井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
①まずは告知からスタートです。
明日(22日・日曜日)の14時30分から
松本たけひろ和光市長の「茶話会」にゲスト出演させていただきます。
場所は和光市勤労青少年ホームです。
和光市に関わる県事業や県議会についてお話ししたいと思います。
②続いては「総会」についての話題です。
この間、連日お声掛けをいただいていた各団体の「総会」。
前年度の事業報告、決算、そして新年度の事業計画と予算を審議する場で
私も多くの会に出席させていただきました。
昨日、「和光市防火安全協会」の総会、及び
本日の「和光市議会OB会」への出席へもって
今シーズンの総会が一段落しました。
会の中身もそうですが、会の前後の時間や
懇親会でいただいたご意見や相談事が良いヒントになっています。
ひとつひとつ解決に繋げていけたら、と思います。
③そして、こちらも市内のイベントのご案内です。
第四小学校のグラウンドの一角に機関車があるのをご存知ですか?
経年でサビだらけで、鉄板が剥がれ落ちる等の状況にありました。
しかし、それを3年かけて市民の有志が手作りで直したのです!
そこには、かつて錆びて朽ち果てる寸前だった機関車を
素人ながら蘇らせた熱い男たちの物語があります。
完成披露のイベントは明日(22日・日)も
11時~15時までの行われています。
目印は、これもメンバーが入手した
“本物の和光市駅の駅看板”です。
ちなみに、機関室(運転室)に入ることもできます。
私も幼い頃、この機関車の周りで親戚同士で遊んだ想い出があります。
当時の面影が蘇りました (^_^)
④最後に。
今日は「陸上自衛隊東部方面音楽隊」の定期演奏会へ。
クラシックだけでなく、
『ルパン三世』のテーマや今話題の「アナと雪の女王」の『Let It Go』まで。
特に第2部のハイトーントランペットの
エリック宮城さんの演奏にはしびれました!
会派視察の最後は名古屋市が進める
「陽子線治療センターおよびクオリティライフ21城北構想」についてです。
説明会場だった名古屋市会の委員会室。
名古屋市会のパネルを背景に撮影。
本会議場も視察させていただきました。
珍しい円形の議場でした。
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(1) 名古屋市役所
視察内容
「陽子線治療センターおよびクオリティライフ21城北構想について」
●西武医療センターを中心とした総合医療拠点の整備
名古屋市では平成27年度の完成を目指して「クオリティライフ21城北」という総合医療拠点の整備を進めている。この医療拠点には、平成23年に開院した西部医療センター、平成25年に治療開始した名古屋市陽子線治療センターの他、平成27年度には重症心身障害児者施設とウェルネスガーデンを開設させる計画である。用地取得費を含め、全体の事業費は565億円になる。
●最新の「陽子線治療」を提供
名古屋市の統計では死因の3分の1ががんである。がん治療は大きく「外科治療」「放射線治療」「化学療法」の3つに分類でき、この陽子線治療は放射線治療の中でも最新の治療法である。
この陽子線治療の特徴は、陽子線がある深さで放射線量が最大になり、それより先には到達しないという特徴を生かし、患部以外の正常な組織へのダメージを極力軽減できることである。また、この名古屋市陽子線治療センターではスポットスキャニング照射という手法を用いることで、よりがん患部の形に近い照射を実現している。
なお、この施設運営は株式会社 日立製作所中部支社とのBTO方式での契約がとられており、「建物の建設・治療装置等の整備」「治療装置の運転・保守管理」「建物・設備の保守管理」を日立製作所が行う。平成20年度~から平成43年度末までの契約で、契約金額は約245億円である。
●陽子線治療の課題
この陽子線治療も万能ではなく、動き続ける臓器のがん(例:胃がん、大腸がん)には不向きであり、全身に広がった白血病や悪性リンパ腫には適応ではない。そのため前立腺がんでの実績が多い。
また、治療には概ね300万円程度要する。名古屋市民(但し、1年以上在住)には減免制度もあるが、広く市民から集めた市民税で高額な治療設備を整備・提供することには開設までに多くの議論があった。
