井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2014.02.27
こんにちは。

「配るホームページ第44号」の配布と駅立ちは
昨日の西高島平駅での配布をもって一区切りと致します。









写真は、駅立ちの間に立てていた
「駅立ち看板」です。

受け取っていただいた皆さま、そしてご覧いただいた皆さま、
どうもありがとうございました。

これから先は、こちらよりご覧ください。
http://inouewataru.com/pdf/44.pdf


実は既に次の45号の編集作業に入っています。


次号では、県の新年度予算を中心に
ご報告したいと思います。



なお、県議会では、2日間の代表質問を終え、
今日から3日間の一般質問を行っております。

議会の日程や議案、ネット配信はこちらから。
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-gaiyou-h2602.html


また来週からは予算特別委員会も始まり、予算審議も本格化します。

新年度予算や主要事業はこちらからチェックできます。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/26yosan.html


そして、その新規事業の中から
ひとつをご紹介させてください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/599522.pdf の8ページに掲載)


「ホームドア設置促進事業」として
和光市駅東武側へのホームドア設置工事の
“設計費用”が計上されました。





設計費用は、県が1/3で東武が残りの2/3を持つ…という形になります。


これで東京メトロ側の片側だけだったものが両方に設置されます。
来年度は設計、工事はH27年度の予定です!


これまで声を上げてきた和光市役所や和光市議会、
何より市民、利用者の皆さんの声がようやく実現しました。

事業決定をした東武鉄道にも感謝を申し上げたいと思いますし、
補助制度を設け、東武の背中を押した県の取組を高く評価したいと思います。

私も個人や東武東
上線議連で取り組んできたので
道筋が開けて良かったで
す!




2014.02.25
こんにちは。

既にチラシやホームページではご案内していますが
今週末、茶話会を開催します。



(HPの「茶話会ページ」です。
http://inouewataru.com/chakai.html




写真は前回の茶話会の様子です。
お茶やお菓子をつまみながらの気軽な会です。
参加者の皆様の声を聞きながら進めてまいります。


日時は下記の通りです。
皆様のご参加をお待ちしております!

開催日 3月2日(日)
会場:本町地域センター5階会議室
時間:14時~16時



2014.02.24
こんにちは。

24日(月)は県議会では「議案調査日」となっております。
私は自身の所属する県土都市整備常任委員会の予算事業を中心に
資料読みなどを行いました。

さて、24日(月)の朝日新聞埼玉版や
23日(日)の読売新聞、25日(毎日新聞)に
「和光市が災害時にツイッターを利用して情報収集を行う」
という記事が掲載されていました。




朝日新聞デジタルの記事(前半部分)を
下記に引用します。

『つぶやくだけでなく、災害時にリアルタイムに被害情報を集め、次の一手につなげる――。14日から降った大雪を教訓に、和光市は災害時、短文投稿サイト「ツイッター」を活用し、市民からリアルタイムで被害の情報や写真を集める方針を決めた。

 和光市友好都市で災害時相互応援協定を結ぶ長野県佐久市の柳田清二市長がツイッターを使い、今回の記録的な大雪に対応したのがきっかけだ。』


http://www.asahi.com/articles/ASG2P4K6WG2PUTNB00J.html



もともと、和光市では公式ツイッターアカウントを有し、
積極的に情報発信が出来ていました。

今回のポイントは、記事の一番最後に綴られていた
「#和光市災害」というハッシュタグを設けたことです。




この「#〇〇」というのは、無数に存在するツイッターの中で
ある話題に絞って閲覧するために、投稿文の最後に付けるものです。


例えば、今回のような大雪が次に発生した場合であれば、

「川越街道のどこどこで積雪がすごい。車の立ち往生が発生中。#和光市災害
「どこどこの交差点に雪で街路樹が倒れて交通の妨げになっている #和光市災害

のように投稿します。

それを行政は、ツイッターの数ある投稿の中から
「#和光市災害」がついている投稿だけを絞って読むことが出来ます。

この文章に、さらに写真も添付されば
さらに便利に、適切に情報収集が出来ることでしょう。


私も今回の大雪の際に、
市民の方からfacebookのメッセージ機能で県道の情報を送っていただき、
その情報を朝霞県土事務所に届けることが出来ました。

この「#和光市災害」で投稿された文章は
行政に限らず、誰でもチェックできます。

私も県道の情報収集には、この機能を是非使わせていただこうと思います。

また、何よりもそうした情報を市民ひとりひとりが入手することで
危険な場所に近づかないことや、
その状況を見て不要不急な外出を控えたりすることも出来るはずですので、
「投稿する」「チェックする」という
その両方を使いこなせるようになるといいですね。




