかった地域は
コンクリート・アスファルトの地面は残っています。
陸前高田はそうした地盤そのものも引っぺがされた
箇所もありました。
街そのものを再生するなら
壊れた住居もない陸前高田のほうが早いかもしれない、
そんな感想すら持ちました。
さて。
陸前高田から和光市までは、再び
8時間30分のバスの旅です。
現場の作業以上に
こうした移動のほうが疲れたかもしれません。
ただ、阪神大震災の時のように
近隣に大阪のような都市が残ってた・・・というのとは
ワケが違うので、ボランティアが集おう、と思うと
こうして時間を掛けて集まっていくしかないのだと思います。
帰りのバスの中では
参加者全員が感想を述べました。
私が述べたのは次のような感想です。
「本当にやってよかった。
これまで経験していたボランティアとの大きな違いがあった。
これまでの私の経験では、高齢者や障がい者の付添などの
ボランティアをすることが多かった。
その時は、ボランティアの対象となる人がそばにいて
そして、多くの場合、感謝の言葉を聞くことが多かった。
ただ、今回のボランティアはそうではない。
感謝の言葉を掛けられる・・・ということはないし
ひょっとしたら、その一角に住んでた人は
この世にすらいないかもしれない。
ただ・・・それでもやってよかったと思えるボランティアだった。」
率直な、一人の人間としての感想です。
そして、
「また行こう!」と思っています。
その上で、ここから先は、県議会議員として
これをどう政策・支援に替えられるか、について
今回の経験をしっかり活かしていきたいと思います。
最後に。
今回のバスパックを通して
痛感したことがあります。
それは、東北地方の豊かな自然です。
車窓から見える光景の多くは
緑豊かな木々であり、田園風景でした。
これらを絶対に後世へ残さなければならない、と
被災地の光景以外にも目に焼き付けて帰ってきました。