●黒字化には年間800人の利用が必要
現在の患者数は概ね400人程度である。赤字の解消には年間治療者800人程度が必要となる。そのためには、医師や看護師の充実が必要であると共に、より効果的な治療法を検証しながら、この陽子線治療に適した患者に陽子線治療センターの利用を促していくとのことであった。
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執行部からの説明の後、かの有名な
河村たかし名古屋市長にお時間をいただくことが出来ました。
初めてお会いしましたが、ユーモア満載の河村節はもちろんですが
それ以上に驚いたのは、様々な施策の詳細な情報が頭に入っているということです。
例えば、上記の視察で聞いた陽子線センターについて市長の考えを伺いましたが、
その際には赤字黒字の分岐点となる費用や患者数などの数字がサラッと出てきます。
豪快なイメージが強い河村市長ですが、
政策にも通じ、繊細なところを見ることが出来ました。
以上で、会派視察の報告を終わります。
来週からはいよいよ6月定例会が始まります。
昨日に続いて、会派視察の報告をしたいと思います。
今日は愛知県庁で取り組む「産業空洞化対策減税基金による補助制度」についてです。
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愛知県庁
視察内容 「産業空洞化対策減税基金による補助制度について」
●減税の代替措置として、企業の研究開発等を支援
愛知県では企業に対して法人県民税の減税を行う代わりに、減税基金を設立し、毎年50億円積み立てて、それを原資として企業支援を行っている。それが今回視察を行った産業労働部が所管する「産業空洞化対策減税基金による補助制度」である。この制度には下記の3つの補助金メニューが存在する。
① 21世紀高度先端産業立地補助金(大規模工場・研究所の投資を支援)
② 新あいち創造産業立地補助金(注所規模の投資案件の支援)
③ 新あいち創造研究開発補助金(企業の研究開発や実証実験を支援)
●特徴は大企業を含めた補助と成長が見込まれる分野への集中投資
愛知県ならではの特徴として挙げられるのは、一般的にこうした企業支援が中小企業を対象にしていることが多いが、大企業を多く存在する愛知県では大企業も対象としている。(但し中小企業は2/3、大企業は1/2以内)
また、いずれの補助金も将来的に成長が見込まれる分野を対象としており、具体的には、次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、健康長寿、情報通信、ロボット等としている。
●補助事業の成果
上記①と②の産業立地補助金の採択実績は、平成24年度で42件(補助見込額56億円)、平成25年度では49件(補助見込額38億円)となっており、企業の総投資額は1,941億円余と推計されている。また、雇用維持・創出効果も21,000人余となっており、大きな成果を上げている。
そして③の研究開発補助金も制度開始後の3年間で毎年概ね70件、7億円程度を交付している。初年度(平成24年度)の対象事業のうち、商品化・生産稼働に繋がったものが8件(14.5%)、試作品完成・開発技術の実証段階に進んだものが38件(69.1%)となっており、この補助金制度が成果を生みだしていることを示している。
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「広く薄くの減税」と「減税相当の効果のある事業を行うこと」の
いずれに軸足を置くか・・・。
減税政策を目玉に選挙選が行われ誕生した大村知事ならではの
葛藤があったのだと思います。
いずれにしても、愛知県の産業振興に掛ける予算・スケールの大きさに
一番驚かされました。
企業の99%が中小企業の埼玉県と背景・条件はややことなりますが
大いに参考になる施策でした。
先日、【警察危機管理防災委員会】の視察で
福島に行ってきた旨をご報告しましたが、
実は和光に戻って3日後には、次の視察に出発しました。
今回は、会派「刷新の会」の会派視察です。
3箇所を回る視察でしたので3回に分けてご報告します。