さて、話は変わりますが、
実は昨日(23日・日曜)、和光市の西大和団地では
朝7時台に断水が発生しました。


一時的に全戸が、そして、一部は夕方4時まで断水という
事態になりました。


私もツイッター、facebookでまずは事態のお知らせと
情報収集も出来ればと思って投稿をしましたが、
今回に関しては結果として、非常にアナログ的な対応が
もっとも効果的でありました。


・市役所、水道業者、自治会さんとの連携・調整
・街頭演説用のスピーカーで各棟を回っての現状報告と情報収集
・高齢
でタンクを持てない方への水の届けetc。


私も上記のような様々なカタチで携わることになりました。


今後の災害発生時やまちづくりにも活かせそうなので
改めて、今回の課題や教訓を整理して記録したいと思います。














2014.02.20
こんにちは。

今朝はインターンの学生3名と共に和光市駅北口で駅立ちを行いました。

予定していた以上の枚数を受け取っていただきました。
ありがとうございました。


さて、この間、各報道で埼玉県への自衛派遣要請を巡り、
秩父市と埼玉県の意見の対立を取り上げる記事が掲載されています。


この件に関して、松本和光市長が首長の立場から
次のようなブログを書かれているので紹介したいと思います。

http://ameblo.jp/takeyan/entry-11776794030.html




そして私は県政に関わる立場から
是非、皆様に紹介したいものがあります。

それは埼玉県の「地域防災計画」です。


現在、東日本大震災を受け、見直し中で
その見直し案がHPに公開中であり、パブリックコメントも受付中です。

http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/598869.pdf


そのうちの

第2編 震災対策編
第2章 施策ごとの具体的対策
第4 応急対応力の強化    (※第2編-122ページ~)

に、今回の「自衛隊災害派遣」について綴られています。

全ての文章を引用すると膨大になりますが、

例えば、

災害派遣活動の範囲 には

自衛隊の災害派遣の要請は、人命の救助を優先して行うもので、その範囲は、生
命及び財産の保護のため必要があり、かつ、その事態がやむをえないと認めるもの
で、他の要員を確保する組織等がない場合とし、おおむね次のとおりとする。

(…以下略)



とあります。


今回の秩父市等への対応について、埼玉県では県警、防災ヘリ、県土整備部など
持てる限りの能力を用いて事態にあたってきました。

この災害派遣活動の範囲にあるように、まず県や市が
出来る範囲で事態にあたることは、自衛隊に派遣要請する際の
前提になるわけです。

県がまずは全力で事態解決に努めたことは
決して非難されるべきことではないと思っております。


また、


市町村から県に対する災害派遣要請の依頼  

については次のような記載があります。


・知事に対する自衛隊災害派遣要請の依頼は、市町村長が行うものとする。

・市町村長が知事に対し自衛隊の災害派遣要請を依頼しようとするときは、次の事
項を明記した文書をもって行うものとする。ただし、緊急を要し、文書をもって
することができないときは電信、電話等により県危機管理防災部危機管理課に依
頼し、事後速やかに文書を送達する。また、緊急避難、人命救助の場合、事態が
急迫し、通信等の途絶により、知事に要求ができない場合は、直接最寄り部隊に
通報し、事後所定の手続を速やかに行う。

【記載事項】
・災害の状況及び派遣を要請する事由
・派遣を希望する期間
・派遣を希望する区域及び活動内容
・その他、参考となるべき事項


報道をくまなく目を通していますが、現時点で
私はまだ、市町村側に求められるこれらの手続き・プロセスについて
どのように行われてきたかは把握できていないため
ハッキリしたことは申し上げられません。

ただ、この【記載事項】にある事態をどこまで明確に出来ていたか・・・が
自衛隊要請がスムーズに行ったかどうか・・・のカギだと思います。

とはいえ、今回のような観測史上例にない積雪の中で
対応に追われている自治体側が上記の手続きを正確に行わなければならない・・・というのは
「現場」の状況にそぐわないと思います。

今後は、積雪時も想定し、より明確なガイドラインを設けるなどが
必要になると感じています。



最後に、埼玉県と自衛隊との繋がりについて
触れておきたいと思います。


埼玉県は自衛隊を含めた関係各機関と
年2回の連絡調整会議を重ねてきています。

また、過去にも山火事・台風などの際に
自衛隊の派遣要請は経験しており、今回が初体験で
何もわからなかった、ということでもありません。

加えて、埼玉県の危機管理防災部には
「危機対策幹」という役職があり、その役職には現在
自衛隊OBの方が就いております。


このような連携を持ったうえで
今回の事態にも県は常に警察、そして自衛隊と
密接に情報を交換しながら、対応にあたっていた、ということを
改めて申し上げたいと思います。



