井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんばんは。
まずは、本日の街頭活動の報告をさせていただきます。
『配るホームページ』を配らせていただきました。
〔朝〕…成増駅…170名の方に受け取っていただきました。
〔夜〕…和光市駅北口…300名の方に受け取っていただきました。
ありがとうございます。
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さて、本日は、松本議員とともに
埼玉県内の若手政治家の方との「議案勉強会」を行ってきました。
本日参加していたのは、
・戸田市
・新座市
・東松山市
・和光市 の議員です。
各自治体の6月議会で、
「どんな議案が話し合われ、ポイントはどこにあるのか?結果はどうなったか?」を
持ち寄って発表します。
今日の勉強会で、一番感じたこと、それは、
『予算とは、必要とされるものに使うものである』、ということです。
・・・当たり前のことかもしれませんが、その“必要とされるもの”が
自治体によって異なるということです。
たとえば、東松山市では、6月議会で補正予算を組みました。 その目的は、
「アライグマ 及び ハクビシンの捕獲対策」です。
東松山市では、これらの動物(=外来種)が増えて困っているそうです。
その駆除のため、罠の費用など、追加の予算を組んだということです。
和光市では、アライグマが出るということはあまり聞かないので
予算化されることはありませんが、東松山では深刻な問題であり、
“必要とされる対策”なのです。
このように自治体によって、予算の使われ方は変わります。
だからこそ、『和光の予算の使われ方は良いのか?』 を客観的に見られるように、
ほかの自治体との比較という視点が大切だと実感しました。
昨日22日(金)の活動報告をさせていただきます。
午前中は、6月定例会の議会報告作成をしていました。
おそらく、来週半ばから配り始められると思います。
そして、午後からは浦和の埼玉県庁で行なわれる
『県議会』の傍聴に行ってきました。
※本当は「浦和駅」から行くのが近いのですが、
昨日の架線トラブルのJR停止があって、埼京線の「中浦和駅」から
行くことにしました。
和光市議会の傍聴はこれまで何度も行きましたが、
県議会は初めてです。
(県庁にはサラリーマン時代、何度か足を運んでいました。)
現在、埼玉県議会は94名で構成されています。
和光の市議会は22人ですから、4倍以上の人数。
議場もとても広い作りになっていました。
さて、昨日の午後からの議事は「一般質問」です。
●吉田芳朝 議員
●西山淳次 議員
のお二人方がこの日の発言者です。
埼玉県議会の進み方は、
和光市議会のそれとはまた異なっています。
・まず、質問者が30分程度、壇上で発言する。
↓
・その後、質問に対する執行部(=知事や県庁職員)の回答が
約1時間にわたって行なわれる。
↓
・その後、「再質問」⇒回答⇒「再々質問」・・・
となります。
ですが、吉田議員の場合も、再質問は3点、再々質問が1点。
西山議員は「壇上での質問」のみで、再質問はありませんでした。
和光市議会は、各議員が壇上で話す時間の平均は約10分、
その後、執行部(=市長や市職員)の回答を受けて、その後、
一問一答で詳細を詰めていくやりとりに、残りの20分を使うのが一番多いケースです。
県議会だとより大局的な質問になるために、
こういう手法なのだと思います。
そういう意味でも、別の議会を見るのは大変参考になりました。
そして、何より、県議会で決まった政策や補助金をもとに
各市町村が政策を実施していくので、県議会の内容を
十分に知っておく必要があると、痛感しました。
そして、時間があれば、県議会以外にも
他の市・自治体の議会にも行ってみたいと思います。
こんにちは。
(昨日、16日〔土曜日〕はブログをお休みさせていただきました。)
さて、私自身の一般質問は終わったので、
この週末は資料の整理や、本を読むなどに時間を使っています。
それと、昨日は
和光市図書館講座 『裁判員制度について』に参加してきました。
(参加者は、20名程度だったと思います。)
平成21年から開始する「裁判員制度」、
これは、国民が刑事裁判に参加し、
・有罪かどうか?
・有罪ならば、どのような刑にするべきか?(実刑か、執行猶予か?)