今回、私が会派を代表して報告をまとめる役目でしたので
そちらをベースに視察報告に代えたいと思います。
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【株式会社まちづくり岡崎】
視察内容 「まちゼミの取り組みについて」
●“まちゼミ”とは
愛知県岡崎市では、かつて通行人同士がぶつかり合うほど栄えた商店街も近年では通行量は10分の1に減少、また市内で800店あった店舗数も3分の1にまで減少するなど危機的な状況にあった。ジャズフェスティバルや花火大会などのイベント事業は行っていたが、継続的に「来店者」を増やす必要があった。そこで商店街の最大の魅力である「人=店主・スタッフ」に注目し、各商店が講師となり、各店の専門知識を無料の講義形式で提供する“まちゼミ”事業を始めた。
各講義は1時間程度で、実技や経験を織り交ぜた参加型の講義である。その際のポイントは「販売は行わない」という点であり、ファンづくりに徹底している点である。
●「買い手・売り手・世間よし」の三方よし
お客にとっては、無料で知識が得られて楽しい、というのが最大のメリットであるが、その他にも新しいお店の開拓、仲間との出会い・交流の場にもなっている。
お店にとっては、その場での販売は行わないが、店や商品のことを知ってもらい「新規見込み客」の確保に繋がる。即効性はなくとも実績を伺うと確実に売り上げ貢献に寄与しているという。
また商店街全体としても、市街地エリア全体のイメージアップになる他、まちゼミ実施店同士の連携やコラボレーションが生まれ、まちの連帯感アップに繋がっている。
●まちゼミの普及にあたって
現在、埼玉県でも川口市、川越市、東松山市、深谷市で実績がある。今後、新たにまちゼミを行う場合は、その趣旨(例:販売は行わない等)を十分に理解した上で継続的に取り組むことが重要である。導入時には、行政による補助金やマスコミによる周知などが得られると事業成功に繋がりやすい。
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ちなみに、和光市で行っている「和こたん」にも通じるものがありました。
和こたんはNPOなどの商店以外も行っていますが、
それを商店に特化したイメージをもっていただけるといいかと思います。
明日は、「愛知県庁」にて伺った『減税基金事業』について
ご報告致します。
今週末はまず、佐久市・和光市のスポーツ交流会へ。
今年で22回目の開催です。
ミニバス、サッカー(→雨天のためフットサル)、
野球(→雨天のためドッジボール)での交流競技が行われました。
子ども達にはこの交流会を通して将来の友達、
ライバルとの出会いがあるかもしれませんね。
私も佐久市の体育協会や職員の方と意見交換をさせていただきました。
佐久市はマレットゴルフやバルーン(=気球)など様々なスポーツ行事が盛んな地域です。
一般質問に繋がるヒントをたくさんいただきました。
そして、午後は本町小学校で開かれた
義足の鉄人、リオパラリンピックのトライアスロン競技出場を目指す
古畑 俊男選手の講演会へ伺いました。
土曜日授業参観の5時間目と一般開放を兼ねた企画で
児童たちと一緒に話を聞きました。
私が印象に残った言葉は
「私は既に100個以上のメダルを手にしている。
だからこそ、一番成し遂げたいのは表彰台の1番高い場所に
日の丸を掲げることです」
という古畑さんの夢です。
まさにトップアスリートとしての言葉、感動しました!
これからも応援したいと思います。
そして、それと同じくらい印象に残ったのは
古畑選手の話を真剣に聞く、子供たちの姿です。
質疑の時間には競うように手を挙げて堂々と質問を投げかけていました。
とても立派だったと思います。
さて、最後にひとつお知らせがあります。
現在、松本たけひろ和光市長のチラシが
ポスティングされていることと思います。
表面・右下に「茶話会」の案内があります。
今回、その茶話会にゲスト参加させていただくことになりました。
6月22日(日)
14時30分~16時30分
勤労青少年ホーム 2階
(資料代として100円)
和光市に関係する県の事業や最新の県の話題などを
お伝え出来ればと思います。
皆様是非ご参加いただければと思います。