この数日、和光市では
自衛隊朝霞駐屯地を離発着するヘリコプターを目にします。





自衛隊の皆様の活躍で孤立世帯の方々が
一日も早く安心した日々を送れるようになることを祈ると共に、
隊員の皆様には、二次災害などなく無事任務を果たされることを
願っております。


2014.02.19

こんにちは。

今日は2月定例会が開会されました。

今回の主な議案は、平成26年度予算。
歳入歳出総額は、1兆7,298億8,600万円になります。

県議会では明日から2日間、新年度予算説明会も行われます。
これらを通して今回の予算案に議論を深めていこうと思います。


そして、本日、会派「刷新の会」では
「大雪に対する緊急要望書」を上田知事宛に提出しました。




要望書提出時の様子。
井上は右端です。

こちらが「要望書」。
クリックしていただくと拡大します。




なお内容は今回のブログの最後にも綴ります。


また、今日は県警、及び危機管理防災部から
この間の取組と、最新の情報について説明を受けました。


その中で、見せていただいた秩父市の写真。




救助のためにヘリで降下した先の積雪は
胸のあたりまで来ています。

更に現在、立ち往生となり除雪を行っている地域は
2~3mにも及ぶそうです。


そして、この地図が市内の除雪状況を
示したもので、黒色になっている箇所がまだ通行止めになっている箇所です。





こうした大雪に関する情報を
埼玉県では「埼玉県の大雪対応情報」と題して
これまで部署ごとに提供していた情報の一元化を行いました。

URLはこちら。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/ooyuki-info/
是非、定期的にご覧いただければと思います。



=====

                         平成26年2月19日

埼玉県知事 上田清司 様

                         埼玉県議会 刷新の会
                         代表 鈴木正人
 

              大雪被害に対する緊急要望書

 今月14日から15日の観測史上最多の積雪により、県内全域で膨大な被害が発生しています。知事は17日に罹災地域における災害救助法の適応、および自衛隊への災害派遣要請等を行い「県としてもできる支援は何でも行ってまいります」と表明しております。
 しかし、秩父市をはじめとする交通網の寸断による集落の孤立は現時点でも解消されておらず、食糧や燃料、医療へのアクセスが制限されることにより、県民の生命を脅かす状況となっています。また県内の全域において農作物および農業施設、ならびに公共施設等への広範囲かつ甚大な被害が発生しており、今後の農業生産のみならず、地域経済、県民生活に深刻な影響を及ぼすことが懸念されております。
 そこで、県におかれましては、今回の大雪被害に対してスピーディかつ的確な対応策を講ずるよう、以下のように要望いたします。

                      記

<今すぐに行うこと>

・人命の確保を最優先に、政府、市町村、自衛隊等と連携の上、全力を尽くして救援活動を行うこと
・一刻も早い交通ネットワークの確保により、孤立集落を解消すること
・孤立世帯等に対して食糧や燃料をはじめとする物資の緊急的な供給を着実に行うこと
・農業をはじめとする県内の被害状況を早急かつ適切に把握し、農業災害対策特別措置条例の指定を早急に行うとともに、財政措置を含む農家の再生支援を行うこと
・被災した商工業者や福祉事業者等への相談支援体制を充実させること
・農地や農業関連施設の被害に対し、政府に激甚災害を指定することを求めること
・東京電力に対して、停電状態からの一刻も早い復旧をはかるよう要請し、県のできる支援を適宜行うこと
・金融機関に対して、きめ細かい災害時特別融資を実行するよう要請を行うこと
・県有施設の被害状況調査を早期に実施し、同規模降雪時を想定した強度調査を実施すること


<中期的に行うこと>

・政府に対して行政機関による立ち往生車両の強制撤去を可能にする法改正を求めること
・県として雪害に備えた除雪専門機材等を配備すること
・県職員を雪国に派遣して、雪害対応の研修を受けるようにすること
・豪雪も想定した帰宅困難者対策を推進し、対策条例の制定を早期に行うこと
・JR、私鉄等の鉄道会社に対し、線路・ポイント等の凍結対策、降雪に適応したダイヤの採用など更なる積雪対策を講じ、除雪車等の専門機材の整備についても併せて要請すること


                                   以上




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