を決める新しい司法制度です。
もともと、裁判が身近ではないことや、
一般市民の感覚で、事件を見つめることの必要性から導入されることになりました。
この日の講座は、さいたま地方裁判所の方がいらしていて、
「裁判員制度」を題材にした
●映画 『裁判員』 を1時間見る
●その後、質疑応答 という内容でした。
簡単にまとめると、
裁判員になる可能性のある人⇒選挙権を持つほぼ全員 です。
そして、その中から電子抽選がされて、裁判員候補者が決まります。
この時点では、まだ正式に決定ではありません。
裁判長との面接を通して、決まります。
もちろん、事情があって辞退することも出来ますが、条件は限られています。
逆に偏った考えや価値観を持っていると判断された場合は、
検察官・弁護士が「この人はちょっと・・・」と除外することも出来ます。
ちなみに。私も選ばれる可能性はあります。
但し、「地方公共団体の議会の議員は、議会中に限り、辞退できる」という
取り決めがあるそうです。
映画では、放火を犯した被告人を有罪かどうか、そして、どのような刑が適当か?を
6人の裁判員+3人の裁判官が評議をして決める、という設定でした。
自分で自首してきたので、有罪は決定的。
その上での、量刑を決めます。
最初は情状酌量の余地がある・・・として、執行猶予が認められそうだったのですが、
放火の後、場合によっては死人が出るかもしれないことをわかっておきながら、
犯人は現場から逃げた、ということを主人公のサラリーマンが聞き出し、
結果、実刑が適当である、という結論に達する・・・という話でした。
この映画では、全員一致で結論が出ましたが、
実際には様々な考え方がぶつかり、そうは行かないかもしれません。
なんにしても、人の人生を決めることになる、裁判員制度。
選ばれる可能性は決して高くありませんが、
国民一人一人が、しっかりと理解しておかないと
身近な司法・裁判なんていうのは実現できるはずがありません。
私も、これからもこの制度については、勉強を続けていきたいと思います。
※今回の説明は随分と端折って説明しています。
その点、何卒ご了承ください。
こんばんは。
本日は朝霞の市民会館で開かれた
『ダニエル=カール氏 講演会』を聞きにいってきました。
・外国から見た日本
・日本の原点回帰
といったトークテーマはありましたが、
決して難しい話ではなく、山形弁を交えてとても面白い話でした。
特に印象に残った話題を紹介します。
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『自慢vs謙遜』
日本人は、
自分のこと・自分が用意したお土産・自分の住んでいる(生まれた)まち など を
「つまらない」「何もない」という。
そんなことはない。それにもっと気付いてほしい。
(自慢しろとはいわないが)、例えば年配の方こそ、自慢をしてもらえると、
若い者は自信を持って、自分のことを、自分のまちを好きになれる。
『日本が気付かない良いところ』
例えば、交通網。
自動車に乗らなくて、国内ほとんどのところに行くことができる。
(飛行機・新幹線・電車・バス・タクシーetc)
その広域な公共交通網は、アメリカでは考えられないことだ。
そして、分単位で正確に刻まれる「時刻表」。
欧米から見ても、ここまで正確なところはないらしい。
営業マン時代は、その時刻表と携帯サイトの「乗り換え案内」を
駆使して営業を回ってましたが、それは日本だからこそなんですね。
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講演会はとても有意義でした。
そういう意味では私も和光の生まれ・育ちではありませんが、
他のまちを知っているからこそ、和光をよいまちだと思えます。
いつかダニエル=カール氏のように
生き生きと、楽しく和光のよさを皆さんに伝えられるように
なりたいと思います。
今日は昨日に引き続き、
朝9時半から大和田一紘氏の『財政勉強会』に参加してきました。
2日間参加して、大変参考になりました。
皆さまにも興味持っていただけそうな内容もたくさんありましたので、
このブログにも後日アップさせていただきます。
なお、その勉強会のあと、
オプション講座で『政務調査費』についてのディスカッションにも
参加してきました。
政務調査費は、まさに政治家個人の倫理観が試されます。
しっかりと“調査”のために使ってまいります。
⇒和光市の政務調査費は、月額上限2万円までとなっています。
ここでひとつ、私の考え・スタンスを伝えさせていただきます。
私、井上わたるは、政務調査費を
政治活動報告(=チラシ「配るホームページ」)には充てません。
昨日のディスカッション参加者や、和光の既存議員の中にも
この政務調査費を、会派の活動報告・議会報告に
充てている方もいるようです。
しかし、私個人的には、そのことに違和感を覚えます。
活動報告は、
①、議会で何が審議されたか? という【全体】と
②、その議員個人が、何を発言したか?どういう回答を得たか?
という【個人】とを伝える内容になるはずです。
②が入る以上、そのチラシは個人(または会派)のPRに繋がります。
政務調査費も当然、「税金」ですから、
「私の納めた税金で、議員は自分のPR活動をしているのか」と考えるのが
市民感覚ではないでしょうか。
市によっては、禁止している場合もあるようですが、
多くは了承されています。
私は、あくまでも自分の判断として、上記の方針で
この政務調査費を使用してまいります。